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#500 「あのとき私は〇〇だった」と言える強さと変化

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、出産を機に必殺残業の働き方をアップデートさせたい、あなたのためのオンラインスクール育休スクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

4月4日の月曜日です。
今日からまた新しいタイトルコールを使わせていただいているのですけれども、”必殺残業の働き方”、これは過去の私の超必殺技だし、その時は、これが自分の仕事の勝ちパターンだと信じて疑ってなかったな、そんなふうに思っています。
この仕事のやり方、もっと言うと、チームでの成果の出し方をいつからでも変えていける、そんな思いも込めまして、今週はこのタイトルコールを使わせていただきたいなと思っています。

スクラ修了式から感じたもの

今日は、私のライフワークからのレビューをさせていただきたいと思います。
私の大事な仕事であり、今情熱を注いでいる一つの活動、この放送でもオンラインスクール育休スクラという紹介をさせていただいていますが、このオンラインスクール育休スクラの第6期の修了式が、先週の水曜日にありました。
オンラインスクール育休スクールは、3ヶ月コースと、6か月コースがあるのですが、先週は、第5期の6ヶ月コースを終えたメンバーの修了式だったんですよね。

修了式は何をするかというと、修了生とともに関係者が集って、セレモニーとしての場であり、修了メンバーが卒業スピーチを共有する場にもなっています。
6ヶ月間、仲間と一緒に学んできた6か月前の自分からの変化だとか、手応え、復職やこれからの仕事・キャリア・人生に向けての、期待・抱負・振り返りみたいなものを語るスピーチの場です。

すごく緊張の場を想像されるかもしれないですけれども、みんな6ヶ月間もずっとそうだったように、だいたいの方が子どもと一緒に参加しています。
子どもと一緒だからできないではなくて、子どもと一緒でもできた、こういった充実感もある場だなと改めて思いました。
今、私は淡々と語っていますけれども、本当に熱いし、いろんな意味で感慨深い。
大人になって学ぶとか、仕事をするという中で、感情が動くだとか、心が震えるような感動を味わえる。
こういった機会があるというのは、すごくありがたいことだなと思いました。

「あのとき私は〇〇だった」と言える強さと変化

ここからは、私の個人的所感をレビューさせていただきたいなと思います。
メンバーの一通りのスピーチを聞いて、一つ多い型というのがありまして、6ヶ月前を振り返った時に、「あの時、私は〇〇だった。」こういった振り返りのフレーズが、スピーチの中に入るケースがすごく多いなって思います。
あの時、私は〇〇だった。
例えば、どんな言葉が入ってくるかというと、「あの時、私は自分の人生の中心に、自分がいなかった。」、「あの時、私はぐるぐる悩んで、自分の頭で考えるということができていなかった。」もしくは、「環境や状況を変えられないと思って、諦めていた。」とか、「目的や仕事の意味を喪失していた」とか、「自分に自信がなくて、自分で選択するということができていなかった。」とか、「あの時、私は役職至上主義だった。会社の中でのルールだとか、”こうあるべき”にとらわれていた。」こんな言葉もありましたね。

「あの時、私は〇〇だった」と言えるか、これってすごい勇気もあるし、一方で、まだその〇〇な状態にいるうちって、絶対に言えない言葉だと思うんですよね。
「あの時、私は〇〇だった」と言える強さと、その変化をまさに体現する言葉なんじゃないかなと思います。

どうなったら「あの時、私は〇〇だった」と言えるかなと思うと、やっぱり一つは、本当の自分自身を理解する
これができないと、出てこない言葉じゃないかなと思いました。
本当の自分、強みや個性ももちろんだけれども、弱い部分とか未熟な部分とか。私もそうなのですけれども、こういう部分って、普通、人って守ろうとしちゃうんですよね。
自分を守ろうとすると、周りの環境を責めたい気持ちにもなっちゃうし、言葉で言うのは簡単だけれども、ありのままの自分を、強いところも弱いところもちゃんと受け入れられるかどうかって、やっぱり強さだなと思います。

