教師の働くイメージを変えていく必要がある!
こんにちは、小谷ちいです!
以前、岐阜新聞等に、次の内容が掲載されましたね。(以下はNHKです)
「長時間労働」が79%
記事から感じるのは、教員職業に対する印象が、先入観によって強く影響されているということですね。
先輩教師の話やインターネット情報から、休日出勤や残業、待遇などがあまり魅力的ではないとの印象が広まっているようです。
実際の状況がある程度事実であることは確かですが(笑)、一方で改善されている学校も増えています(ただし、部活動を除く場合、来年度についてはまだ未確定です)。
例えば、17時を過ぎたら電話に出る必要がない、18時には退勤するような会議や打ち合わせを簡略化する(それでも18時なのですが)など、週45時間を超えないような努力をしている学校が増えています。
昔は、初任教師は地元を離れて単身赴任し、大変な時期が続いていましたが、今では地元(またはその近く)で勤務することが多くなり、家族や地元のサポートを受けることができるようになりました。
初任教師の研修も簡素化され、少ない負担で新しい環境に適応できるように工夫されています。
待遇については、実は、岐阜県は初任給が他県に比べて良い方に位置しています。
さらに、ここ10年間で待遇も向上しています(ただし、経験年数が上がると他県に逆転されることもあるかもしれませんが)。
ですから、
今後の改善点
として考えられるのは以下の点です。
イメージの修復: 「○○県はどの市町でも教員の待遇が~ところが優れています!」など、ブラックなイメージを払拭する情報発信が必要です。それも早急に進めなければ、他県との競争に負けてしまうかもしれません。これは非常に重要な課題です。
若手教員のサポート体制の強化: これは難しい課題かもしれません。多忙な状況で初任者教師が質問する機会を増やすべきです。週に1回の初任者指導だけでは不十分です。質問や相談を受け入れる窓口をもっと増やし、初任者教師の負担を減らすべきです。そうしないと、彼らが疲弊してしまう可能性が高まります。
言い換えると、初任者教師は企業で言うところの「係長(主任)クラス」にすぐさま飛び込むことになります。
児童生徒を指導し、多くの業務を遂行しなければなりません。
サポートしてくれる先輩教師はいるでしょうが、忙しい現場が多いです。
また、指導方法やアドバイスが教師によって異なることもあり、混乱することもあるかもしれません。
研修も、勤務しながら1年かけて行われます。
もしかしたら、企業での試用期間や研修プログラムが教育の世界にも取り入れられるべきかもしれませんね。
何が最良かは個人によるでしょうが、一つ言えることは、「必要な時にサポートを受けられない」という問題が、フォロー体制の不足を示している可能性があるということです。
最後に、Mさんのような状況にある方々にとって、フォロー体制の一部となることで、状況を改善する手助けができる可能性があることを考えてみてもいいかもしれませんね。
若い世代への支援は、将来の教育の質を向上させる重要な要素です。