#227 あなたの家の排水管は本当にキレイですか?〜水のトラブルは突然やってくる〜
金曜日放送です。
毎週金曜日は、ゆるい金曜日「ゆる金」ということで、オチもないし、学びもない放送をだらんだらんとお話しさせていただいていますが、今日はですね、Voicyさんの「私の断捨離」というハッシュタグ企画にのって、放送させていただこうと思います。
水のトラブルは突然やってくる
何を断捨離したのかというとですね、期せずして排水溝を断捨離することになりました。
わたしも全然関心がなかったのですけれども、皆さん、排水溝って詰まったことありますか?
排水溝なので、生活で使った水、要は、汚れた水の出口と通り道ですよね。
キッチンにもあるし、トイレ、洗面、お風呂、水を使うところは基本的に排水溝があると思います。
我が家はなんと初めて、今週キッチンの排水溝が詰まるという事態に見舞われてしまいました。
詰まって初めて気付いたのですけれども、排水溝って問題ない時は一切関心を持ってないんですよね。
ある日突然くるんです。本当にびっくりしました。
ちなみに我が家は築10年です。
今週月曜日の夜にですね、夫と夕飯の片付けをしながら、「なんかさ、水の流れが悪いよね」みたいな話をしてました。
なんか流れが悪い、そうしているうちに、あれよあれよとだんだん流れなくなって、とうとうシンクに水が溜まる。こういうレベルになってしまいました。
それまでは本当に全然問題なかったんですよ。
昨日までこんなことが起こるなんて、全く予想もしてなかったのですけれども、今シンクに水が溜まっていて流れてくれない。
地獄の汚れを断捨離
「え、何これ?ちょっとどうしたわけ?」と思いながら、キッチン下を見てみると、シンクの下にうねうねと曲がったポンプ部分があるんですよね。
なので、「この辺で詰まってるのかな?」って言いながら、夫とポンプ部分を外してみました。
この時点で、もちろんポンプの部分にあった水が流れ出ることになりますので、ジャーっと水浸し、軽い地獄ですよね。
こんなのはまだ全然序の口でした。
このポンプ部分を外して、「ここがもしかしたら詰まっているのかもしれないね」ということで、洗面所に持っていって、このポンプ部分を洗ってみたんですね。
もうね、すごいんですよ。
ポンプの中にもびっちりと、なんだかよく分からないレバー状の汚れが、1センチとか5ミリとか、その位の厚みでびっしり付いてるんですね。
お食事中の方だったり、レバーが好きな方がいたら本当にごめんなさい。
でも、もう地獄だなって思いました。
「毎日の生活排水の威力ってこんなにすごいの?」って本当に驚きました。
水を流していただけなのに、なぜこんな汚れがこんなにもついているのか?
私はごくたまに、排水管洗浄の泡状の薬をポンと投げ込んでいたのですけれども、「あれは一体なんだったのか?」というぐらい、ビックリする汚れがびっちびちについてました。
「それは流れが悪くなるよね」と、これを洗浄して、「ピカピカになったから、もうこれで完璧大丈夫だわ」ともう一回付けてみたのですけれども、全然直らないんですね。流れない。
「え、もしかして見えない先が詰まっちゃってるの?」と思って、ここで軽く絶望。
さらに、このうねうねと曲がったポンプ部分って、微妙な調整が必要なのか、今度はここからチョロチョロと水まで漏れるようになっちゃって、かなりやばい状態になりました。
とりあえず心配だけれども、明日になったらよくなってるかもしれないということで、この日は寝て、次は火曜日の朝ですよね。よくなってるはずがないじゃないですか。
漏れている状態だし、シンクに水が溜まる状態なのですけれども、だましだまし朝の家事を終えて、この日の夜にですね、一向に流れてないということで、「これはもう素人には無理だ、プロを呼ぼう」とコールをさせていただきました。
水のトラブルのプロに感謝
水のトラブルの専門事業者の方々、すごいんですよね。
24時間365日、いつでも電話を受け付けてくれて、30分で駆けつけます。
「なるほど、生活トラブルってこういうことなのか」、本当に30分で来ていただきました。
この時点はですね、我が家は夕飯を食べた後で、しかも夕飯はカレーだったんですよ。
軽くお皿を流したので、シンクはカレーでさらなる地獄状態。
