【Edge Rank 1052】中古パソコンの楽しみ【奥野】
新年度が始まりました。フリーランスとしてはあまり新年度らしさを感じることはありませんが、きっと新しい生活が始まってワクワクウキウキしている方々がたくさんいらっしゃるんだろうと思います。素敵な毎日を送ってくださいね。
中古パソコンを買いました
Edge Rank、前回のつるたまさん号で、安い中古カメラを購入された話がありましたね、僕もこのあいだ、中古の逸品を買いました。パソコンです。昔から、中古パソコンを買って、自分でメモリーやHDDを増設して、セカンドマシンかサードマシンにするのが好きだったんです。それが久しぶりに再燃して、どうしても何か買ってみたい!ということに。
購入したのは2013年に発売したThinkPad T540Pという機種。2013年の秋に発売されたモデルです。当時の最高レベルのCPUはその4世代あとのパソコンとも互角に戦えると言われ、15.6インチの液晶はフルHDを搭載しているという、おそらく当時としてはなかなかのハイスペックだったであろう構成でした。これを18500円で、ヤフオクで落札しました。搭載OSはWindows10です。これはオークションの出品者が入れていたのかもしれません。当時はWindows8.1が最新だったはずですからね。
今となってはいろいろ物足りなくなるマシンなので、現行でも使えるようにパーツをアップグレードさせました。
メモリを8GB増設して16 GBに
今時のマシンはメモリが16 GBないと、いろいろ窮屈です。だもんで、Amazonでメモリを購入しました。8GB1枚が最初から搭載されていて、1枚追加できるようになっていたので、その当時の規格のメモリを8GB増設。1900円。
SSDを1TBに
おそらく出品者のお気遣い?で240GBのSSDが搭載されていたのですが、容量的に不安なので、1TBに取り替えました。今だとNVMeという規格で接続するSSDですが、当時のマシンはSATAという規格でしか接続できません。まあ、それでもハードディスクに比べたらSSDって爆速で、その速さには驚いたものなんですよ。
今となっては遅いマシンなので、SATAのSSDの中で最速の構成にする必要もありません。壊れてもまあ仕方ないか、というメーカーのものにしました。高いと10000円くらいするものもある中、Amazonで5500円くらいで購入できるものを。
液晶を3Kのものに
なぜこのThinkPadをゲットしたかというと、3Kの液晶を搭載できるから、ということがありました。ThinkPadはユーザーマニュアルがしっかりしていて、難易度はさておき、部品を交換するための手順がしっかり書かれているんですよね。だもんで、バラバラにしてやりましたよ(笑)
交換することで、液晶の解像度が2,880×1,620ドットに。なんかここだけ現役でも十分通用する気がしません?ここさえしっかりしていれば、あとはそこそこのスペックで大丈夫だよね、という考えでした。
こうした部品はヤフオクで新品を買えるものです。ケーブル込みで16500円。
Windows11をインストールできた
最新のOS・Windows11をインストールできました。Windows11が要求するシステム要件は、マシンが古すぎて満たせていないんですよね。でも、マイクロソフトとして非推奨ながら、リスクを理解した上で対応を許可、という方法を使ってインストール出来ました。
Windows 11 をインストールする方法 - Microsoft サポート
ここにやり方が書いてあります。古いマシンにWindows11をインストールしたい方は参考になるかもしれないので、覗いてみてくださいね。
合わせて42400円の道楽に
ここまで購入した機種台・部品代の合計は42400円。この価格がどれだけ妥当なのかという点ですが、もっと新しい世代の機種はこの価格で買えるでしょうけれど、3Kディスプレイ、メモリ16GB、SSD1TBは揃わないんじゃない?といったところです。
3Dゲームや動画編集なんかするのであればスペック的な不安はありますが、文章の執筆・編集とかんたんな画像編集、CMSを始めとしたWebのツールをいじるくらいであればストレスなく使えるでしょう。この手の中古パソコンは、自分でパーツを増強した上で「使えるところで使う」ので、焦らずできる作業だけやらせるので不満が発生しづらいものなんです。
仕事用のデスクトップ機と、外出時に使うSurface Pro 8(タブレット)を持っているので、こしらえたThinkPadは第3のマシンになりそう。中古パソコンを弄るのが好き、という趣味の面を含めて、まあまあ満足いく一台を作れているようには思います。飽きたら、サーバーにしてもいいし、プログラミングの学習用にしてもいい。楽しいもんです。
小説仕立てのビジネス本で学ぶ
最近読んでいるのが、小説やマンガの仕立てでビジネスや法律を学べる本。年をとって、スッと入ってくることがとても大切になってきました。難しい本をうんうん読む体力が無くなっています(笑)
で、今読んでいるのがこの本。特許や商標を管理する知財部の社員の奮闘小説です。非常に読みやすいさらっと感の文章でありながら、知財に関するトラブルはきちんと描かれています。きっとしっかり取材をしているのでしょう。
マンガのほうでは、ネット上の名誉毀損を扱った弁護士マンガがありまして、これを熟読しているところです。
よくある「ネットは匿名か、匿名ではないか?」みたいな話の中で、IPアドレスから利用者を割り出すところに関係するのが「プロバイダ責任制限法」です。これがSNSが流行する前につくられた法律であったため、本人確認がちょっと大変だったんですよね。この法律が2022年10月から改正され「改正プロバイダ責任制限法」と言われるようになった最中、このマンガは連載されています。
きちんと、今まさに法律が変わろうとしているという視点で「こういう理想で動いているけれどこのあたりが施行されてみないとわからないよね」みたいなところまで描いて暮れているのが、この作品のいいところです。もちろん、誹謗中傷を受けた人の反撃や、その反撃のあともきちんと描かれているので、この周辺に興味のある情報発信者には参考になる情報がたくさん。
ビジネス本って楽しいですが、最近はこうしたライトな本から入って、興味のあるところは別に読む、という流れになりつつあります。本、楽しいですよね。
どこかへ行きたい
いやー、JALで安いチケット買って、どこか行こうと思ってたんですよ。
JALがどこに行くにも6600円、ってチケットを販売するってんで正座待機をしていたんですが、いざ始まってみるとシステムトラブルで全然購入できませんでした。その後は細かく期間を区切って販売しているようですが、なかなかタイミングや行きたい日が合いません。
今明確に行きたいと考えている場所は
・米沢へ前田慶次郎の史跡巡りにいきたい
・青森の本場の民謡酒場にいって、津軽三味線の音を聞きながら居酒屋を楽しみたい
・札幌近くのエスコンフィールド(新しい野球場)に行って、北海道日本ハムの野球観戦をし、生のきつねダンスをみたい
なんです。それかひとつふたつは実現させたいなあ、と思っている今日この頃です。
チケット、購入や行ける日のタイミングが合うことを心から祈っているところです。
今回の奥野号はここまで、次号はゆうせいさんの予定です。
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