【Edge Rank 1086】青森旅行【奥野】
9月になってもなかなか気温が下がりませんねえ。このところの日本は秋が極端に短くなっているような気がしていて、ようやっと涼しくなったと思ったとたんに冬が始まってしまうイメージがあるんですよね。短い秋、頑張らないと楽しめないかもしれませんねえ。
青森を訪れたワケ
8月末に3泊4日で青森旅行に行ってきました。青森を選んだ一番の理由は、本場の民謡酒場を訪れたかったから。
昔からインストゥルメンタルの音楽が好きで、国内のアーティストであれば溝口肇さん、GONTITIさん、中西俊博さん、島健さん、COBAさんなどなど、様々な方の曲を聞いている中で、吉田兄弟さん、上妻宏光さんらの津軽三味線も聴いていたんです。その興味から訪れたのが東京・浅草の民謡酒場だったんですが、行ってみて本場の民謡酒場はどんなところか、がぜん興味が出てきたんですよね。
で、3度の夜を過ごしたわけですが、そのうちの2日で民謡酒場を訪れることができました。
地元の人のための民謡酒場は素晴らしい
民謡酒場にもいろいろあるようで、2軒訪れたうちの1軒は、契約している三味線奏者さんが演奏しにお店を訪れてくださるというもの。場所も青森駅から近く、ざっと客層を見渡しても、青森へ旅行できた人が多くいらっしゃるようでした。
これはこれでとても素晴らしいものだったのですが、もう1軒の民謡酒場は、もっともっと素晴らしかった。三味線や民謡で全国大会の常連のような方々が普段から働いていて、演奏時間になるとスタッフの方が演奏や唄をご披露くださるんです。さらには普段から民謡などを嗜んでいる常連さんもお店の方の演奏で歌ったりして……。本当に地域に密着している民謡酒場なんですね。
津軽の民謡が好きな人たちが集う場で、予約もせずに入店した僕は、入店直後は文字通り、ただの一見さんでした。それが偶然、カウンターの隣の席に座っていたお若い客さんが三味線や唄を学んでいて、しかもお店と繋がりのある人だったんです。旅のこと、三味線を聴くのが好きなこと、東京の民謡酒場を訪れたことがきっかけで青森旅行を決めたことなどを話をしていたら、そこからお店の方を巻き込んでお話ができるようになって。
で、その方の三味線や唄、お店の方の全国トップレベルの演奏も、自分の席から1メートルくらいのところで聴くことができました。津軽三味線の音が直接体の中に染み渡ってくるような、そんな貴重な経験をできました。
青森を訪れる方がもしいらっしゃったら
りんご茶屋さんを是非訪れていただきたいです。午後7時には入店していないと、生演奏は楽しめないですよ。地元のお酒と料理もしっかりあります!
また
隣に座っていた方のYouTubeチャンネルも上に紹介しておきますので、ぜひ一度ご覧になっていただければ。
青森の旅はほかもいろいろ楽しかったのですが、とにもかくにも、りんご茶屋の体験が最高のものだったことを書きたくて書きたくて仕方なかったんです。お店ルールで奏者の撮影はNGだったのですが、だからこそ目・耳・心に演奏を焼き付けられた体験が最高でしたよ。
青空に疑いを持つように
いつのころからか、青空を信じられなくなりました。いつ天気が崩れるかわからない、って意味ですけれど。上の写真、とっても良い天気なのですが、この2時間くらい前には土砂降りにやられて、びっしょりでした。バイクで走ってる内に乾いてしまうのと、35度近い天気で寒くもなかったのが幸いでしたが。
10年? 15年? くらい前からでしょうか。ゲリラ豪雨が日常的になってきてから、夏の空はどんなに天気が良くても、いつ突然大雨が降るか分からなくなってしまいました。
今日は天気がいいから傘はもっていかなくていいや
という判断ができない時代になってきてしまったと思うんです。それでも夏以外はゲリラ豪雨なんてあんまりないと思ってたのですが、どうもこの数年、冬でもゲリラ豪雨、ありません?もう、折りたたみ傘をいつでも持ち運ぶようにするか、傘の手当ができる状態にしておくしかないなあって思っています。
東京など一部地域では、傘のサブスクサービス「アイカサ」があって、ユーザー登録さえしておけば主要駅で傘を簡単にかりられるようになっています。こういうサービスも覚えておきたいところですね。
編集後記
先月は青森旅行に行きましたが、今月は仕事の出張で関ヶ原へ。興味があったけれどなかなか訪問する余裕がなかった地へ2箇所も行けるなんて、ちょっとうれしい8・9月です。
今一番行きたい土地は、市長が議員とバチバチにやりあってる広島の安芸高田市。動画を観ている限りにおいて、ですが、一人分の旅費くらい落としてあげられればいいなあ、なんて思っています。
みなさんはいま行きたい場所、ありますか?
次号はゆうせいさんの予定です。それでは!