#172 育休中に欲しかった情報や機会を発信してくれる~育休ガイドIKUMICHI~
今日は金曜日でして、いつもだったらオチのないゆるい話をする日になるのですけれども、皆さん、3月19日、この数字の並びになにかピンときませんか。
3・1・9、産休、育休みたいな、産育休と読めちゃいますよね。
今日はこの日にちなんで、スペシャルなゲストを呼んでみました。
(小田木)山崎奈央さんよろしくお願いします。
(山崎氏)おはようございます。山崎と申します。よろしくお願いします。
(小田木)今日はですね、3月19日をスペシャルな応援デーにしようと面白いプロジェクトをやっている山崎さんを呼んで、どんな面白いことをやっちゃって、なんでそんなことをやっちゃっているの?という話をゆる金に代えて配信させていただこうかと思っていまして、よろしくお願いします。
奈央さん、今日の肩書きは育休ガイドIKUMICHIのプロジェクトリーダー山崎奈央さんとご紹介したらいいですかね?
(山崎氏)ありがとうございます。
(小田木)ぜひ自己紹介からお願いできますか。
(山崎氏)山崎奈央と申します。仲間からはザッキーと呼ばれています。
2020年の5月に息子を出産して第一子の育休期間中です。
今は育休コミュニティMIRAISの5期に所属しています。
(小田木)この番組でもお馴染みの。
(山崎氏)はいそうなんです。手帳でもご紹介していただきました。
(小田木)奈央さんはどんな仕事をされているのですか?
(山崎氏)普段は人事コンサルをしています。パラレルワークでキャリアコーチをしたりしています。関心領域がキャリア発達とか、キャリア教育の活動なんかもあります。
(小田木)人・組織・キャリア、そんな感じ?
(山崎氏)はい。
(小田木)今日は、奈央さんが取り組んでいるプロジェクトってどんなの?というところと、最初にお聞きして、私はめっちゃ面白いじゃんって思ったので、そんな話を今日のVoicyのテーマにできたらなと思うのですけど、まず、育休ガイドIKUMICHIはどんなことをやっているの?というのを教えてもらっていいですか?
育休中に欲しかった情報や機会を発信してくれる育休ガイドIKUMICHI
(山崎氏)はい、ありがとうございます。
今ご紹介いただいた育休ガイドIKUMICHIというのがですね、産育休者向けのWebのガイドになります。
中にどんなことが載っているの?というところですが、育休期間に入ると、子育ての情報とか育児ガイドはいっぱいもらうじゃないですか。
ですけど、子育て情報ではなくて、自分自身のキャリアとか、育休の過ごし方、復職前に備えることについてしっかり考えることができる。そんな育休期間に寄り添うようなWebのガイドになっています。
(小田木)なるほど。だから「育休ガイド」。
ちなみに「IKUMICHI」という名称って、どんなイメージやコンセプトですか?
(山崎氏)「IKUMICHI」のIKUが、育休の育、MICHIは道で「道をいく」というダブルミーニングなのですけど、道の方は、今連想した歩く「道」と、未知の領域の「未知」。
(小田木)それをかけてるんだ、凄い!なるほど。
(山崎氏)育休の期間って、先が見えなかったりするけれども、歩いていった先に自分のキャリアがあるよねと意味合いも込められたネーミングです。仲間がつけてくれたのですけど。
(小田木)すごいなるほどって感じですよね。
未知な道を歩くみたいな。
(山崎氏)そうなんですよ。サイトのほうもまた見ていただけたら、ロゴがあるんですけど、そこにも道のイラストが入っています。
(小田木)そうなんですね。
なんでそれをやり始めたのか気になるのですけれども、奈央さん自身の経験もつながってたりとかするんですか?
