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#1244 「トライの持続性をどう上げるか」エネルギー源としての体験

おはようございます。
小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで私たちの仕事の景色を変えるためのの日々に役立つヒントをお届けします。

植物たちにも暑すぎる日本の日光の力

今週も金曜日です。なんだかんだと暑い日が続いてますよね。
私は植物沼にはまって久しいので、わが家には大量のわさわさの観葉植物たちがいるんですけれども、観葉植物たちって熱帯とか温帯の原産が多いんですよね。
私はコンパクトに育てるよりも、ぜひメキメキ大きくなって、「うわ、こんなに大きくなった」という変化を楽しみたいタイプですので、春から秋にかけては割りと外の風に当てたりデッキに出したりして、植物たちに大いに自然の力で健康的に大きくなってほしいというスタンスで育てているんですけれども、そんな暑い地域の植物たちにも関わらず、今は日本の日差しがめちゃくちゃやばくて、直射が当たり過ぎないように、遮光という適度な日差しの調整はしているんですけれども、うっかりこの時期の太陽に半日でも当たると、葉焼けといって、葉っぱが茶色く枯れちゃうんですよ。
冷静に考えるとすごくないですか?
植物を一瞬で枯らすぐらいの日光の力。暑さに強い地域原産の植物にとっても、今の日本の夏の日差しってまじでやばいんだなと思って、そんなことを日々肌で体感しています。
なんでそんな話をするかというと、先週台風が過ぎてちょっと涼しくなるから大丈夫かなと思って油断して葉焼けを起こしてしまったという、そんな反省も込めて共有させていただきました。
植物を愛する皆さん、殺人級の日差しには本当に注意が必要ですよね。
余談でしたが、お聴きいただきありがとうございます。

HRライブDay1を終えて

今日の金曜日の放送は、今週はすでに散々HRライブの情報でいろいろ盛り上がりをさせていただきましたが、今日はちょっと静かめなしっぽり小田木個人の振り返りをさせていただこうかなと思います。
9月10日の火曜日に開催をさせていただいたHRライブ2024「事業成長につながるチーム体験とは」のライブDay1の小田木所感を私個人の振り返りも兼ねて放送にさせていただこうと思います。
昨日はかなるくんとHRライブ翌日のNOKIOO現場からのリポートをさせていただきましたが、今日は静かな感じのやつなので、参加してくださった方にはちょっとした余韻の振り返りの機会になればいいなと思いますし、参加してなかった方にも「へえ」な放送になればいいなと思っています。

まずどんな感じのイベントだったかというところですが、私たちは毎月90分腹落ちオンラインセミナーという形で、人・組織に関する90分で役に立つ情報をお届けするというコンセプトで、おなじみ沢渡あまねさんとゲストの方もお迎えしながらコツコツイベントは実施させていただいてますが、HRライブ2024はその中のスペシャル企画で年に一度のお祭り的にオンライン&ライブ会場のハイブリッドで開催をさせていただいたり、一カ月の中でコンセプトを共通にしながら3回セミナーを実施する、こんな感じの企画をさせていただいてます。
その初日が9月10日だったんですけれども、オンラインで約60名の方が当日にタイムリーに参加をされ、そして浜松市にあるライブ会場には40名の方が来ていただいて、延べ100名の方が同じ時間を共有できたかなと思います。
オンラインの視聴申し込みは100名ほどありましたので、おそらくアーカイブ動画でこの後に見てくださる方がいるのかなという感じですね。
浜松市のライブ会場では、私がお聞きした限りですけれども、首都圏から、一番遠くは広島まで、「三重から来ました」とか「名古屋から来たよ」と言ってくれる方もいたんですけれども、かなり幅広くエリアを越えて、企業の枠を越えて、人・組織をテーマで現場で汗をかく方々が来てくれたなという感じです。
その中でテーマにもとづくセミナーパートが90分、ライブ会場ではその後の5時までの延べ3時間半、登壇者と参加者が入り混じってのセッションなんかもあって、事業成長につながるチーム体験というテーマで対話して、課題を共有して、ヒントを共有し合って、かなりの濃密な時間が作れたなと思います。
「参加してよかった」とか「頭がほぐれた」なんていう言葉をかけてくれた方もいらっしゃいますし、つながりができたり、他社の試行錯誤が知れたり、視点が増えたという、そんなコメントも大いにいただきまして、主催した私たちNOKIOOとしては、メンバーとやってよかったという感覚が持てました。
メンバーの一人が、そこでどう人たちの様子を見て、こういう景色を見たくて仕事をしているんだなんてコメントをしてくれたりもしていて、そんな体験を共有できたことも、すごく大きな収穫だったなと思いました。

