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#1024 「自分で決められるようになる」方法

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

年内最後の90分腹落ちオンラインライブ、盛り上がりました!

12月21日木曜日です。
昨日は、年内最後となる90分腹落ちオンラインライブをお届けさせていただきました。
会場にライブでご参加くださった方、どうもありがとうございます。
おなじみ沢渡あまねさんと、そして今回はゲストで成瀬さんをお迎えした、「学び方改革」こんなキーワードをテーマにしたトークライブでしたけれども、盛り上がりましたね。
そして、やっぱり私はこの時間が好きだなと思いました。
テーマに対してオープンに対話ができるということもそうですし、参加してくださる方と視点を共有しながら、ワイガヤと盛り上がり、すてきな刺激を受け合える。よっしゃ、また明日から頑張ろうという気持ちになれる。
私にとって毎月大事な時間になっているなと思っています。
このイベントの毎回おなじみの楽屋裏対談放送は、明日金曜日に配信をさせていただきますので、ぜひお待ちください。

いよいよ本日20時!こっしーさんとの生放送&生対談

そして、本編に入る前に、今日の夜は待ちに待った生放送生対談があります。
トップ5%社員の習慣ラジオ』をこのVoicyで運営する越川さん、通称「コッシー」さんとの生放送生対談が今日の夜8時に配信です。
こっちもまためちゃくちゃおもしろい時間になるんじゃないかなと、私もワクワクしていまして、皆さん、夜の8時です。
ラジオ型の耳だけ参加大歓迎ですので、ぜひ8時にポチっとVoicyのボタンを押していただければなと思います。
8時からは、まずコッシーさんのチャンネルで生放送の配信を始めまして、そして目安8時半ごろ、この両立サプリでの後半生放送の配信となります。
ぜひコッシーさんのチャンネルでの生放送の開始をチェックをいただきまして、今日の8時お耳を拝借、よろしくお願いします。

自分で意思決定するためのポイント

それでは、本編にいきまして、今日は木曜日ですので、一緒にこのチャンネルを運営するなつさんの質問コーナーをお届けしていきます。
今日のなつさんからの質問はこちらでございます。

【最高気温20度越えから、先日は雪が降る気温の変化に、体がついていかないなつです。
なつさんは福岡在住なんですけど、私の中では「福岡って雪が降るんだ」こんな感覚ですけれども、そんな福岡在住のなつさんからです。

【今日は、「自分で決めるようになる方法」というテーマで質問させてください。
若手時代は、誰しも周囲に判断をあおぐ機会が多く、私自身、どうやったらこの人にイエスと言ってもらえるかが関心の対象でした。
いつしか「どうしたらいいですか?」と尋ねられるようになり、経験を重ねても「自分で決めていいのかな?」「判断が間違っていたらどうしよう?」と不安が頭に浮かぶことがあります。
判断した経験の有無に限らず、自分で意思決定するためのポイントについて、今日は小田木さんが大事にされていることを教えてください。】

というご質問です。なつさん、いつもありがとうございます。
今回は、「自分で決められるようになる方法」ということでテーマ出しをいただきました。
なつさんが書いてくれた「若手の頃は、周囲に判断をあおぐ機会が多い」「どうやったらこの人にイエスと言ってもらえるかが関心の対象」これもめっちゃ分かりますよね。
自分で決めるという領域が増えていった時に、「自分で決めていいのかな?」とか、「この判断でいいかな?」そういった不安を抱えるというのも、本当にリアリティだなと思います。
最近ふと思うのは、決めるという経験を積んでいくと、決めることが楽になるのか?
もちろんそういう側面もあるんですけれども、キャリアが前に進んでいくと、仕事の経験が増えていくと、決める対象の難易度も自分の歩みに合わせて難しくなっていくんですよね。
なので、自分で決められるようになる、自分で決める力をつけていくというのは、私は常に自分の隣にある、切っても切れない相棒のようなものなのかなと、そんな感覚もしている今日この頃です。
ということで、なつさんからいただいたテーマについて考えてみましょう。
自分で決められるようになる方法。そのために大事なことって何だろう?
こんなテーマを取り上げていきます。

判断結果ではなく、判断プロセスに注目する

私がこれについて思うのは、判断結果ではなく、判断プロセスに注目する。これが自分で決められるようになる。決める力を付けていく上で、すごく注目したいポイントなんじゃないかなと思っています。
判断結果ではなく、判断プロセスに注目する。
例えば、誰かが決めた結果だけ見ても、「ほー」としかならないじゃないですか。
例えば、経営が決めた結果とか、上司が決めた方針。
判断結果だけ見ても、たぶん多くは「へー」「ほー」こんな感じにしかならないですよね。
人が決めた判断結果だけ見ても、判断力はつかない
こういう感じに見ていただければいいかなと思います。

