読書メモ 村上龍「五分後の世界」
感想
はじめて、五分後の世界を読みました。何回も読み返したくなる小説に出会えたという気持ちになるのは、初めての体験だった。
初めの一行を読んだ瞬間から、何が起きているのか全く分からない世界に自分がぶん投げられた感覚になる。五分後の世界とは何、この世界を構成している言葉、人々の考え方、すべてわからない。読み始めた自分の心情と主人公の心情が重なりながら読み進み、少しずつ五分後の世界という題名の意味を知っていく内容になっている。
正直内容は、何をどう言えばいいか、一回読むだけでは