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テロリストたちは笑みを浮かべて楽しんでいた
世界中からDJが集まっているのを知っていたので、私は午前3時頃に音楽祭に到着した。
約3000人が参加する国際的なイベントだった。
仲間と集まろうとテントに向かって歩いていると、ロケットの弾幕が降ってきた。誰かが音楽を止め、サイレンが聞こえはじめた。数秒後には、テロリストが近づいてくるのが見えた。
私たちは車に乗り込み、すぐさま逃げ始めた。完全にカオスだった。人々は銃撃を受けながらも時速120kmで車を走らせた。トラックに乗ったテロリストたちが見え、武装した警察官が私たち30人をバリケードに誘導した。
そのとき、テロリストは私たちに向かって発砲し始め、バリケードに発煙弾を投げ込んだ。1分後、私の周りの誰もが狂ったように叫んでいたとき、別の手榴弾が私の頭上をかすめて飛んでいった。背後には、手榴弾に当たった人々の遺体が見えた。私の友人は至近距離から撃たれた。一番前の列と、2列目の全員が殺された。
私は肘に銃弾を受け、足と肋骨に破片を受けた。幸運なことに、その瞬間、テロリストの銃が詰まり、彼は退却した。
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地面に落ちている武器がないか探していたが、また銃声が聞こえ始めた。私は放置されたパトカーに駆け寄り、無線で助けを求めた。無線では走って逃げるように言われた。
友人が彼女を蘇生させようと必死になっている間、私は車を動かそうとしたがだめだった。テロリストたちは私たちに向かって "彼女は死んでる"と叫んだ。
彼らは動物だ。殺人の目をした動物だ。彼らは至近距離から私たちを虐殺した。私たちに向かって銃を乱射し、笑みを浮かべて楽しんでいた。
私は、死傷者をまつ救急車に運ばれた。車内には、重傷を負った子どもを連れた2人の両親と、私のそばで瀕死の状態にあった老人が乗っていた。慰めの言葉もかけることも出来なかった。全くの混乱の中、3時間が過ぎた。
シャハル・B