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「総合的な学習の時間」は必要だと思うの!

小谷ちいです!
今日は、当たり前のことかもしれませんが、「『総合的な学習の時間』っているべき?」というテーマについて、Mさんの意見を紹介します。
「総合的な学習の時間」は、児童が自ら学び、自分で考える力や学び方、異なる教科の知識を結びつける能力を養い、より優れた問題解決力や資質を育むことを目指していると理解し、これは単一の教科だけでは難しいため、異なる教科を統合的に取り組むことが重要だと考えています。

Mさんは、このような力が今後の教育において不可欠であると感じています。
例えば、国語や算数の時間で得た知識を総合的な学習の時間に生かすことができます。
同時に、逆の視点から見ると、総合的な学習の時間を通じて各教科の資質や能力を向上させることが極めて重要です。
特に、フリースクールの場では、生徒が自らの興味に基づいて学習を進める自由な時間が重要視されています。
そのプロセスで、どの教科の内容が統合的に取り組まれているのかを明確にすることで、生徒の学力向上に寄与するでしょう。

実際、戦後の日本では、総合的な学習の時間のようなアプローチが試みられた時期があり、奈良プランや特別支援学級の「生活単元学習」などが戦後導入され、「自立する力・社会参加する力」を育むために推進されました。「生活科」も同じような流れですね。

したがって、本来であれば生徒が「自立し、社会に参加するために必要な力」を教科だけでは得ることが難しいため、「合科」した学習時間を確保することは重要です。

しかし、戦後の初期の日本は「教科」に焦点を当てた「詰め込み学習」が主流であり、この傾向が長く続いたことが、「総合的な学習の時間」のような「合科」のアプローチに対する一定の拒否感を生んでいる可能性があります。
もし戦後すぐに「総合的な学習の時間」のようなアプローチがあれば、今日の教育は大きく異なったものになった可能性があります。

「総合的な学習の時間」から、「自ら探求し表現する力を育む」ことを重視する方向にシフトさせることが望ましいですね。

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