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#1171 キャリアの捉え方は「私」から「私たち」へ

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今週も月曜日がスタートしました。
皆さん、今週はどんな一週間にしたいですか?

週末は父の日でしたね

週末は父の日でしたよね。
わが家は、お互いの両親にささやかなというところはもちろんあるんですけど、なぜかパートナーと私でお互い同士もプチお祝いをする、そんな感じになっています。
もとをただせば、子どもにとっての父母じゃないですか。たぶんそこを自分たちでも盛り上げているうちにそうなっていったんだと思うんですけど、たてよこ横断的に、父の日母の日を口実に、おいしいものを食べたり、デザートを堪能したり、そんな機会になっています。
皆さんはどんなふうにお過ごしでしょうか?

今回は一人振り返り!

今日のVoicy放送は、先週の金曜日に6月の90腹落ちオンラインライブを、おなじみ沢渡あまねさんと、そしてプロティアン・キャリア協会有山さんをお呼びして、3人でワイガヤをお届けしましたので、今日はその振り返り放送をお届けしたいと思います。
ただ残念ながら、いつもはイベントの後に、そのままゲストも含めて3人で、もしくはあまねさんと二人で振り返り放送を収録しているんですけど、先週の金曜日はちょっと私に予定があってワイガヤ方式での振り返りが収録できなかったので、今日は私の一人振り返りでお届けしたいと思います。
当日、ご参加くださった方、ありがとうございます。
参加されていない方も、テーマにもとづいたエッセンスがちょっともらえるような放送になればなと思いますので、次のチャプターで本編をお聴きください。

それでは、先週の90腹落ちオンラインライブの一人振り返り、そして一人楽屋裏放送です。
まず、どんなテーマで何をやったかというと、先週の6月14日金曜日に、私たちが毎月開催している90腹落ちオンラインライブの6月開催回がありました。人・組織にかかわるテーマで、参加してくれる方に役に立つ情報を90分でお届けするというコンセプトで毎月開催しているオンラインライブです。
今回のテーマは、【持続的に成長できるチームと個のキャリア自律を実現するには】こんなお題で企画をし、おなじみ沢渡あまねさんと、そしてゲストにあのプロティアン・キャリア協会の有山さんに来ていただき、参加してくださった方々とみんなでワイワイしました。
事前申し込みの時点で150人くらいお申し込みをくださって、当日もちょうど100人くらい来てくださっていたので、本当ににぎやかな回でしたね。
そして、Voicyを聴いて来たよという方、ありがとうございました。たまにチャットにちらりと登場する「Voicy」というキーワードに、私が一人でテンションをあげておりました。

今回はどんな回だったかというと、「キャリア自律」というキーワードが一つのキーではあるんですけど、企画に込めた思いとしては、個人のキャリアとチームや組織の前進をそれぞれ別物に考えるんじゃなくて、この二つの重なりをどうやって大きくしていくか?それが翻って、そこで働く私たち一人一人の「働いていてよかった」という手ごたえや、その中で自分の想像を上回っていろんな経験を積んだり、見えてない発見をしながら、キャリアを大きく膨らめていくという、そんな世界観の中でどんな着眼点が持てていたらいいのかなとか、どうやったらこの重なりは大きくなるのかな、そんなことを話題に取り上げて、私たちNOKIOO、そしてプロティアン協会さんのいろんな事例も踏まえて、ワイワイしていったという、そんな時間でした。

個人と組織の重なりを大きくする発想でキャリアを捉えていこう

ここからは、小田木所感として私の思うことをぽつぽつ取り上げながら話ができればと思うんですけど、皆さん、個人と組織の重なりを大きくするというイメージはできますか?
会社が「会社のためにもこれ」という一方的ではなく、個人が「私が」という主張だけでいくのではなく、この両者が握手できる関係にあるというのが、すごく大事だよね。
そこを「重なりを大きくする」という表現をしていたんですけど、例えば、組織は機会や役割を、事業だとか組織というフィールドを通じて提供できるじゃないですか。個人は強みや価値を発揮しようと思うと、そこにある機会や役割というものを、いい意味で最大限に利用・活用していくわけですよね。
そのフィールドがあったり、そこに仲間があったり、事業という器があることで、スキルや経験も磨かれていくし、一人だと変わり得ない変化だとか発展を実現できる。
それがたぶん重なりが大きくなっていくということかなと思います。

