見出し画像

#1247 「できない・分からない・困っている」と言えるようになる方法

おはようございます。
小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで私たちの仕事の景色を変えるためのの日々に役立つヒントをお届けします。

三連休明けの火曜日です。
三連休を過ごしたという方も多かったんじゃないでしょうか。
私自身も三連休を満喫させていただきました。
ちなみに、昨日の月曜日は珍しくお休みの日に長女ちゃんだけではなく次女ちゃんもお友達とお出掛けという形でいなかったので、夫と夫婦二人の時間をどう使うかという話になりました。
出た結論は、次女ちゃんと一緒だとなかなか行けない超辛いスリランカカレーをどこかしらで食べよう、インドカレーじゃなくて、スパイスバリバリのスリランカカレーにしよう、そんな話になりまして、早速お店を探してみたんですけれども、探してみて驚いたのが、結構月曜日って定休日の飲食店が多いんですよね。
祝日だとやるかな?みたいな感じで考えたりもするんですけれども、驚くほど潔くちゃんと休んでいる飲食店が多いなと思いました。
定休日ですので、祝日でも定休日は定休日ですという感じですよね。
むしろ、なかなか世の中の休日にお休みを取るということが難しいケースもあると思うので、定休日が祝日、これはやっぱり大事に使いたいという発想は当然だなと思いまして、結果的にスリランカカレー難民になった私たちは、なんとか広い意味でエスニックが食べられるお店に行き着きまして、無事にランチができたんですけれども、月曜日は割りと多くの飲食店がお休みだよということを身をもって体験させていただきました。

今週9月20日は「チーム体験×マネジメント」HRライブまだまだ参加できます♪

今日の本編に入る前に今週の大事なアナウンスもさせてください。

続きはぜひVoicyでお聴きください。

#恥ずかしいの克服

今日は、Voicyさんが全体で展開されるハッシュタグテーマにもとづいてお届けしたいと思います。
今回のテーマはこちら。
#恥ずかしいの克服
いつもなかなかおもしろいテーマの切り方をされますよね。
恥ずかしいの克服。
恥ずかしい体験というよりも、恥ずかしいという私たちが自然に持つ感情をどんなふうに克服してうまく付き合うのか、そんなようなテーマでしょうか。

ちなみに改めて考えたんですけれども、恥ずかしいという感情がまずいろいろありますよね。
恥ずかしいという感情に対してどんなことを想像されますか?
私もいろいろあるなと思って考えてみたんですけど、まずパッと思い浮かぶのは、「うわ、やっちゃった」みたいな、やってしまったことによる結果としての恥ずかしい、これが結構一般的な恥ずかしいかもしれないですね。
「やってしまった、てへ、ぺろ」みたいな感じじゃないですけど、これはよほどじゃない限りは結構笑いにできちゃうこともある、そんな種類の恥ずかしいが一つあるかなと思います。
あとは緊張からくる恥ずかしいっぽい感覚、これもありますよね。
例えば、人前で話すのは恥ずかしいと感じる。緊張からそんなような感覚を持つこともあると思いますし、結構子どもの頃とか若い頃に多かったなと思うのは、未知とか未経験からくる恥ずかしい
典型的なのが、子どもの時に大人に質問するのがなんか恥ずかしい感覚ってありませんでした?
今、考えると、本当に何て事はないんですけれども、道を聞くとか、お店で商品の場所を聞くとか、今は普通にできるんですけど、たぶん子どもとして知らない大人にという、未知とか未経験からくるなんとも言えない感情が、割りと恥ずかしいに近いのかなと思いました。
この辺は結構大人になるにつけ克服されていくケースが多いんじゃないかなと思うので、今日はこのテーマに対して、大人になって今の私たちが遭遇しやすい恥ずかしいって何だろうな?それに克服という切り口があるとしたら、どんなことが言えるだろうかなというのを、完全なる小田木所感ですけれども、放送にしてみようかなと思います。

今の私たちが遭遇しやすい恥ずかしいとは

大人になった今の私たちが遭遇しやすい恥ずかしいとは何かを考えてみたんですけど、一言で言うと、言えない・聞けない・明かせない
この辺が結構、今、仕事をする私たちが遭遇しやすい恥ずかしいに近い感覚なのかなと思います。
言えない・聞けない・明かせない。
どういうことかというと、できないって言えないとか、「それは私は分からない」って言えないとか、分からないから聞くということがなんかハードルが高く感じるとか、「今、困っているんです」「今、やばいんです」「いっぱいいっぱいなんです」という自分の状況をなかなか明かせない、そういうことですかね。
できなくて分からなくて困っている、そんな自分を開示することができない。この辺にもしかしたら大人ならではの恥ずかしいという感情があるのかもしれないな。

なんでそんな感情が生まれるかというと、「この空気の中でこれは言えないよな」とか「今の自分の立場でこれを言っちゃだめだよな」みたいな感じで思うこともあるし、相手をがっかりさせたくないとか、相手の期待と違う行動を取りたくない、相手ありきの自分への制約みたいなものもあるかもしれないですし、理想の自分と違う、ここで踏ん張って頑張るのが理想の自分だけれども、「困っているので助けてほしい」と言うのは理想の自分とは違う、そういったものも成熟した大人だからこそより出てくるのかもしれないなと思います。
「こんなことも知らないと見られたくない」とか「こんなこともできないって周りに知られたくない」「このレベルだと思われたくない」要は立場を守りたい、期待に応えたい、理想の自分でありたい、そういう中で言えない・聞けない・明かせないという恥ずかしさに近い感情が湧いてきて、そういうことを克服する切り口があるとしたら、なんていうのが今日の切り取った私の放送になるかなと思います。

