仕事に悩む若手社会人へ②

dan0120です。

①の続きということで、ミスを減らす方法につきお話ししていきます。
(一個人の意見ということで効果は保証いたしかねます。ご容赦ください)

結論を先に述べると「メモを取りましょう」となります。

ではまずミスをする要因をざっくりと分解すると1.スキル面と2.体調面に分けることができます。(性格などもありますが、ここでは割愛します。)
先に2に関して言えば、睡眠が一番大事だと思います。しっかりと寝ましょう。

では、1のスキル面ですが、これはさらに細かく分解すると
a.オーバースキル(自分の力以上のレベルの仕事をしている)
b.スキル不足(その仕事をするためのスキルが不足している)
c.注意力不足(体調も問題なく、スキルも足りているが起こしてしまう
ミス、ケアレスミス)
d.その他(ここでは割愛します)
となります。ちなみに、aとbは似て非なるものです。

aは組織の責任で、bは個人の責任ととらえてください。
そもそもその人のレベルに対して適切でない大きすぎる仕事は、
仕事を割り振る上司や先輩の責任です。

なので、aの方は「この仕事は今の私にはとても無理です」と言ってみてください。
正直に言ってくれたほうが上司や先輩も助かります。
正しく部下や後輩の能力を把握できていないケースもあるし、
無理なまま仕事を抱え込まれると取り返しつかないことになります。

めちゃくちゃ勇気が必要ですが、頑張っていってみてください。

bとc両方に有効な方法が「メモを取ること」になります。
「何をいまさら…」と感じるかもしれませんが、めちゃくちゃ大事なことだと個人的には思っています。

メモを取ることの効果をざっとまとめていくと以下の通りです。
■聞いた内容をまとめることで思考を整理できる(定着させる)
■仕事の手順で抜け漏れを防ぐことができる(マニュアル化)
■どこまで理解できているか客観的に把握できる
■ミスが起きた際に上司・先輩がミスの要因を探ることができる
■教えたことと教えてないことの線引きがわかる …等々

人は聞いた話は30分後には忘れているし、読書の定着率もアウトプットを
しないと20%ほどらしいです。悲しいですね。。

でもメモを取ることで、知識やスキルを定着化させ、マニュアル化でき、理解度合いがわかり、到達度もわかるようになります。

なので、私は毎年卒業する学生たちに講演の際「この話を聞いた帰りに、胸ポケットに入るメモ帳とペンを買って帰るといいと思う」と話しています。

もちろんスマホでもいいと思います。
ただ、例えば、「電池切れたら?」「家から持ってくるのを忘れたら?」「居酒屋で酔っ払い、スマホを置いてきたら?」「データ引継ぎ忘れたら?」
こういったリスクを考えると…時代遅れかもですが、紙のメモのほうがまだいいのかなあと思います。

さて、この単元最後ですが、ミスに関する自分の立ち位置を分析していきましょう。

まず紙を用意してみてください。そのうえで大きく十字を書き(2軸です)
片方の軸は「大きさ、小ささ」もう片方は「回数の多さ、少なさ」と書いてください。
その出来上がった2軸にふせんに書いた自分のミス(具体的に書いたもの)を、貼って行ってみてください。

ミスが大きく、回数が多いところがまず手を付けるところです。
その次が、ミスが大きく、回数が少ないところかなと(ここは個人差あるかなと思います。)
そうやって、可視化して、こう思えたら成功です。

「たいしたことないな。メモ書き起こせば大丈夫そう」

仕事をしていれば、ミスは必ず起きます。少なく、小さくしていく工夫として、悩んでいる方は取り入れてみてください。

次回は「仕事の評価をあげるためには」というテーマでやっていきます。

なお、個別で仕事の悩みとか話したい!という方はこのリンク
(スキルクラウド)に飛び、”dan0120”で検索し私に依頼を出して
みてください。もちろんそれも無料です。

宜しくお願いいたします。

いいなと思ったら応援しよう!