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ゴンファーCPF対藤岡飛雄馬、観戦レポート・WBCアジアSバンタム級王座決定戦、2019年9月20日
先程、ゴンファーCPF対藤岡飛雄馬(宮田)のWBCアジアスーパーバンタム級王座決定戦を観戦して参りました。(2019年9月20日SNSに投稿、2024年8月4日加筆)
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ゴンファー・CPF選手は、これまで28勝(14KO)1敗、WBC世界スーパーバンタム級15位の世界ランカーで元WBCユースフライ級王者、元OPBFシルバースーパーフライ級王者でもあり、スーパーバンタムに階級を上げてWBCアジアタイトルを狙います。ただし、WBCアジアスーパーバンタム級はタイの別のプロモーター(ナコンルアンプロモーション)が抱えるチャイノイ・ウォラウット選手が王座に君臨している為か、今回は”ダイアモンド王座”を掛けて、日本の宮田ジムの藤岡飛雄馬選手と戦うことになりました。
藤岡選手はこれまで10勝(1KO)9敗1分、世界ランカーの赤穂亮選手と戦ったり、韓国や中国への遠征も経験しており、負けも多いですがゴンファー選手にとって、侮れない対戦相手と言えるでしょう。
今回のタイの試合は、バンコク効外のホテルの駐車場の特設リングという屋外の試合でした。藤岡選手は海外の試合も慣れているからか、試合前はリラックスしている様子でした。
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金曜日の午後13時45分からテレビ中継が始まり、リング上で長いセレモニーが始まります。チケット制でなく、スポンサーのCPフード社などの宣伝をセレモニーにも折り込むので長くなります。ゴンファー・CPFというリングネームは、スポンサーのCPフード(CPF)からとったものです。
ようやくゴングが鳴ったタイトルマッチ(10回戦)の試合の序盤、暑い中ですが、藤岡選手の動きも良く見えました。4ラウンド終了時の公式採点は 40-36, 40-36, 39-37でしたが、ゴンファーと藤岡選手、五分五分の印象でした。藤岡選手のボディ攻撃や、いきなり左ストレートなど有効に見えました。
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藤岡選手は、ディフェンスも良く、ゴンファー選手のパンチの威力も殺していたし、4ラウンド以降にも期待を持たせる内容でした。しかし、高温多湿の環境の中で、藤岡選手はラウンドが進むごとに徐々に消耗して、9ラウンドTKO 負けを喫しました。
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8ラウンドまでの採点、ゴンファーの78-74、79-73、78-73で迎えた9ラウンド、高温のリングも慣れているゴンファー選手はペースが落ちず、藤岡選手に連打をまとめたところで、セコンドがタオルを投入しました。リングの下で観ているだけでも、ものすごい湿気の中で、リング上はもっと過酷だったと思います。藤岡選手はゴンファー選手と比べて運動量も多く、リング上で熱中症のような状態になっていたのかもしれません。
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しかしピンクパンサー・藤岡飛雄馬、世界ランカー相手に健闘しました! いい試合でした。
藤岡選手、タイでのリベンジマッチ ↓ ↓
ゴンファー対藤岡戦、試合動画 ↓ ↓