「カレー、やめときゃよかったな」ということと、黄色い油で汚れたキッチンを見ていただくプロの方に本当に申し訳ない思いでした。
30分で来ていただいてどうなったかなのですが、完璧に治りました。
さすがプロ、こういうときにプロフェッショナルがいるんだと思って、驚きしかなかったですね。
しかも夜に電話をかけるにもかかわらず、電話一本で駆けつけてくれるサービスのすごさ、感謝しかないです。
対応もめちゃくちゃ丁寧だし、説明もきちんとしてくださるし、ありがとうございました。
ちなみに、どんな処置をしてくださったかというと、内側からと外側の排水溝を点検して、キッチンのシンク下から太い下水につながるキッチンの排水溝の奥が詰まっている、これが症状の分析でした。
それをどうやって解消するのかというと、パワーアームみたいな専用機器を取り出して、ここから空気を送って、まず詰まりを通す、これが標準の対処方法。
プラスオプションで、一旦詰まりを解消するというのは、この一時対応でオッケーだけれども、排水溝に汚れが蓄積されていて、詰まりやすい状況であることは変わらないわけなので、これにオプションで、排水管を奥の奥まで物理的にゴリゴリ掃除をしていただく、機器を使った処置をお願いして解消させていただきました。
日々のキッチンの使い方で排水管の詰まりを予防
そして、プロの方曰く、油汚れの蓄積で、キッチンの排水溝や生活の排水溝というのは、「いつか必ずどこかで詰まるもの」だそうなんですね。
なので、毎日毎日ちょっとずつ薄い皮膜が蓄積していくようなイメージですかね。
私は、その前日に分厚いレバー状の汚れを見ておりますので、その話がホラーではなく、現実なんだと受け止めざるを得なかったです。
ただ、いつかどこかで詰まるのだけれども、この詰まりというのは予防をしたり、遅らせることはできる。それが日々のキッチンの使い方でできるって言うんですね。
そんなことは知らなかったということで教えていただいたのは、まず一つは、月に一回ぐらいぜひ処置してくださいと言われたのは、シンクに熱めのお湯を張って、それを一気に流すということで、排水管を温めながら油汚れを流すことできるので、月に一回ぐらいを目安にやってください。
分かりました、やります。
もう一つが、毎日の家事が終わった時に、まとまった水をジャーっと流し切る。これをやってください。要は、汚れた水が最後に排水管に付着した状態で終わらせないようにジャーっと流し切ってください。
毎日だったらこの方法で予防したり、遅らせることができます。
こんな事まで教えていただいて、感謝しかありません。
あなたの家の排水管はキレイですか?
結果的には我が家は、このトラブルを契機に、キッチンの排水溝の十年分のたまりにたまった汚れの断捨離ができたんですね。
本当に気分爽快。
勝手に、「あの汚れがなくなったということは、運気まで上がるんじゃないか?」そんな気分になりました。
あわせて頭をよぎったのは、これ、本当は洗面所とかお風呂とかトイレとかも必要だよね。
プロの方が、「何かあればいつでも呼んでください」と言ってくださったので、何かある前に本当はメンテした方がいいんだろうなって思いながら、今回はキッチンだけをお願いしたという形になります。
この一連のトラブルを経て、本当に考えちゃいましたね。
排水って、何か問題が起きないと全然関心が向いてなかったんだな。
目の前でいろんな水を使って、汚れた水を流してるのですけれども、目の前から流れ去った時点で、少なくとも例えばキッチンのシンクがきれいな状態で、汚れたお水については、一切関心を払ってなくて本当にごめんって感じでした。
きれいな水、飲み水には関心を払うにもかかわらず、使って流した水には関心を払ってなかった。
そんな自分自身に反省をしました。
生活排水、下水システムのありがたさを大痛感ですよね。
やっぱり身体と同じで、動脈、静脈の両方があって、私たちの生活が成り立っているんだなと思った今日この頃です。
小田木朝子プロフィール
「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール“育休スクラ”から出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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