さらに、「あの時、私は〇〇だった」と言えるには、その状態を脱していないと、そうは言えないと思うんですよね。
変化する。
例えば、新しい視点を持って、問題解決する力がついている。
その状態を脱していないと、言えない言葉でもあるので、「あの時、私は〇〇だった」と言える強さと変化を実感できたなと思います。

そういった変化をしていくためには、私は改めて、一定の時間とコミットメントが必要で、そこに仲間がいるとか、行き当たりばったりではない、ちゃんとした体系立ったプロセスとか仕組みがある。
だからこそ、自分一人では得られない変化の手応えがある
そういうものって必要だなと思っています。
そういう機会を、誰でも届く場所に広げていきたいというのが、このオンラインスクール育休スクラのコンセプトでもあるんですけれども。

人生における育休の価値を広げたい

もう一ついえるのが、人生における育休の価値って、もっともっと私たちも見直さなきゃいけないし、社会的にも見直されていいなと思っています。
これから長く仕事をしていくじゃないですか。子どもがいてもいなくても。環境もどんどん変わっていく。
ということは、必ず長いビジネスパーソン人生の中で、学び直しみたいなものって必要になるなと思っています。
”学び直し”というのも、言葉では簡単ですけれども、新しいものを学んで、自分の中に入れるということは、今まで「こうすべきだ」、「こうあるべきだ」もしくは、「こういうものだ」と思っていたものを、手放していくことも、あわせて必要になるのかなと思っています。
なので、自分の事をちゃんと理解して、これから何が必要で、これからのために何をきちんと手放すべきか?
これを整理しながら、新しい視点だとか、知識、力を付けていくというのが、学び直しなのかなと思います。

それって情報に触れるというだけでは難しくて、トレーニングが必要で、マラソンのペースを上げていくのも、毎日走ってなんぼじゃないですか。
そういう一定のペースでのトレーニングを繰り返していくということが、できる仕組みが必要なんじゃないかな。
そういった時間や、自分へのじっくり向き合い方をするのに、育休ほどのチャンスはないなと、改めて思った次第です。

職場でも家庭でもない、つながり

「あの時、私は〇〇だった」といえる強さと変化、これが小田木個人的所感その一で、もう一つは、本当にシンプルなのですけれども、外につながりを持つって大事だな、これを改めて実感しました。
もう、中に答えがないんですね。
自分の中に答えがないとか、会社の中に答えがないとか、家庭の中だけで考えていても、やっぱり答えが見えない。
そんな時に助けてくれるのが、やっぱり外のつながりだなって思います。
つながり・仲間・居場所。
それが職場でも家庭でもないというところが、育児とか両立が大変だからこそ、私たちの仕事人生が長くなるからこそ、すごくすごく重要性を増しているなと思った次第です。

開講前スクール説明会はあと2回だけ!

今日は、私たちの事業としての活動報告と、そこで個人的に考えたことをシェアさせていただきました。
ちなみに、このオンラインスクール育休スクラは、次は来月5月の中旬に第6期が開講いたします。
もしこの放送を聴いて、ちょっとでも関心がある方がいらっしゃいましたら、オンラインのスクール説明会を開催していますので、情報収集だけでもかまいません。こちらに一度お越しいただければと思います。
開講までの残りのオンライン説明会の開催回数は、あとたったの2回になっています。
4月14日木曜日と、26日火曜日です。
放送にリンクを貼っておきますので、興味のある方は、こちらからお申込みをお願いいたします。
「今、育児が大変だ。」、「余裕がない。」そういった時に新しいことを始めるって、ハードルが高く感じるかもしれないですけれども、私は大変な時こそ、外とつながる自分だけで悩まない、もしくは、今持ってない問題解決のヒントを探しにいける勇気が持てると、バッと目の前の景色が変わる瞬間があるんじゃないかなと思います。
そんな方と一人でも多く出会えたら嬉しいなと思っています。

最後までお聴きいただきありがとうございます。

それでは、今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール育休スクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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