小田木所感を言語化してみた

全体テーマは「事業を成長させるチーム体験をデザインしよう」ですけれども、この後、Day2、Day3とテーマは発展していきますが、Day1の段階で私がどんなことを思ったかというと、本当に考えたこととか感じたことがいろいろあるんですけれども、厳選して一つをここで共有するとしたら、私は体験に目を向けるとか、体験をチームでちゃんと扱うということが、チームで成果をあげていくために合理的でかつ不可欠なものだという認識が、私もより一段踏み込んでできたし、参加してくれた方々と共有できたことが、やっぱり大収穫だったなと思います。
体験についてはここまで放送でも何度か取り上げましたので、そこのところは割愛させていただきますが、こういった話に「なんかふんわりしたもの」とか「厳しいよりも甘いもの」とか「余裕があれば、そういうのもできるかもしれないけど」とか「そういうのも大事だけれども、でもさ」みたいな、そういう感覚って拭いきれない部分が、正直に率直にあるんじゃないかなと思うんですけれども、でも今回のイベントを通じて、体験に目を向けることがチームで成果をあげるために合理的かつ不可欠なものだという認識というのはどういうことかというと、例えば、むしろ仕事がハードであればあるほどとか、厳しい状況であればあるほど必要なのが、体験に目を向けてちゃんと扱うことだ、こういう認識にガッと消化されたことが、私が感じる収穫だなと思っています。

体験を大事にすることは、補給をしながらマラソンをする、ごく普通のことだった

すごい抽象的でイメージがしにくいかもしれないですけど、例えば、100mを走らなければいけないというシーンがあったとするじゃないですか。
100mを走り抜ける。
でもこれって100mだったら、仮にその時にめちゃくちゃおなかが空いていても走れるじゃないですか。結構疲労困憊だったとしても、あと100mだったらなんとか走れるかな、そんな感覚は持てると思うんですよ。
でも、そこから走らなきゃいけないのがもしも42.195キロであれば、フルマラソンであれば、空腹だったり疲労困憊だったら走れないですよね。
むしろそんな状態で走ったら危険です。だって42.195キロを走ろうとすれば、それなりのカロリーが必要なので、事前に体調を整えて、きちんとエネルギー源を接種もするし、なにより走ってる途中で休憩したり補給をしたりしながら行くと思うんですよね。
体験に目を向けるとか、体験に伴ういい感情というのは、今のこの例えで言うところの42.195キロを走るのに必要なエネルギー源だとか補給そのものが体験であり、体験に伴ういい感情であるということが確認できたというのが私の所感です。

エネルギー源としての体験

なので体験に目を向けるというのは、特別な考えだったり、余裕がある人のオプションだったり、疲れたときの栄養ドリンク的なものではなくて、私たちの今、置かれている環境や、取り組んでいる仕事って、たぶん短期の100m走ではなくて、42.195キロのマラソンであるケースのほうが多いと思うんですよね。
ハードであって、簡単ではなくて、厳しい状況だったり、もしかしたらなかなか成果が出にくいトライの連続かもしれない。
であれば、空腹で疲労困憊状態で走り切れるわけがないので、そこに必要なエネルギー源とか、継続的な補給が体験。そして体験に伴ういい感情。
こう考えると、そこに目を向けない理由がないですよね。
むしろきちんとエネルギー源を確保して補給を続けることで、イベントでは「トライの持続性」なんて言う言葉を使わせていただきましたけれども、ハードで簡単ではない状況でみんなで頑張り続けられる、そういったコンディションをチームで維持していく、チームでいいパフォーマンスが発揮し続けられるコンディションを作っていく、そういう発想がチーム体験をデザインするだったなと思います。

Day2からの参加もお待ちしています

冒頭に植物の話をしたもんですからはみ出してしまいましたが、小田木所感としては、体験に目を向けるということが、特別な考えや余裕がある人のオプションではなくて、長く、結構チャレンジングな道のりを長距離走的に走っていく私たちに不可欠なもの、このエネルギー源であり、補給をうまく設計することで、チームで手ごたえのあるゴールに迎える、そのための不可欠なピースである。
そんな認識が共有できたし、私もますます腹落ちができたことが、今回のDay1の収穫だったなと思います。
もちろん「じゃあ、具体的にどうやって?」とか「何を実践して、どうやってチームでそういったコンディションを作り上げていくのか?」この観点はまだまだ深掘りや具体化が必要だと思いますので、ここに踏み込んでいくのがDay2「マネジメント×チーム体験」そしてDay3「人材育成×チーム体験」のパートになるかなと思っています。
あと、新しい視点が増えるというのは、何よりも単純におもしろいですし、そういった視点について多くの人と対話したり、その中で新しい視点や言葉が生まれていくといった機会が、私自身がすごく好きだなと感じています。
そんな場を一緒に作ってくれた沢渡さんとかゲストの伊達さん、そしてチームNOKIOOと、このイベントに参加や関心を注いでくださった皆さん、本当にありがとうございます。
引き続きあと2dayがありますので、盛り上げていきたいと思います。
興味を持っていただきましたら、Day2からでも気兼ねがなく参加をしていただける場を用意しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

それでは、お聴きいただきありがとうございます。

今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子(おだぎともこ)プロフィール

人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
“気合・根性・長時間労働の働き方を変えるヒント”をnoteとVoicyで毎日配信中。
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