FX今週の成績とFOMO
2024年1月27日(土)。北風が冷たくはありますが、何だか春を思わせる陽気でもあります。
今週は日銀の金融政策決定会合が行われました。日本銀行、我が国の中央銀行です。日銀の仕事は文字通り「金融政策の決定」。お金を借りるコスト(金利)を上げたり下げたりすることで、世の中のお金の動きをコントロールしています。
一方、アメリカの中央銀行である連邦準備制度理事会、通称FRB。こちらも同じく政策金利の上げ下げなどさまざまな金融政策で経済をコントロール(物価を安定)していますが、もうひとつ重要な仕事があって、それは「雇用の最大化」。
そう、失業者をいかに減らすか。これがアメリカの中央銀行にとっては大きな仕事のひとつになります。
来週はそのアメリカにおける金融政策決定会合、FOMC(連邦公開市場委員会)が控えております。どんな発表がされるのか、楽しみであります。
さて今週のFXはというと...まったくひどい目に合いました。上がれば下がる、下がれば上がるの乱高下。で、終わってみたら案の定、週の始値と終値がほぼ同じという、上にも下にも行って来いの相場。
こういう時はどうしても勝てない。ポジション持っては狩られ、持っては狩られ、の繰り返し。結局先週末に比べて13000円の大幅マイナス(泣)。
で思い出すのがFOMC...ではなくFOMO。
Fear Of Missing Out
逃すことへの恐れ
「あの時買っておけばよかった」「今買わないと後で後悔するのでは?」といった機会損失に対する恐れです。
株にしろFXにしろ、安く買って高く売る(高く売って安く買う)のが基本。ただし難しいのは今がその時なのか?ということ。
言い換えれば、「チャンスが来るまで十分待つ」のが非常に重要。
しかししかし、言うは易しでこれができない。今週みたいに1週間まるまるチャンスがない、という時にじっとして待つのがいかに難しいか。
チャンスを待てるか、あるいはFOMOが頭をもたげてついエントリーしてしまうか、そこが勝者と敗者の分かれ目かも知れません。