みなさんこんにちは。
OWB広報担当です。
2024年は弊社もおかげさまで10周年を迎える年となり、みなさまからあたたかなご支援をいただきました。本当に感謝申し上げます。10周年イベントをはじめ、昨年の弊社は様々な動きがありました。
また、社会的には何かと物騒な1年ではございましたが、その中でも弊社は2024年1月1日に発災した能登半島地震に対し、大きく動きを進めることとなりました。
本noteでは福島の原発事故被災地から、奥能登復興に向け、希望を与え新たな仕事づくりを後押しした2024年の動きを、少しばかりご紹介できればと思います。
1月。発災を受けて、代表和田が中長期的に取り組みたいことを発表。
1月1日の発災を受け、年始に被災地での「地域の課題解決事業の創出支援」「そのためのコミュニティ創出支援」に中長期的に取り組むと決意したことが、能登と関わり始めるすべての始まりです。
2月。珠洲市で被災した合同会社CとHの2名(伊藤さん・橋本さん)が来訪。
発災からほどなくして、弊社に珠洲市で被災した合同会社CとHから2名お越しいただきました。
共通のお知り合いを通して弊社とつながり、その後はガラス工房設立のアドバイザー的役割やワーカー同士の交流などを行うきっかけとなりました。
(詳細は以下、8月・11月・12月を参照)
3月。能登半島地震に関する車座に代表和田が登壇。その様子がテレビでも放映
なお、本テレビ放映のアーカイブが、以下のサイトからご覧いただけます。
4月。輪島市で被災し、3月末に公務員を退職した方(杉野さん)が来訪。
和田の生き方を参考にしたい、黒島での生き方を模索したいと来訪されました。
この日は夜に小高パイオニアヴィレッジでDJナイトが開催。
一晩で多くの起業家などと出会うこととなり、以下のような感想(投稿抜粋)をいただきました。
6月。代表和田が、震災後はじめて能登へ。
この訪問を機に、8月にはアトリエiriserで復興支援アイテムの発売など、小さいものではありながら、能登の支援に駒を進めるようになりました。
8月。奥能登復興×仕事支援に向けて種をまく。
8月21日、iriser能登半島地震復興支援ピンブローチ発売
アトリエiriserが、復興への願いを込め、能登地方の豊かな自然をイメージしたピンブローチ「こもれび」と「みなも」を発売いたしました。
▽プレスリリースはこちら
「みなも ピンブローチ」
ゆらめく海に太陽の光が差し、穏やかな能登の海がモチーフ。
眩しい日差しをうけて放つ輝きは、まるで能登半島に広がるエメラルドグリーンの海を彷彿させるかのよう。
「こもれびピンブローチ」
能登半島の食文化を支える里山。伝統的な文化や美しい自然景観が広がっており、そんな緑豊かな自然をモチーフに。
本商品は、6月に和田が訪問したのを機に、富山の専門学校を卒業したガラス職人によって商品が開発。ピンブローチも、Gensekiシリーズのようなガラスデザインにカットを採用し、光の吸収によって、どの角度からでも映えるデザインとなっております。
また売上の一部を、奥能登復興のハブとしての事業を展開する『合同会社CとH』(本社:石川県珠洲市/代表:伊藤紗恵)に寄付いたします。金沢と珠洲で立ち上げるガラス工房の準備に活用いただきます。
▽合同会社CとHよりHARIO生産拠点設立のプレスリリース
本ガラス工房の設立への支援として、和田がアドバイザー的役割を担い、合同会社CとHとHARIO社を結ぶ役割を果たしました。
8月27日、NHK福島「はまなかあいづ」の「ふくしまeye」放映
コーナーで、被災した輪島市黒島でゲストハウスをプレオープンした杉野さんの特集が放送。小高との関わりにフォーカスしていただき、和田のインタビューも合わせての内容のため、福島でも放送されました。
11月。復興創生の最前線を行く人たちと。
11月6日~8日、代表和田が金沢市・珠洲市へ足を運ぶ。
11月7日に金沢市で総務省主催の講演会に登壇。
前日6日には合同会社CとHの珠洲拠点にも足を運び、奥能登復興への足跡を目の当たりにしました。
11月17日、合同会社CとHの伊藤さんが(株)小高ワーカーズベース創立10周年イベントに登壇。
株式会社小高ワーカーズベース創立10周年イベントのトークセッション「地域に潜在する課題解決力 ~女性の力が地域を救う〜」にて、CとHの代表伊藤さんにご登壇いただきました。能登半島地震の被災地から立ち上がり、現在進行形で珠洲市や金沢市で復興に向けて活動されております。
ご登壇いただいた伊藤さんからも以下の感想を残しています。
▽10周年イベントはこちらより!
12月、撒いてきた種に花が咲く。小高・能登で先駆的希望を与える交流が実現。
12月12日~14日、CとHのプロジェクトメンバー&ランプワーカーが来訪。OWBコーディネートのもとで視察・交流を開催。
CとHのプロジェクトメンバーと7月から動き始めた、ガラス工房(金沢・珠洲)のランプワーカーに来訪いただき、弊社iriser・HARIO生産のワーカーとは技術交流を、プロジェクトメンバーの方はOWBがコーディネートを行いました。
iriserでの受け入れ
バーナーを活用した技術的交流や、ストローワークショップを体験いただきました。
また、先んじて弊社ガラス関係者との懇親会も通し、ガラスに触れているワーカーや組み立てに携わっているスタッフの思いなども共有する素敵かつ刺激を受け合える場となりました。
OWBのコーディネートでは、
原町区:Kirako、NARU
小高区:Horse value、ANDO、粒粒、ぷくぷく醸造、haccoba(小高駅Pubilc marketも含む)
浪江町:ノーマの谷、道の駅なみえ
に足を運び、小高区をはじめとして、近隣でも活躍するまちづくりプレイヤーや起業家とも交流しました。
12月23日~24日、和田が能登の経営者向け勉強会に登壇。熱量高い復興のパイオニアたちと交流。
まとめ
和田が能登を訪問したり、ご来訪いただいて継続的に交流させていただいている輪島市の杉野さん・珠洲市の合同会社CとHのみなさん以外にも、小高パイオニアヴィレッジには福島浜通りの復興をロールモデルにしようと、能登の関係者の方も多く来訪していただきました。
みなさまに、少しでも希望が与えられておりましたら幸いです。
そしてこれからも、「地域の課題解決事業の創出支援」「そのためのコミュニティ創出支援」に取り組み、みなさまに「希望」を感じていただける社会を創造してまいります。
引き続き、OWB株式会社をよろしくお願いいたします。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました🙌