自身の不安からうまれた育休ガイド
(山崎氏)まさに自分の経験でして、今回私は第一子の育休だったので、産休に入ったときから復職を見据えてというか、この期間でどう過ごさなきゃいけないんだろうとか、仕事から離れるという経験はなかったので、急に自分の役割がなくなっちゃった気がして、漠然としたキャリアに対する不安みたいなものですかね。待ってるよって会社は言ってくれているけれども、本当に戻ったら場所があるのかなとか、今後の自分のキャリアはどうなっていくのだろうとか、子どもを抱えて仕事をするということも経験したことがないし、それを見据えてこの育休期間を大事に過ごさなきゃいけないんだろうなと思うのですけれども、なんかただただ不安になってしまう経験がありました。
(小田木)そこで情報を探したりしたの?
(山崎氏)そうですね。結構調べて、でも、とにかく仲間が欲しかったんですよね。
だから、育休のコミュニティを探したり検索かけたりしましたね。
自分としては、その期間に不安になっちゃったことがあったので、キャリアの棚卸っていうのは一生懸命産休中にもやっていたなというのは思い出します。
そんな経験がありました。
(小田木)なるほどね。ということは、情報サイトとして一方向的に情報届けたいっていうよりも、一人じゃないよとか、その不安にこう向き合えるかもしれないよとか、そういう伴走してくれるところ、そんな役割がIKUMICHIにはあるのかな?
(山崎氏)すごくきれいにまとめていただいてありがとうございます。
その期間って、自分のことも不安に思ったりするけれども、産後の情報として割と育児のガイドはあるけど、自分自身とかキャリアについて考えるものはなくて、でもいろいろアンケートを見ると、今後のキャリアについて出産というライフステージの変化で悩みがある人が9割以上だったりとか、この期間に今後のキャリアについて考えたり、棚卸をしたっていう人が結構いるんですね。
そういう同じような悩みがある人に対して届けられたらなという思いで作ろうって思いました。
自分のこの不安な思いを不安に終わらせるんじゃなくて、なんとか次の人に向けて償還させたいなという思いで、今回プロジェクトを立ち上げることにしました。
(小田木)私はその当時を振り返って思い返すと、自分に不安を抱えているか抱えていないかで、子どもとの向き合い方も変わってくるような気がするんだよね。
子どもに専念しなきゃ専念しなきゃというよりも、自分の仕事のことも考えられたり、そこに不安がないことが、結果としてちゃんと子どもにも向き合えるというサイクルになっているんだなと思った記憶があるから、翻って子どもに向き合うということ自体もすごく応援してくれそうだなって思いました。
(山崎氏)まさにそうですね。産後1ヶ月2ヶ月位で考えていたのは本当にそれで、その時は子どもとの時間がメインで24時間子どもと一緒で、でもすごいモヤモヤしていたり、自分自身がハッピーでいられることは考えていかなきゃいけないんじゃないかなって、割とすぐに壁にぶち当たった経験がありますね。
自分のハッピーってなんだろうって考えたときに、仕事っていうと私の場合はちょっと違うかもしれませんけど、なにかの活動したりとか、自分のご機嫌を自分でちゃんととっていくことが、子どもとの時間の質も上げるなということを私も感じてきていたので、今めちゃめちゃ同感しました。
MIRAISプロジェクト「IKUMICHI」応援してます
(小田木)ありがとうございます。
そういった情報を欲している人やそういった機会や場を探している人に届けばいいなって私も改めて思いました。
本日公開のこのIKUMICHI、放送にURLを貼っておきますので、ぜひ皆さんご覧ください。
奈央さん今日はありがとうございます。
最後に一言お願いします。
(山崎氏)はい。自己理解の進め方とか育休の過ごし方、復職への不安対処法とかパートナーシップなどを載せていますので、ご興味ある方はぜひぜひ見てください。
(小田木)全部に関心があるという人もいそうですよね。
今日はお越しいただいきありがとうございました。
(山崎氏)ありがとうございました。
(小田木)皆さん、IKUMICHIをよろしくお願いします。
小田木朝子プロフィール
「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール“育休スクラ”から出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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