#1159 「運比率」という発想が、運を良くする
おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。
今週も一週間がスタートしました。月曜日です。
そしてあわせて6月もスタートしていますよね。
早いなというのと、梅雨もあるので、今月は雨の多い一カ月になるのかな?そんなことを考えております。
りなさんからの小田木インタビューへのコメント、ありがとうございます♡
先週土曜日の両立サプリの配信は、今月一カ月の土曜スペシャル対談を、中の人りなさんへの引継ぎ回ということで、りなさんと一緒にお届けしました。
しかも、りなさんに私が逆にインタビューをしてもらうという企画でお届けしたんですけれども、聴いてくださった方、そしてコメントやリアクションをくださった方、ありがとうございます。
なによりも、「6月の土曜日、がんばります、任せてください」と、プレッシャーを感じながらも、ドンと胸をたたいてくれたりなさんが喜んでいましたので、皆さん、優しいコメントありがとうございます。
私もいつもどちらかというと土曜対談はインタビューをする側ですけれども、される側もおもしろいなと思うことができましたので、またちょいちょいりなさんには聴いてもらう方式をとってもらおうかなと思っています。
皆さん、改めて6月の土曜スペシャル対談はりなさんプレゼンツです。
私がちょっとビジーになってしまって、りなさんに助けてもらうという企画をお届けしていきますので、来週は何だろうな?という感じで、ぜひ楽しんでいただければと思います。
#運が良い人の習慣
今日の放送は、Voicyさんのハッシュタグテーマにもとづいてお届けしたいと思います。
『 #運が良い人の習慣 』
どこまでいっても小田木所感ではありますが、運というものについて思うことや考えていることをシェアできたらなと思います。
ちなみに皆さんは、運はあると思いますか?
私は、運はもちろんあるなと思います。
毎日生活したり、人生において、運は何らかの形でやっぱり影響していきますし、それだけにいいほうがいいですよね。
運は圧倒的にいいほうがいい。悪くていいという人は、たぶんいないんじゃないかなと思います。
圧倒的に強運な人もいるかもしれないですけど、私も含めて多くの人は、運がいい時もあれば、悪い時もあるという感じかなと思います。
そんないい時も悪い時もあるんだけれども、私は振り返ってみたら、運のいい人生だったなと言えるようになるといいなと思っています。
今日のテーマは、『#運の良い人の習慣』ではあるんですけれども、普通程度の運だと自己評価をしている私が、普通程度の運だったらこんな考え方が多少役に立つんじゃないかと、日々、思っていることがありますので、それをちょっと話題にしたいなと思います。
ちなみに、「最近、運が悪かったなー」と思うようなことがあった場合は、そんな時にも役に立てればうれしいなと思いますので、ちょっと聴いてみてください。
運の影響を小さくできないかという考え方
それは何かというと、「運比率」という考え方があるんじゃないかなと思っています。
小田木所感ですので、ググってもたぶん出てこないと思うんですけれども、運の比率で「運比率」ですね。
どういうことかというと、とある出来事ひとつを切り取って、それが運がよかったか、運が悪かったか?と判断するんじゃなくて、その出来事で起こったことの中で、運が影響しているのが何割ぐらいで、運以外は何割ぐらいだったか?こうやって考えることを「運比率」と呼ばせていただきます。
私たちはつい、起こったこと全体をばっくりとらえて、「それは運がいいねー」「それは運が悪かったね」という感じにとらえちゃうんですけれども、まるっとどちらかではなくて、起こった出来事の中で運が占める比率と、運以外が占める比率を、完全に自分所感でいいんですけど、考えてみるという発想ですね。
例えば、運9割10割というのは、たぶん宝くじとかですよね。何かが当たるとか、ばったりあっちゃうとか、ちょうど偶然に何かが起こるとか、どう考えても準備したり仕込みようがないけれども、ラッキーみたいな、この辺は運10割という比率になるかなと思います。
じゃあ、運比率が低い場合、例えば、運比率2割ぐらいだとどんなイメージかというと、何か選考するとか、採択されるようなことに応募したとするじゃないですか。
これは、選択要件や採択要件にどれぐらい準備して近づけられたかというところが、結構大きな批准を占めますよね。当てずっぽうで、運だけで選ばれたり採用されることはないと思うので、この辺は運もあるけれども、運比率2割ぐらいというイメージが持てるんじゃないかなと思います。
準備しとけば選ばれたとか、準備しとけば困らなかった、運の要素も入ってくるけれども、運以外の要素も大きいので、採用確立をあげるために、何か準備しておくとか、仕込んでおくとか。こういうケースは、最後は運の影響もあるかもしれないけれども、運比率は比較的低いという、そういったシチュエーションも、日常にいくらでもありますよね。
