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#239「犬は飼いたくない」から、手のひらを返した私

まずはですね、お礼をさせてください。
今週の2日水曜日にaudiobook.jpさんとのコラボイベントを開催させていただきました。

イベントへのご参加、ありがとうございます!

ポジティブ育休宣言』ですね。
このイベントに多くの方に来ていただいて、そしてこのVoicyを聴いて来てくれた方がいたことが本当に嬉しかったです。
コメントに、「聴いてますよ」と書いてくれたメッセージも本当にありがとうございます。
当日はどんな感じだったかというと、audiobook.jpの上田さんの底なしの面白キャラ、そしてまとめ上手の沢渡さん、3人で目一杯トークさせていただいて楽しかったです。
来てくださった皆さん、心からお礼をお伝えしたいと思います。

そして来週は、出版記念トークライブ、9日水曜日の13時からです。
こちらも良かったらお越しください。

イベントバナースクエア (1)

「犬は飼いたくない」から、手のひらを返した私

そして、今日は金曜日になりますので、またゆるい金曜日ということで、仕事を無視、オチなし、本当に普通の雑談をさせていただきたいと思います。
ちょうどVoicyさんが今、「 #あなたに会えてよかった 」こんな企画を実施されていましたので、この「#あなたに会えてよかった」にかこつけて、今日は、「犬は飼いたくないから、手のひら返しをした私」について話をさせてください。
ここで何度か聴いてくださっている方はピンときてますよね。
「はい、はい、はい。またフクちゃんの話するわけね」と。
フクちゃんの話をしたいんですよ。
ただ、池ちゃんに、「あんまり犬の話はやめてください」って止められていますので、今回はハッシュタグ企画に乗っかるということで、フクちゃんの話をさせていただきたいと思います。

初めての方もいると思いますので、改めて。
「あなたに会えてよかった」これでパッと頭に浮かぶのは、今年の2月から我が家に来てくれた柴犬フクちゃん推定7才。こちらのワンコがおります。
推定7才って何?っていう感じですけど、まず子犬じゃないんですよね。
完全なる成犬。人間でいうと、50歳前後のおじさんということになります。
フクちゃんは保護施設から来ました。
元々ブリーダーで繁殖犬として飼育されていたそうなのですけれども、ブリーダーさんが廃業をして、保護施設が引き取り、そこで私たちが出会ったという形になります。
フクちゃんは、実はずっと残ってたのですけれども、なんで残ってたかというと、右目に怪我があり、それでなかなか貰い手が見つからなかった。
こういう経緯で最終的にうちに来てくれた子になります。
こんな話をすると、よほどの愛犬家というか、犬が大好きな方なんですねって言われるかもしれないですけれども、私は実は、犬は飼いたくない派でした。
なぜ飼いたくなかったかというと、まず別れがつらい。
掃除が大変。散歩が大変。外出できない。匂いが気になる。お金がかかる。
あげてみるとすごいなって感じですけれども、この辺の6項目が私は嫌で、家族が「犬が飼いたい」特に娘が、「犬犬」って言ってるのですけれども、「だーめ」みたいな感じでここまできました。
夫は、その希望をどこかでは叶えてあげたいと思っていたようで、特に希望していた次女ちゃんが、そろそろお世話ができるかなという年齢で、じゃあこのタイミングでいこうと約束をしてしまったという。
こういうなし崩し的な経緯で、飼うことになったという実態です。

あんなに嫌だと言っていたのに!

縁あってフクちゃんが来たのですけれども、飼ってみてどうだったか?
まず何よりも、フクちゃんの性格が良いんですよね。奥ゆかしい。
私も最初は、「えー、私絶対に世話しないからね」って言ってたのですけれども、だんだん我が家に慣れていく姿に、めちゃくちゃ愛着が湧いてきて、本当に可愛いんですよね。やっぱり。
そうこうしてる間に、フクちゃんは小田木家のセンターに躍り出て、我が家は犬バカ一家一直線、こんな感じになっております。
どのぐらい犬バカさんかというとですね、次女ちゃんが特に溺愛しているのですけれども、「ママ、クイズ出すよ、日本一可愛い犬って誰だ?」って。
私が考えて、「うん、福ちゃん?」、「正解!」みたいな。
「あ、でもフクちゃんは日本一じゃなくて世界一じゃない?」と、こんな会話が日常繰り広げられているとか、夫と散歩に出掛けるとですね、前を歩くフクちゃんの後ろ姿を見ながら、「この後ろ姿に本当に癒されるよね」そんなこと言いながら、愛くるしい姿にむしろ会話がなくなるとか、こんな感じです。