キャリアのとらえ方は、「I」から「WE」へ

重なりを大きくするためのキャリアのとらえ方だとか、もしくは重なりの中でチームで成果をあげるための仕事のやり方、ここに目を向けながら、ワイガヤをしていったんですけど、みんなで盛り上がったキーワードがいくつかあったなと思います。
その中の一つが有山さんが使ってくれたフレーズなんですけれども、キャリアのとらえ方自体が大きく変わっていますよ、そもそもプロティアン・キャリア協会さんのキャリア観というものが変幻自在、これを「プロティアン」と表現しているんですよね。
そのキャリア観の一つが、「I」から「WE」へっていうそんなフレーズを使って説明してくれて、私もまさにこれだなって思うんですよね。
キャリアのとらえ方は、「I」から「WE」へ
「私は」だけではたぶん発展していかないですよね。
特に組織の中で、そこにいることで自分の想定を越えて発展や進化をしていくというのが、「私は」だけでは本当に難しいなと思います。
なので、「私たち」は。
仲間ともそうだし、チームとも、そして組織とも、一緒になってここでどうやっていい仕事していくか?
その中で私の強みや個性をどうやって発揮して、さらに磨いていこうか?とか、事業としても、そんな一人一人のパフォーマンスをどうやって最大に引き出して、さらに事業や組織を前進させていこうかという、これはどっちかが考えるんじゃなくて、やっぱり一緒になって考えて、一緒になって実現していくものだなと思います。
そんなイメージも私の中に膨らんで、キャリアのとらえ方自体を「I」から「WE」に変換していくというのがすごくいいなと思いました。

「I」から「WE」へとは、具体的に何を考えたり、どうやってアクションをすることなのかとか、この重なりを大きくするというのは、具体的に何をすることなのか、これが結構大事になってくるじゃないですか。
引き続きこれも小田木所感なんですけれども、自分の強みを客観的にとらえることができているか?これも一人じゃ難しいですよね。
仲間がいて、チームがあって、そこでいろいろ試す場があって、客観的に自分の強みをとらえていくということができると思うので、仲間との協同によって、自分の強みを客観的にとらえて磨く、これもたぶん重なりを大きくする力の一つかなと思います。
さらに、重なろうと思うと、そもそも最初は重なってないものを重ねていく作業なので、「私が」という観点にプラスして、「会社は」とか、「私たちのチームは」何をめざしているのか知っているとか、これが本当に大変なのが組織みたいな会社という単位だと、めざす方向性ってめちゃくちゃ大きいスローガンになるんですよね。
会社のビジョンとかミッションってそういうもんじゃないですか。
これを知っていても、たぶん自分のキャリアとの重なりはなかなか大きくできないと思うので、これを小さくかみ砕いて、それはたぶん自分が所属する一つのチームだと思うんですけど、チームはこの会社の中でどんな期待を組織からされているのか?とか、その期待に応えながら、今は具体的に何の成果を大きくしようとしているのか?その成果を大きくしようとすると、何がキーになるのか?これを知っているか?とか、自分の知っていることが仲間がとらえていることと同じか?とか、この一個一個をつなげたり、確認し合ったり、「なるほど、そうだよね」と言いながら景色を合わせていけることなんかも、やっぱり重なりを大きくする力だなって思います。

何が言いたいかというと、たぶんこれからますます「キャリアを前進させたいな」とか、「豊かなものにしたいな」と思うと、私を主語に自分のキャリア単体を考えるだけだと、たぶんそれは難しくて、まさに「I」から「WE」へ、私たちはここにいる仲間とか自分が所属しているチーム、こういう人たちと一緒になって、ここでどうやっていい仕事をしていくか?これを考えないと、ともすれば自分一人で想像のつくキャリアの前進しかしない
想像以上の発展だとか、思っている以上の進化は、やっぱり難しくなっていくな、なんていうことも思いました。
「でも、自分の強みが分からない」とか、「自分のキャリアも明確になっていない」みたいな感じで、もし悩む声があれば、大丈夫。いったん私たちは仲間と一緒に、ここでどうやっていい仕事していくか?どうやって自分一人じゃなくて仲間と連携して今はまだ見えていないものを生み出していくか?という、いろいろ試行錯誤しながら、前に進みながら進化させたり、変化させたりしていければいいんだなと思えると、すごくいいんじゃないかなと思いました。
私はこれを考えるときに、仕事のやり方、成果の出し方をアップデートするということと、ぜひ両輪でみんなが前進させられる、そんなような世界観になると、さらにめっちゃいいなと思っていますので、引き続きこのVoicyチャンネルでは、チームで成果をあげる、すなわちチームワーキングに関するいろんな着眼点とか、日々のリアリティを取り上げた放送をしていけるといいなと、そんなところも含めて思いました。

そんな場がみんなと作れてよかったなと思いますし、沢渡さん、有山さん、ありがとうございましたと、ここで一人振り返りをしながらお伝えしたいと思います。
ちなみに、プロティアン・キャリア協会の有山さんが、今回は楽屋裏トークはできなかったけれども、このチャンネルに遊びに来てもいいよと言ってくださっていたので、どこかでまた対談も企画しようかなと思っています。
皆さん、ぜひ楽しみにしておいてください。

ということで、今日は以上です。

それでは、今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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