![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155516842/rectangle_large_type_2_b61dd22785e097406b0c5e5436d1bceb.jpeg?width=1200)
革製ギターストラップの魅力
こんにちは。
本日はギター、ベースを演奏する上で欠かせないストラップについて。
ストラップは安いものでは1,000円を切るものからあり、機能としてはそれでも全く問題は無いかと思いますが、私にとってストラップは機能としてもお洒落としても、ベースを楽しむ上で重要な要素となっています。
私が愛用しているのはこのようは2ピース構造の革製のストラップです。
![](https://assets.st-note.com/img/1727179022-bMNUw1AGuYaH2Fs6yKgpEXqz.png?width=1200)
ナイロン製のストラップなどより高価ですが、耐久性が高く長持ち、厚みや幅の選択肢が多く、重いベースに使用しても疲れづらいものもありますし、革の雰囲気、使い込むことで味が出てくるところは楽器本体にも通じる良さがあります。また、私はビンテージスタイルの楽器が好きで、革製のストラップは雰囲気が良く合うことから選ぶことが多いです。
こちらはアメリカのMoody Leather。
![](https://assets.st-note.com/img/1727179253-TMpz0DRjqhUWV16Z3NuS9dbg.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1727179074-pQM4GxHjhkrtCozsDU3OwgTZ.png?width=1200)
一本一本ハンドメイドで製作されており、革の質感、仕上げが素晴らしく、非常に満足度が高いです。革もとても分厚いですが、柔らかく身体に良く馴染みます。厚みがあってピンから外れづらいのも良いポイントです。
![](https://assets.st-note.com/img/1727179112-ruHVAPOQxtSKLkodY68ah1jG.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1727179134-QOE716PUJusgXceZKwxkhb3F.png?width=1200)
他社でベース用にパッドが付いたストラップもありますが、シンプルなルックスが好きならMoodyでしょう。革が厚く柔らかいので楽器の重量を十分受け止めることができ、パッドの必要性は感じません。
箱も豪華で素敵ですね。ギター好きなパートナーへのプレゼントなどにもいいんではないでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1727179226-cKbXls14nxmvVNjqo0JSwyzd.png?width=1200)
表裏で革の種類や色の組み合わせが豊富なのもポイント。サウンドハウスでオーダーもできるようです。
https://www.soundhouse.co.jp/contents/staff-blog/index?post=3712&srsltid=AfmBOooLyKBSUvlUogVLPDpKZyGNIbeYOdB6S2drGaJThi3JLg982vfv
こちらはレザー&レザーのライトグリーン+クリーム。いかにもビンテージフェンダーに合いそうな組み合わせ。
![](https://assets.st-note.com/img/1727179290-2AINSZwtVnkrGXB870CvM4Yc.png?width=1200)
幅広(4インチ)のレザー&レザー。
![](https://assets.st-note.com/img/1727179360-YqjOTv7bzxRGcsmyn3ZXwakP.png?width=1200)
重い5弦ベースでも全然疲れを感じません。
値は張りますが、それだけの価値があるストラップだと思います。
続いてご紹介するのはMAGRABO STRAPS。
![](https://assets.st-note.com/img/1727179404-09fjzvyqoi5lGPTHMVR7BtCh.png?width=1200)
イタリアのブランドで、あまり日本では見かけません。お値段は日本円で15,000円程度と、Moody Leatherよりは安価です。2ピースタイプ以外にも様々なラインナップがあります。ヨーロッパだと買えるのかな。
https://www.magrabo.com/en/
![](https://assets.st-note.com/img/1727179558-ar0oTIAnpGcMPwjfztdlZh6g.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1727179438-5vUiIb4Q2ADmMOFhw8TRn3gl.png?width=1200)
材質はスムースな革が表、裏がスエード革の二重構造になっています。日本の楽器店ではこの価格帯ではなかなか見かけない、高級感ある質感と洒落た色合いが魅力的です。
![](https://assets.st-note.com/img/1727179493-hIRMYblrWmC35zpnBL2qTJk0.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1727179527-d9YHgjJbMXkzNq6cIOEvuKZr.png?width=1200)
