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投資の考え方7/私の選んだ仮想通貨の運用銘柄と運用している会社 その2

私の選んだ仮想通貨の運用銘柄と運用している会社 その2

前回の記事を投稿した直後、私はXRP(リップル)の価格が大きく動いていることに気づきました。通常運用レンジ482円から493円を大きく割り込んだのです。

そのときはニュースを知らず、単に市場の動きに基づいて「プチ下落が始まった」と判断しました。1月27日10時49分時点での最安値は460円で、私はそのタイミングで反発が始まるだろうと予測しました。しかし、実際にはその後もう一段下落し、2番底として414円付近をつけました。


何が起こっていたのか?市場の背景を理解する

翌朝、ニュースで今回の急落の背景を知りました。具体的には次のような要因が絡んでいます:

  1. 中国AIスタートアップ「DeepSeek」の登場

    • DeepSeekが、OpenAIのGPT-4(o1)並みの性能を持つ大規模言語モデルを従来の30分の1以下のコストで開発し、無料版をリリース。このニュースがAI市場の需給見通しを大きく揺るがしました。

    • その影響で、米ナスダック総合指数が3.5%以上急落し、それに連動するAI関連仮想通貨やビットコインマイニング株が次々と下落しました。

  2. 為替相場の円高進行とトランプの関税

    • 米ナスダックの急落を受けて、為替市場で円高が進行したことも、日本市場での仮想通貨価格に影響しました。仮想通貨は円建て取引が多いため、円高になると価格が押し下げられる傾向があります。

    • ビットコインと米国株価指数との相関関係は依然として強い状態にあり、ナスダック100指数との相関係数は+0.78を示しています。

    • トランプ政権による関税引き上げ発言が米国経済の減速懸念を助長し、長短金利差(10年債利回り-2年債利回り)の縮小が進んでいます。



私の行動:通常運用レンジを基準に判断

今回の相場の動きに対し、私が取った行動は次の通りです:

  1. 価格が大きく下落した局面で買い注文を設定

    • 私はあらかじめ、460円未満でも買い注文を設定していました。このようにして、通常運用レンジを大きく下回った価格帯でも自動的に購入できるよう準備していたのです。

  2. 朝の反発で一部を利確

    • 翌朝、XRPは477円まで反発しました。この時点で一部を469円以上で売却し、利益を確定しました。

  3. 残りは通常運用レンジで売り待ち

    • 私の通常運用レンジ(482円~493円)に戻るまで、残りのXRPは売り待ちを続けています。この戦略は、急な変動にも柔軟に対応しつつ、普段の運用スタイルを守るものです。


私の投資法:価格変動に柔軟に対応する

今回のケースは、私の投資スタイルを象徴する場面でした。ポイントは次の通りです:

  1. 通常運用レンジを基準にする

    • 私はあらかじめXRPの「通常運用レンジ」を設定しています。この範囲を大きく下回る局面では買い、通常レンジに戻る際に売る。このシンプルなルールを守るだけで、相場の急変動にも対応できます。

  2. ニュースで背景を確認し、今後の方針に活かす

    • 初めはニュースを知りませんでしたが、事前に対策を立てていました。
      翌朝にニュースを確認して背景を理解しました。これは、私の投資戦略の方向性を考え直す契機になります。

  3. 焦らず、長期的な視点を持つ

    • 今回の急落では、2番底がありました。マーケットだけに反応していたら、短期的な反発にとらわれ、投資方法を間違ったことでしょう。

    • きちんとしたプログラムで、短期的利益を得ました。


初心者へのアドバイス:相場の急変に右往左往しない

仮想通貨市場は、株式市場以上に変動が激しいため、初心者は急変に備える準備をしておくことが重要です。今回のケースから学べるポイントをまとめます:

  1. 自分の基準を作る

    • 私のように通常運用レンジを設定することで、判断基準を明確にし、感情がでしゃばる場面をなくしましょう。

  2. あらかじめ買いと売りを設定する

    • 急変動時には自分が思った通りに動けないことが多いです。事前に買い注文や売り注文を設定しておくと、チャンスを逃さずに済みます。

  3. ニュースをきちんと分析することが重要

    • 市場に影響を与える要因を冷静に分析することが、次の判断に生きてきます。ニュースに惑わされすぎず、全体像を把握する癖をつけましょう。

    • 私たちは技術革新の早い世界に生きています。未来を知った人間はいませんが、AIが急速に低価格化することは予想できます。そのことがさまざまなカーケットを急変させることを念頭におきましょう。

次回の記事では、私がどのように通常運用レンジを設定し、銘柄選びを行っているかについて具体的に解説します。ぜひお楽しみに!


まとめ:私の投資スタイルを通じて学ぶ

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