ビブラート その1:取得までの経緯
ビブラートに関して自分なりの気付きや練習、実用についてです。
その1:取得までの経緯
その2:気付きと方向性
その3:他技術との兼用・実用
以上、全3回に纏めます(多分)
前書きはここまでにして始めていきます。
きっかけ
実は広瀬香美さんのPromiseがきっかけです。
サビの迫力、展開力に惹かれてとりあえず真似し始めました。(一部明確にはビブラートではありませんが)
練習
喉ビブラート
音を上下させる所謂喉ビブラートで練習していました。
サビのビブラートではない部分(きっと~~~のところ)を反復練習していました。
自身の地声の最高音はいいとこmid2Eで、promiseの最高音は1オクターブ下でもmid2Dとギリギリのラインです。
基礎も持続力もなかったためあっさり撃沈しました…なんせ迫力が出せないです。
ネットを頼りに次の方法を模索。
横隔膜ビブラート
音を上下させるのではなく呼気量を大小大小…というように物理的に揺らす方法です。
調べると腹式呼吸うんぬんの正しいビブラートの出し方的な感じで出てきます。
原理的に日常動作に組み込めそうですよね。
という訳で"うがい"する時に腹式呼吸を意識するように心掛けるようにしました。
寝起き、帰宅時、就寝前に30秒~1分程度、呼気量と喉の使い方を身体に染み込ませるような感覚でうがい練習していました。
結果的に喉ビブラートの弱点である音域面と持久力を物理的に無くすことで歌唱に余裕を生むことができました。
この段階で自分なりのビブラートの基礎はほぼ完成です。
最終的に
うがい練習が効果抜群だったように思えます。
・上を向くことで喉周りの脱力
・水という障壁のおかげで舌も身体も力めないこと
・口呼吸が難しい状況下に置かれることで必然的に鼻呼吸にシフトできること(ブレス改善)
等々今思い返してみるとなかなか効果的な練習になっていたのかもしれませんね。
風邪を引いてても腹式呼吸自体は練習できますし、咽頭~喉頭にかけてコントロールできれば患部の洗浄も捗ります。(個人の見解です)
コロナ禍でうがいをする機会が増えたこのご時世、試しにやってみると新たな発見があるかもしれないので是非お試しを。
但し、少しでも喉に違和感を感じたらすぐにやめて下さい。
以上『ビブラート その1:取得までの経緯』でした。
次回は『ビブラート その2:気付きと方向性』を書いていきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。