立場を守りたいとか、期待に応えたいとか、自分の理想でありたいって思いながら抱えちゃう感情ではあるんですけれども、一方で私たちは知っているんですよね。このまま言えない・聞けない・明かせないといって自分の中にしまい込んだとしても、いいことはないなというのも知っているんですよね。
さすが経験を積んできた大人って感じですけれども、自分一人で抱えていても進まないなとか、相手がどう思うだろうかというのは、一方で自分が抱える思い込みかもしれない、このチャンネルでは「一人相撲」なんていう呼び方をしているので、「もしかしたら私は一人で相撲をとっちゃっているのかもしれない」こういうことに気づけるようになっている。
抱えたとしても時間がかかるだけだし、「どう思われるかな?」みたいなことにとらわれても、本質はそこじゃないよなということも一方で知っている。

質より量!「言い慣れる」ことの圧倒的な効果

だからこそ、じゃあどうやって克服するかなというところなんですけど、私は「言い慣れる」これの一択だと思います。
あれこれ考える前に、「できない」って言い慣れるとか、「分からないので教えてください」って言い慣れるとか、「今、困っているから助けてほしい」これに言い慣れる。
言えない・聞けない・明かせない状態を、言えるし、聞けるし、明かせる。こっちのほうに慣れさせていくということですね。
くり返しやって経験を積む。これかなって思います。
普通に考えて、例えば、365日の中で一回しか明かす機会がない場合って、克服が難しいぐらいハードルが高いですよね。でも、365日のうち毎月一回、12回明かしていれば、一回に対して12倍ですので、その分ハードルが下がって克服しやすくなると思いますし、週に一回明かせば、52回じゃないですか。年に一回しか明かさないよりも、52倍明かしているわけなので、圧倒的に経験値が違ってくると思うんですよね。
なので、「ここぞという時には言おう」みたいな覚悟を決めるよりも、バシバシ明かして、聞いて、言ってみて、言い慣れるということが一番かなと思います。

言い慣れるとどうなるかというと、明かす回数が増えるわけなので、結果もたくさん見えるんですよね。
その結果を受けて、「これって抱えるよりも言ったほうがいいかも」この感覚を増やすというのが、克服の一番の近道だなと思います。
言ってみることによって、言ってみたら相手は想像以上に普通だった。「あ、そうなんだ、じゃあこっちにしようか」みたいな感じで、自分が考えていたような反応は一切起こらなかったとか、リーダーとしてこれを無理というのはなんかなと思っていたけれども、「ちょっと今は難しい」と言ったら、メンバーがむしろ腕まくりをして助けてくれた。結果スピーディーにことが進んだ。なんてことはなかった。
そういう経験が増えれば、むしろ克服も何も実践ハードルが劇的に下がっていくと思うんですよね。むしろ成功体験が増えることによって、進んでそれをするようになっていく
こういった変化ができるんじゃないかなと思います。
子どもの頃から今の変化を思い返してみても、例えば、昔は誰かに道を聞く、知らない大人に話しかけるなんて、死んでも無理って思っていたけれども、いつのまにか誰かに道を聞くことに抵抗がなくなった。
それはたぶん聞いてみたらなんてことはなかったとか、聞いてみたらむしろ「もっと早く聞けばよかった」というようないい体験をした。こういうことが抵抗をなくしていくということだと思うんですよね。
そういう意味では、あの進化をもう一度という感じですよね。
とにかく言い慣れる。
もしかしたら人によっては、やってみたら、「うわ、言わなかったらよかった」という経験をしたこともあるんですよというかもしれないですけれども、それは相手が悪かったかもしれない。
10回に一回とか、20回に一回ぐらいの確率で、「あちゃー」みたいなことになるかもしれないけれども、でも9回はとか、残りの19回はやっぱり言ってよかったという体験だった。確率ですよね。
なので、「うわ、言わなかったらよかった」という結果を薄めるのも、とにかくたくさん開示して言い慣れることかなと思います。

ということで、聞いてみたら「なんだ、そんなこと」かもしれないですけれども、今日はVoicyさんの『#恥ずかしいの克服』というテーマについて、大人になった今の私たちが遭遇しやすい恥ずかしい環境を対象にして、細分化して、小田木所感で考えてみたという放送でした。

お聴きいただきありがとうございます。

今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子(おだぎともこ)プロフィール

人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
“気合・根性・長時間労働の働き方を変えるヒント”をnoteとVoicyで毎日配信中。
仕事・キャリア・人生に効くサプリメントをあなたに。
*Voicy|明日の景色を変える「仕事サプリ」|https://voicy.jp/channel/1240
*スクラ公式HP|https://schoola.jp/
*Facebook|スクラ|https://www.facebook.com/schoola.jp
*Instagram|@odagitomoko|https://www.instagram.com/odagitomoko/
*Twitter|@odagitomoko|https://twitter.com/odagitomoko