じゃあ、自分で決められるようになりたい、決める力を磨きたいと思った時にどうしたらいいのかというと、判断結果じゃなくて、プロセスに着目する。
判断結果っていろいろじゃないですか。正解がマジでないなって思うんですよね。
だからこそ難しいと感じるし、誰かがした判断結果を見てもや、「すげーな」「難しいな」「よくできるな」そんなふうにしか思えないというところが多いんじゃないかなと思います。
でも、判断結果というのは、判断プロセスによって結果が変わるんですよね。
結果はいろいろ。正解がない。
じゃあ、何によって結果が変わるかというと、判断プロセスによって結果が決まる。
集めてくる情報だとか、何に着目するかとか、どこに判断軸を置くかによって、判断結果が変わる
情報を集めるとか、何に着目するかとか、どこに判断軸を置くかというのが判断プロセスで、こっちのほうに目を向けると、自分で決められるようになっていくよ。
そんな考え方ができるなと思っています。
誰かが決めた結果というのは、すべて「ぱっと出てきた」とか「ひらめいた」みたいなものじゃなくて、その人なりの判断プロセスによって出てきた結果
だから結果を見るんじゃなくて、その人がどういうプロセスでその決定をしたのかに目を向ける
そうすると、自分も判断プロセスを組んで決めるということができるようになっていくという、こういったメカニズムだなと思っています。

どんな小さなことでもいいから決めてみる

じゃあ、それを応用して決められるようになる、決める力をつけていきたいと思った時に、具体的に何をするかというところなんですけど、本当にシンプルなのでぜひ試してみていただきたいなと思うんですけど、まず一つは、どんな小さなことでもいいから決めてみる
判断してみる
これですよね。
プラス、判断プロセスについてフィードバックをもらう
小さい「やってみる」と「フィードバックをもらう」の繰り返しが、結果、決められるようになる
こういうもんだなと思っています。
どんな小さなことでもいいから決めてみる。
判断してみて、その判断プロセスについてフィードバックをもらう。
どういうことかというと、例えば、めちゃくちゃシンプルでいいんですけれども、この資料はパワポで作るか、ワードで作るか?そんな判断のシーンがあったとするじゃないですか。
私たちはつい悪気なく、例えば上司でもいたら、「パワポとワード、どっちで作りますか?」と聞いちゃうんですよね。
これだと、やっぱり決める力はついていかないですよね。
小さなことでもいいから決めてみて、判断プロセスにフィードバックをもらうというのはどういうことかというと、「私は今回は見栄えを重視したほうがいいと思うので、パワーポイントにしようと思います。」これが決めてみることですよね。
しかも、「どっちかというとパワポかな?」そういうレベルじゃなくて、見栄えを重視したという自分の判断プロセスを開示して、「パワポにしようと思います」と決めてみるということですね。
判断プロセスにフィードバックをもらうというのは、OKだったらGO、「もし着眼点が違うようだったら、違うと言ってください」自分でまず決めてみて、フィードバックもらうというのは、こういうことですよね。
例えば、上司が「いやいや、今回は作成時間を最小にしてほしいからワードでやってほしい」こうやってフィードバックをしてきたら、「なるほど、こういうケースにおいては、作業時間という判断軸を優先するんだな」こんなふうに次の判断プロセスを磨き上げられるようなフィードバックがもらえるじゃないですか。
これを「すみません、パワポとワード、どっちで作りますか?」というボールの投げ方だと、絶対に得られないフィードバックの機会ですよね。
「なんだ、そんなこと」って思うかもしれないですけど、どんなに小さなことでもいいから判断してみて、自分の判断プロセスを一緒に開示してフィードバックをもらう
こういうことの積み重ねだなと思います。
こういうことをやっていくと、「この人はどういうプロセスでこれを決めたのかな?ああ、なるほど、そういう着眼点を前提に置くわけね」そういった経験やインプットが増えていき、それが私たちの決める力を磨いていく。
こういうメカニズムだなと思います。

小さい決断を繰り返して、決めるということに慣れていく

決める前は、怖かったり、不安だったりということが多々ありますよね。
だからこそ、いきなり大きな決断をしようとするんじゃなくて、どんな小さなことでもいいので、判断してみて、判断したことに対してフィードバックをもらって、小さい階段をだんだんのぼっていく。
そんなふうな絵が描けるといいんじゃないかなと思います。
ちなみに私も前は、「えー、そんなもん上司が決めるべきだ」と思っていたので、自分で判断するということを放棄して、とりあえず決められた仕事にまい進するというやり方をしていた時代もありましたけれども、その時の私は、何かを決めるということは大変なことだと思っていましたし、決めることを求められるのは責任が重いな、そんなふうに思ってました。
でも、今、こうやって小さい決断を繰り返して、決めるということに慣れていく。自分なりに決める力が、前よりも前進したなと思えるようになった時に、決めるということに対してのイメージが実は激変しまして、決めることを求められるというのは、大変になることでもなく、責任が重くなることでもなく、私は自由になることだなって思いました。
何から自由になるかというと、よく分からない不安からの自由になることと、正解探しから自由になること
そういう意味で、「そうか、決める力がつくというのは、自由になることなんだな」って思いました。
そして、仕事がもっとおもしろくなること。
決める力がついていくというのは、自由になって、仕事がもっとおもしろくなること。
今は、心からこれが言えるなと思っていますので、決めるって不安だなと思う方、決める力がついていった先には、全然違う景色が広がっていると思うよ。そんなことも、今なら伝えられるなと思っております。

ちなみに、関連放送でちょっと前に『決断とは判断軸を決めること』という放送をお届けしまして、判断プロセスについて紹介している放送がありますので、このテーマに関心のある方は、こちらの関連放送も聴いてみていただければと思います。
チャプターにリンクを貼っておきます。

それでは、次のチャプターで「先週の一番放送とコメントありがとうございます」のコーナーをお届けします。

先週の一番放送は、古谷しづかさん対談~!ありがとうございます( ´艸`)&今週のコメントご紹介

続きはぜひVoicyでお聴きください。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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