ご飯が目当てで泊まる宿潮里
私にとって県内とは言え、なかなかおおっぴらに「旅行に行った」とは言いにくくなった今日このごろ。緊急事態前に行った懐石宿潮里について #旅のフォトアルバム として記す。
紹介する懐石宿潮里は、兵庫県たつの市の新舞子海水浴場に隣接している。
以前に訪れた時は砂浜で遊んだりもした。背後に見える建物が潮里。
遠浅の干潟に陰影をつくる朝夕の景色が綺麗だとか。
今回は生憎の雨だったけれど、播磨灘にかかる虹が見れたのはラッキー。
旅館の中をストリートビューで探検すると、旅の想い出が蘇って楽しい。流石にエレベーターには乗れないけど、食事する席には入ることができる。
懐石宿なのだから、早速本題の料理にいく。お品書きが凄い達筆。
※※※ 以下、飯テロ注意 ※※※
「玉〆 百合根 アボカド 枝豆つみれ 順才 青紅葉麩 銀庵」←先頭が料理名で、以降は食材を羅列するスタイル。
鯛、鶏モモ、ホタテ、...が入った土瓶蒸し。鯛と他の食材が共存して大丈夫か心配してしまうところ、絶妙の控え目な味付けで調和している。
迫力ある旬魚盛り合わせ!!!下に敷かれているワカメまでウマい!と言って食べていたら、後半戦で満腹になって後悔した。刺身ウマいのは言うまでもない。
このあたりにくると「なんかわからんがウマい!」とか言い出す。食レポ記事を書き始めておいてなんだが、私には味を表現する語彙がない。
和風ブイヤベースは優しい味。焼いてから煮てるんだろうか。ともかく手間がかかっていそうで真似できない。
固形燃料に着火してくれるタイプのすき鍋。玉ねぎは先に入れて、ゆだってきたら和牛をサッとくぐらせて食す。
鮭の酢の物。この辺になると満腹のあまり「ゴールが見えてきたぞ!」とか言いだす。
日本人としてはホッコリする三点セット。ウナギの釜飯は「おかわりもあるよ」と言われるも入らず、夜食用におにぎりにしてもらう。
季節のデザートでフィニッシュ!!!
人気なのか温泉付きの部屋から埋まってゆくけれど、温泉なし部屋だろうと、共用浴場で他のお客さんと鉢合わせたことはなく、もはや貸し切りと変わらない。
朝風呂していると子供たちとじっちゃんばっちゃんが砂浜を散歩しているのが見えた。吾輩は全裸である。
夕食程ではないにせよ、朝食も満足のボリューム。
また行きたいなという気持ちを込めて記す。
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