告訴・告発等のパラレルワールド 守りから攻めの全知識

概ね20年間の告訴状・告発状等の書類作成業務の全知識を公開。被害者が知っておくべき,ポイント,その他。告訴状は被害者にとって,最強の武器であるからこそ,パラレルワールドの別次元。

告訴・告発等のパラレルワールド 守りから攻めの全知識

概ね20年間の告訴状・告発状等の書類作成業務の全知識を公開。被害者が知っておくべき,ポイント,その他。告訴状は被害者にとって,最強の武器であるからこそ,パラレルワールドの別次元。

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被害者は告訴状を警察に提出すべき!

情報化社会が進む中で犯罪は複雑・多様化。そのような情報化社会の中で個人の権利意識が高まり,告訴・告発をして処罰を求める情報化社会の時代。そこで,本記事は長年の実務を通じて,被害者にとって有益な情報を提供したい。 第1「被害届」と「告訴」の違いを一言 「告訴」は「被害届」と明確に異なる点は,「犯罪事実を明らかにして,犯人の処罰を捜査機関に要求する手続き」である。犯罪の被害者らの保護救済のために認められているものである。したがって,「犯人の処罰を求める」という点で,単に被害を

    • 警察は悪質な迷惑駐車等、業務妨害罪を適用せよ

      コンビニに無断駐車1万時間超、約920万円の支払い命じる 大阪地裁 2018.7.26 19:38 産経ニュース記事引用https://www.sankei.com/west/news/180726/wst1807260074-n1.html コンビニエンスストアの駐車場に1万時間超も無断駐車したとして、大阪府茨木市のコンビニ経営者が府内の車の所有者に損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、大阪地裁であり、古谷真良(まさよし)裁判官は男性に約920万円の支払いを命じた。所有者側

      • 「署長、副署長を出せ」警察署に4時間半以上居座り続けた80歳女 建造物不退去の容疑で現行犯逮捕記事について

        「署長、副署長を出せ」警察署に4時間半以上居座り続けた80歳女 建造物不退去の容疑で現行犯逮捕 10/20(火) 5:50配信 東海テレビ記事引用 愛知県警中署 19日午後「署長、副署長を出せ」と愛知県警中署に居座り続けた80歳の女が、建造物不退去の現行犯で逮捕されました。女は来署から4時間半以上居座っていました。警察によりますと、19日午後1時半ごろ、愛知県警中署を訪れた80歳の女が「警察官への不満や要求を言いたい」などと副署長への面会を繰り返し求めました。女はその後「署長

        • 年収3割削減・ボーナスゼロ、全日空が労働組合に提示記事について

          年収3割削減・ボーナスゼロ、全日空が労働組合に提示…無給で2年間休業できる新制度も 10/7(水) 19:05配信 読売新聞オンライン 記事引用 誰がこんな日本にしたのか・・ 飛行機に搭乗して,客室乗務員やパイロットの方々に,改めて尊敬の念を感じる。 それに比べて,公僕の公務員はボーナスありで給与が下がることもなく,給付金を受け取った・・ 尊敬できるパイロット・客室乗務員の方々に改めて感謝を言いたい。 何かできることはないのだろうか。 国会議員は自分さえよければよ

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          水産業者が5億円脱税疑い 福岡地検、2人逮捕記事について

          水産業者が5億円脱税疑い 福岡地検、2人逮捕 10/6(火) 13:45配信 共同通信記事引用  福岡地検は6日、架空の仕入れを計上するなどし税金約5億円を免れたとして、法人税法違反や消費税法違反などの疑いで、福岡県柳川市の水産物加工販売会社「善明」の代表取締役吉川昌秀容疑者(32)と、従業員高口直美容疑者(57)を逮捕した。逮捕容疑は、架空の商品仕入れを計上するなどし、2016年7月期~18年7月期の所得計約4億9400万円を隠し、法人税と地方法人税計約1億1900万円を免

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          しゃれにならない警察官,まともな裁判官の記事について

          告訴状の受理遅れ「不適正」 東京簡裁 2012/10/2付 警察官が手続きを忘れ、告訴期限内に告訴状が受理されなかった器物損壊事件の判決が2日、東京簡裁であり、三好一幸裁判官は告訴を有効と認定した上で「処理は著しく適正を欠いていた」と警察の対応を批判した。弁護人によると、被告の男(30)は昨年5月、東京都中野区の路上で信号待ちしていた際、交差点を曲がってきた乗用車に右手首がぶつかり、停車させるために車体の左側面を蹴って傷つけた。運転手の男性は昨年7月、中野署に告訴状を提出。同

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          押印があっても○○が必要・・パラレルワールド,その2

          本来,司法警察員が作成すればよい告訴状を警察は行政書士・弁護士等に作成してもらうよう薦めてきます。これも前に述べたとおり,「仕事量の削減」及び一部の司法警察員に書類作成能力がない,というのが現実です。このような状況の中,被害者が告訴状を作成し持参したところで,新たなる壁が存在します。その場で言えば良いものを,数か月後「押印があっても直筆の署名でなければ,受理できない」などなど言われることがあります。この根拠は以下のとおり, 刑事訴訟法規則60条(公務員以外の者の書類) 第6

          押印があっても○○が必要・・パラレルワールド,その2

          巡査部長以上でなければ,告訴を受けられない・・パラレルワールド,告訴不受理係,その1

          警察官にも,様々な種類があります。例えば,通常告訴をする場合,司法警察員と呼ばれる刑事に告訴状を提出する必要があります。司法警察員の根拠条文として, 昭和29年国家公安委員会規則第5号 刑事訴訟法第189条第1項および第199条第2項の規定に基づく司法警察員等の指定に関する規則 第一条 警察庁および管区警察局に勤務する警察官のうち、巡査部長以上の階級にある警察官は司法警察員とし、巡査の階級にある警察官は司法巡査とする。 したがって,巡査部長以上に「告訴状」を提出しなければ

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          警察官が告訴状を見た途端,ロビーに告訴状を放置して逃げていった・・警察が告訴状を嫌がる本当の理由

          警察が告訴状を嫌がる理由を一言。 内部的な仕事量(業務量)が増えることが理由 要は,事件<書類作成等の仕事量 本来なら,国民のために勤勉に仕事をこなさなければなりません。また,以下のとおり,刑事訴訟法では, 第241条 告訴又は告発は、書面又は口頭で検察官又は司法警察員にこれをしなければならない。 ○2 検察官又は司法警察員は、口頭による告訴又は告発を受けたときは調書を作らなければならない。 第242条 司法警察員は、告訴又は告発を受けたときは、速やかにこれに関する書

          警察官が告訴状を見た途端,ロビーに告訴状を放置して逃げていった・・警察が告訴状を嫌がる本当の理由