ASEAN圏のちょっとお洒落で高級な楽器店でも取り扱っているようで、タイはバンコクのSTRINGS SHOPにてとても豊富な取り扱いがありました。
https://www.stringsshop.com/
旅行や仕事のついでのお土産にいかがでしょうか。
ダフネブルーっぽい色。こちらも素敵。
![](https://assets.st-note.com/img/1727179627-gOr15JGFjyCQRPtEA0xKWTqu.png?width=1200)
スエードバックなので滑りづらく、楽器を安定させる効果があります。特にヘッド落ちしやすいプレベで低く構えた時のハイポジションの弾きやすさが違います。自由に楽器を振り回したいなら、程よく滑るMoody Leatherのレザーバックの方がいいかもです。
このMAGRABOのストラップですが、最短状態でもちょっと長めです。
![](https://assets.st-note.com/img/1727179654-JMsC01XcI6HSETzmNPgatoYh.png?width=1200)
取り付けて楽器を背負ってみると、腰くらいの位置に来ます。座って弾く時に近い高さにしたい場合はちょっと長過ぎます。
そこで、2ピースタイプを通常よりもさらに短くする方法をご紹介します。
![](https://assets.st-note.com/img/1727180460-49V8rKnv57mg6PfopsEYlLd3.png?width=1200)
1.後部のパーツの後端部を裏からストラップ本体の穴に通す。奥まで通さず、この辺で止める。
![](https://assets.st-note.com/img/1727180695-KmoPg9CXy2VaIhDNR3kA4MS8.png?width=1200)
2.残りの穴に後部パーツを通す。
![](https://assets.st-note.com/img/1727180734-oncgORMS3bACZaNyktPEX52z.png?width=1200)
3.後部のパーツの穴に通して、
![](https://assets.st-note.com/img/1727180767-SuRv7rC8clZAsTNJq5YHQDVk.png?width=1200)
4.キュッと締める。
![](https://assets.st-note.com/img/1727180782-16KcVRHbipXFLYNJ0APtuZIB.png?width=1200)
こうすることで、普通に長さ調整するより大幅に短くすることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1727180798-Th4Bp3n19ySqx0Q2CVEMAZXb.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1727180820-bRfTFKEaCsqBDe6Hvl8wt90J.png?width=1200)
ただちょっと煩わしいんですよね。
そこで、短い後端パーツをレザークラフト店に依頼して作ってもらいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1727180847-iO7yev6pKc9dQoNB1ws4zft5.png?width=1200)
クリーム色のストラップですが、あえてブラックでオーダー。
色違いにしたのは、Scott’s Bass Lessonsに登場するSharon Renoldさんが色違いの2ピースレザーストラップを組み合わせていたのがカッコよくて、真似してみました。
元ネタ動画が見つからないのでチャンネルのリンクを貼っておきます汗
https://www.youtube.com/@devinebass
革の質感は同じとまでは行きませんが、いい線行っているのではないでしょうか。色違いなので質感の差は目立たないです。
![](https://assets.st-note.com/img/1727181079-1o3u8R4asGcrxAqEkbdLMtK7.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1727181111-xAIBN17mX4SOvJHcrpYlKb8a.png?width=1200)
これで簡単に短くできるようになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1727181155-8G2utrJcxQ7S4hD3YwqH5K6g.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1727181175-caHTKwqe8phEnimLFfZru41M.png?width=1200)
Fender Custom Shop 1959 Precision Bassに取り付けてみました。
なかなかいいんじゃないでしょうか!長さもちょうど座って弾く時と同じくらいになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1727181209-uf1v9IhOGedArFi05kaMY37C.png?width=1200)
満足!
以上、レザーストラップの魅力を知って頂くことができましたら幸いです。
ご参考までに!