さっき言っていた6つの項目はどうなったのか?という話ですけれども、まず「別れがつらい」に関してはですね、受け入れることができました。
最後はくるんだけれども、その日まで目一杯幸せに暮らしてもらおう
そういうふうに考えることができるようになり、「掃除が大変」はどうだったのか?柴犬ちゃんなので、毛が抜けるのですけれども、この抜けた毛を掃除機で吸って、掃除機の中にどれぐらいたくさんとれるかという毛玉の大きさを家族で競うようになりました。
「散歩が大変」、これは、朝長女ちゃんが行き、夕方次女ちゃんが行き、そして夜は、私と夫が休み休みになっていたウォーキングを、フクちゃんが来てから休まず行くようになったということで、むしろ家族共々健康的になった。
「外出できない」に関しては、まずフクちゃんが大人しくて、日中お留守番ができるんですよね。
一方で、週末は一緒に出かける楽しさが加わり、すごくいい。
「匂いが気になる」は、娘がむしろフクちゃんの匂いにはまっているのと、夫婦でシャンプーがめっちゃうまくなりました。
最後に、「お金がかかる」、これはやっぱりかかってます。
我が家もペット飼ってますという方は、おそらく、うんうん頷きながら聴いてくださってるかもしれないですけれども、例えば、フィラリアのお薬ってあるんですよね。フィラリアのお薬が、小指の爪ぐらいの大きさで、一粒3,000円とかするんですよ。
これを月に1回、8ヶ月、休まず飲ませてくださいね。
こんなふうに言われちゃうんですね。
「まじか?」本当にそう思いました。

一方で、飼ってしまったことで考えるようになったことがいくつかあります。
まず我が家は、結果としては、縁あって保護施設からフクちゃんを引き取って出会うことができたのですけれども、最初は「健康な子犬が欲しい」、こう考えてたんですね。
もちろんそれ自体は全然悪いことじゃないです。
でもフクちゃんと出会った時に、「ペットショップにいるいろんなワンちゃんの裏側に、どんな環境や世界があるんだろうな?」ここをやっぱり考えるようになりました。
ブリーダーで繁殖犬として飼育されてきたフクちゃんなのですけれども、我が家に来てすぐはですね、すごく警戒心が強くて、来てから数日間は、日中決して座らなかったんですね。仁王立ち。
そのまま立ったまま、うつらうつらしちゃうぐらいな感じで。
頭を撫でようとして手を伸ばすと、ちょっとビクつくという傾向が見られました。
今はちょっとふくよかになり、わがままをいうようになって、目も少しずつ良くなって、次女ちゃんは常にフクちゃんにまとわりついているので、人間とスキンシップをとるということもこなれてきているのですけれども、「これまでどんな環境で育ってきたのかな?エサはどうしてたんだろう?散歩は?愛情は?」
多頭飼育崩壊というニュースがすごく目につくようになったり、ブリーダーのような繁殖施設での頭数制限というルールが新たにできるというニュースなんかもすごく目につくようになりました。

いろいろありましたけれども、今は本当に「家族が一人増えたんだな」そんな感覚を持っています。
フクちゃん、本当は何歳なんだろう?
ここで幸せな生活を送り続けてほしいなって、今は思っています。
ありがとうございます。

両立サプリアンケートのお願い

終わりに一つ共有させてください。
来週の14日の月曜日から、両立サプリを開いていただくと、一回だけ皆様にアンケートが表示されます。
どんな人が聴いて下さっているのか、今後の放送と発信のヒントにさせていただきたい簡単なアンケートになります。
表示は一回のみ、消すこともできますので、運転とかしていたら難しいと思いますけれども、協力してもいいよという方、ぜひご協力いただけると嬉しいです。
それでは、お聴きいただきありがとうございます。
今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール育休スクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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