対話×復職面談で、育休明けの仕事がぐっと楽しく｜スクラ9期生黒田千鶴さん＜前編＞

2024年7月2日 08:19

働く女性がチームで成果を上げるためのスキルを学ぶオンラインスクール「スクラ」。最近スクラでの学びを終えた修了生たちは、今、どのような手応えや変化を感じているのでしょうか？

今回のゲストは2024年3月に修了したスクラ9期生の黒田千鶴さん（ちづさん）。聞き手は、スクラ説明会でスピーカーを務めるスクラ運営事務局の桐山梨奈です。

育休前で不安を感じている方や、育休をどんなふうに過ごそうか考えている方、また、自身が当事者ではなくても、職場に育休明けの方がいたり、復職面談を担当されたりしている方のヒントになる内容です。ぜひご覧ください！

復職して1ヵ月。銀行に勤めるスクラ9期生のちづさん自己紹介

桐山：ちづさん、今日は対談にお越しいただきまして、ありがとうございます。まずは自己紹介をお願いします。

ちづさん：スクラ9期で学びましたちづと申します。昨年の9月からスクラを受講して、当時子どもが0歳で育休中でした。今は、復職して1ヵ月ちょっと経ったところで、銀行で営業の仕事をしています。銀行本来の業務と言いますか、お金を貸せるか貸せないかを審査する部署におります。

桐山：育休前はどんなお仕事をなさっていたんでしょうか？

ちづさん：育休前は銀行の個人向け営業をしていました。簡単に言うと、投資信託や保険商品、金融商品をお客様に提供する仕事になります。

桐山：そうすると、育休前と育休後で環境やお仕事の内容も変わったんですね。
そんなちづさんにお越しいただいて今日話したいのは、育休中の過ごし方です。スクラの説明会に来てくださる方には「育休中に何かしたい」と思っている方が多いので、そんな方たちのヒントになればと思っています。

桐山：ちづさんは育休前、銀行で個人向けの営業をされていたということですが、ご自身の働き方や仕事、キャリアなどにモヤモヤしていた部分がありましたか？

ちづさん：はい。とにかく、自分に自信がない状態でした。私は本当に何も考えずに、ただ目の前にある仕事をしてなんとなく1日を終わらせていました。目の前に業務があると慌ただしく1日が終わりますし、残業で疲弊しながら…という感じでした。

なので、その状態のまま育休明けに復職することを考えると、業務のブランクもありますし、自信がない状態に拍車がかかると思っていました。すごく不安な気持ちが強かったです。

桐山：ちづさんは会社からの紹介もあってスクラを受講されたと思いますが、やってみようと思えたのか、ちょっと悩みながらの受講決定だったのか、そのあたりはいかがですか？

ちづさん：正直に言うと、本当に悩みながら受講を決めました。説明会にも参加したり、会社内ですでに受講して卒業された方にお話を聞いたりして、2つ不安を感じていました。

1つは自宅にパソコンがない状態でしたので、本当にそれで受講できるのかなということ。もう1つは子どもが第一子でしたので、右も左もわからない育児の中で難しい話をしっかり理解できるのかなというところです。

桐山：パソコンがないという物理的な部分と、お子さんと一緒にいながら集中して学べるのかという不安な気持ちの中で受講してくださったんですね。実際に参加いただいて、スクラで学んだ体験を今どう感じていますか？

ちづさん：復職してまず思ったのは、育休中にスクラを受講して本当に良かったなということです。そのおかげで、今、楽しく仕事ができ、前向きに業務を進められています。そこはすごく良かったなと思っています。

桐山：スクラでの学びが今の仕事に活かせているということ、ぜひ具体的に伺いたいなと思います。スクラで学んだ中で印象に残っていることはありますか？

ちづさん：一番印象に残っていて、かつ、今の業務の中ですごく役立っているのは、「対話による問題解決」についての学びです。スクラを受講する前は自分の希望を前面に押し出して業務を進めたり、物事を進めたりということが多かったです。

しかし、相手の見ている景色を見に行くこと、要は対話をしながらお互いに良い関係を築いていくという基本を学び、それをどう活かすかという具体的なところまで落とし込んで習得できました。おかげで周りの方との物事の運びが非常にスムーズになりましたし、自分も気が楽になりました。

続きは後編をご覧ください！
※noteに掲載されている写真は、インタビューさせていただいたスクラ生の許可を得て掲載しております。

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本企画はVoicyとの連動企画です。本稿はVoicyでの対談を編集したものです。生対談はVoicyチャンネル「今日のワタシに効く両立サプリ」でぜひお聴きください。