"全ての傷は、私たちを強くしていく"シーサケット選手出演・栄養ドリンク「M-150」のタイのテレビCM2017年バージョン(日本語訳)
シーサケット・ソールンビサイ(またはナコンルアンプロモーション)対ローマン・ゴンザレス戦後、タイで放送されていたテレビCMです。(2017年9月)
「"全ての傷は、私たちを強くしていく" シーサケットの話を聞いて下さい。タイ人は皆、立ち上がって、再び戦う力を持っています。このクリップを、意気消沈するすべてのタイ人に送ってください。立ち上がり、もう一度戦いましょう!」
以下、映像より、、2017年9月10日の朝、ローマン・ゴンザレス戦から1日後、シーサケット談 ~~ 13歳の時からムエタイのリングに上がった。始めは適当に蹴ったり殴ったり。初めての試合でノックアウト勝ちしてファイトマネーを100バーツもらった。
田舎ではムエタイ(ボクシング)は稼げないし、恋人の両親からはボクサーに何が出来ると見下された。ムエタイ(ボクシング)なんかでは、未来がないと言われた。恋人とこれからどうしようかと相談した。
バンコクに出て、仕事を探そうかという話になった。そして、バンコクに出て来た。もう20バーツしか残っていなかった。歩いて仕事を探して、サムローン(バンコクの地域名)のセントラルバンナー(セントラルデパート、バンナー店)の従業員の募集にも応募したけど、受からなかった。
警備員になろうと、一度はそう決めた。でも、一日中立ち仕事で、やっていられなかった。
そして見付けたのはゴミの収集の仕事だった。食べ物のゴミの中で、まだ期限が切れていないもの持ち帰り、夕食にした。その頃は本当に苦しい日々で、恋人も同じ想いだったろう。頑張ろう、なんとかチャンスを待とう、待とうって。もう一回、もう一回と。
--チャンピオンベルトと過去の試合映像---
リングに上がったら、チャンピオンベルトは審判に預けて、それは自分のものではなくなる。(肩書は関係なく)ただ戦う男になるだけ。
ただ、戦うだけ。私だって負けたことはある。
恋人といつも言ってました。次のファイトは私たちの希望だって。私たちの日が来るって。勝った時も負けた時も、私たちの日が必ず来ると希望を持ってやってきました。--- 9月9日試合映像、対ローマン・ゴンザレス戦のノックアウト場面--- やったぞ! 俺はやったぞ!
----- 全ての傷は、私たちを強くしていく。
↓↓ 映像
↓↓ 続編(2019年)
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