やってみたいをやってみた
少し前、短歌の投稿サイトに参加してみた。
参加理由は、見ず知らずの人に自分の歌が通じるのか?というのが知りたかったというのが一番の目的。
そこは題詠が主で、お題は詠み込んでも詠み込まなくてもOK。4日ほど、お題をみてウンウン唸りつつ歌を作ったり、他の人の歌に投票してみたり。
が、他の参加者の歌に投票しようと思うと、一つのお題に対して投稿されてる数十首の歌を全部読まないといけない。好きな歌がぱっと見つかればいいけど、こっちかな?こっちから?これって何のこと?なんて意味を探ってるうちにどんどん時間が過ぎて行く・・・。
公平を期すために無記名ってことになってるし(というか、そもそも無記名じゃなくても、誰が誰かアタシにはわからんが・・・)
毎日参加して投票してる人は、これ全部読んでるの???と、思ってしまった。慣れか?慣れたら出来るのか?
アタシの歌に投票や感想をくれてた方も少しはいたけど、投票数でつく順位なんて下から数えた方が断然早い。
おしっ!
ここでの順位を少しづつでも上げてみせるぞ!頑張るぞ!
どんなのが伝わりやすいんだ?高評価を貰えるんだ?
と、サイト内の過去記事を漁り出して、次の日我に返った。
違くねーか???これって?
確かに、どれだけの人に伝わるか、分かってもらえるかは知りたい。モノにょってはリサーチは大事。
でも、与えられた題で詠みたくもないものを唸りながら作って楽しいのか自分?楽しくねーよな??って。
そこ一本で頑張って行くなら、出来るかもしれないけど、アタシには無理。
色んな作風の歌を見て勉強するって意味もあるのかもしれないけど、それでも無理だ。そこは、昨日短歌を始めた人からプロの歌人もたまに居るという玉石混淆だという話をちろっと見聞きした(どっちが玉でも失礼な言い方じゃないか?と思うけども)。作風も言葉使いもまちまちの歌を何十首も読むのは・・・・。
ツイッタとかたまに見てると、短歌をあげてる人は結構いる。そういうのは、遡って何首も続けて拝見したりするけど、沢山の人がいろんな風に詠んでる歌を一度に続けて読むのは、物凄く気力を消耗する。
結局、そこ向けに短歌を作るのは、五日ほどで止めた。アタシには無理だし、その時作ったのはやっぱり自分でも好きじゃない。何をどう詠んだのかすら覚えてない時点で・・・ですよね。
思ってもないことをお題から捻りだして作ってるからだろう。
こつこつやられてる人からすれば、何偉そうに言ってんの?評価される歌を詠めないから逃げてるだけじゃん。ってことなんだろうけど。
合わない場所で無理して頑張って、評価がもし仮にあがったとしても、きっと嬉しくないだろうし。
そこで無記名の歌を読んでるときに思ったのは、この人他にどんな歌詠んでるんだろう・・・ってこと。背景を知りたくなってしまう。
だから、一首だけでの評価はアタシには無理。参加するからには、他の参加者の歌も読まないと失礼だしね。
ということで、久々に新しいことチャレンジしようとして、みごと撃沈した。
ま、無理だってことが分かっただけ良かったと。(思うことにする)