これが、運比率という考え方です。
皆さんが最近に起こったことを思い浮かべて、これは運比率はどのぐらいだったかなと、完全に運次第という場合は運10割ですよね。最後は運の影響も受けるかもしれないけれども、ある程度予測ができたとか、仕込みができたとか、準備ができるとか、そんな影響が一定以上あるという場合は、運比率は1割とか2割とか3割りとか、少な目になる。
こういった発想です。
運以外の比重を、仕込みや準備や備えで小さくしていく
こんな運比率という発想から何を言いたいかというと、運比率というのは実は固定じゃないんですよね。
運比率というのは、結構動いていくもんだな。
ここに、普通の運の持ち主の私たちのヒントがあるんじゃないかなと思います。
運比率は動く。変動可能という意味で、可変ですよね。
例えがいいかどうか分かりませんが、子どもが急に発熱をしました。これは生理現象なので、どんだけ注意をしても、起こるときには起こっちゃうんですよね。そういう意味では、子どもの発熱は運。
一見すると、運10割に見えるかもしれないですけれども、発熱でどれぐらい困ったか?みたいなところによって、それが「ちょっと不運だったかな」で済むのか、それとも「めちゃくちゃ大不幸だった」という感じになるのかは、たぶん運比率によって変わってくるんじゃないかなと思います。
すごくシンプルに言うと、発熱するというのは、そこだけ切り取ると運10割に見えるけれども、これでどのぐらい仕事に影響があったかとか、その期間をどれぐらい平穏に乗り切れたか、みたいなところまで含めると、例えば、ある程度こういうことが起こると想定して、仕事をいつも整理しながら進めていたとか、自分の状況をだいたいいつも開示しながら仕事をしていた、そうすると、それによって困ることが少ない。「最悪の事態になった」「とても運が悪かった」と言わずに済む場合もありますよね。
一見すると10割だけれども、いろいろ備えたり仕込んだりしていたので、運比率2割でなんとかコントロールが可能な中で乗り越えられたみたいな。
こういうことって、本当にいろいろあるんじゃないかなと思います。
なので、私は普通の運なので、「普通の運で運が悪かった」と言い続けないために、運比率で考えて、なんなら運の比率をできる限り小さくしていく、運以外の比重を、仕込みだとか準備だとか備えみたいな形で小さくできないかな、みたいなことを考えております。
結果として運が良かったと言えるようにもがく
そんなふうに考えても、「うわ、マジかよ」みたいなことってあるじゃないですか。いい時は「ラッキー!」で終わっちゃうんですけれども、運が悪かったなということって、そうは言ってもゼロにならないですよね。
それは、本当にあきめが悪いんですけれども、「うわ、マジかよ」と思っても、結果として運が良かったと言えないだろうか?
例えば、コンペに負けた。それ自体は「うわ、マジかよ」と、運比率2割だったとしても、「えー、残念すぎる」みたいなことだと思うんですけど、でも、それよりも次に良いプロジェクトに出会えたとか、もしくはそこで考えたことやアウトプットしたことが、その先でめちゃくちゃ生きてきたとか、そんなふうに言えるようにならないだろうかという、一言で言うと、あきらめが悪いだけなんですけれども、つい「ガーン」となって、そのままやさぐれちゃって、「本当に運の悪い出来事しかないな」みたいな感じで思っちゃうこともあるにはあるんですけれども、でも、「ガビーン」となりながら、結果として運が良かったと言えないだろうか、多少あきめ悪くもがいてみる。そんなことをしていくのも、私は運が良いと言えるようになる道の一歩かななんて思っています。
ということで、小田木所感ではありますけれども、『#運が良い人の習慣』ということで放送を届けしました。
運が良い人の習慣というよりも、普通の運の持ち主が、まあまあ運がいいねとか、もしくは悪い運の影響を最小限にするためのポイントとして運比率で考えるということと、運比率をそれによって下げていく。どうしても思い通りにならないということがあったら、結果として運が良かったと言えるように、何かできることがないかと、あきらめ悪くもがく。
そんな話をさせていただきました。
これは以前、私が大好きな歌詞があるんだよねと紹介をした、SEKAI NO OWARIさんのHabitの中にもちょうどあるんですよ。
【すぐ世の中 金だとか 愛だとか 運だとか 縁だとか
なぜ2文字で片付けちゃうの】
おっしゃる通りで、私も2文字で片付けないようにいろいろできる工夫をしてみようと思っています。
最後までお聴きいただきありがとうございます。
今日も一日良い日にしましょう。
小田木朝子プロフィール
「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール“スクラ”から出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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