見出し画像

東京タワー階段競走2020開催

2020年11月15日(日)、今シーズン最終戦となる東京タワー階段競走が開催される。当初は6月開催予定でしたが、昨今のコロナ騒動でこの日の開催に決まりました。
先日のさっぽろテレビ塔バーティカルランニングでも強豪が揃いましたが、東京では更にレベルの高い激戦が予想されます。私が考える注目選手や見所などを今回の投稿でお伝えします!

札幌での記事はコチラ


歴代優勝者、出揃う

今大会は以前より増して歴代優勝者が多く出場していることが最大の注目ポイント。

2016年優勝の遠藤直弥選手、2017•2018年優勝の渡辺良治選手、2019年優勝の小山孝明選手(自分のことですが第三者的な目線で話してます)と、近年優勝している3名が出揃いました。

遠藤選手は"初音ミク"の仮装でお馴染みで、長い髪を揺らしながら登る異色のバーティカルランナー。

渡辺選手は言わずと知れた世界ランク3位の猛者。階段王を目指す国内絶対王者は、2019年大会は海外戦と開催が重なったため不出場。2年ぶりの東京タワー。

昨年東京タワーで優勝した小山選手は短距離レースを得意とする階段スプリンター。先日の札幌では2位に4秒差をつけ優勝して勢いがある。

この歴代優勝者3名を中心に、上位争いは熾烈を極めることが予想されます。

左から小山選手•渡辺選手•遠藤選手

上位常連・他大会入賞者多数

上記に挙げた3名に加え、上位に食い込んでくるであろう選手が多数。2019世界ランク12位の上杉博一選手は昨年の東京タワーで準優勝し、今年も仕上げてくるはず。

昨年10月に山梨県は身延山で開催された菩提梯クライムラン「僧侶の部」でぶっちぎり優勝した矢島昭輝選手も短距離レースに強い。

Skyrunningで活躍する鈴木龍弥選手は、今年に入って登りのキレを更に磨いてきている。果たして階段はどうか...

中でも筆者がダークホースとして挙げるのは加藤聡選手だ。2019名古屋ミッドランドでは渡辺良治選手に次ぐ準優勝。ハルカススカイランでは4位に入るなど世界レベルのレースでも上位に入賞している。短距離レースは初参戦だが、間違いなく凄まじい記録を叩き出してくるはず。

その他有力選手は多数。菅原正樹選手、有馬優仁選手は40歳以上の部ながらも総合で上位に絡む持ちタイム。

飯泉直哉選手、山口純平選手など若い選手の台頭もあるので上位常連選手たちは気が抜けない状況です。

エントリーリスト


達成なるか、サブ2

熾烈な上位争いも注目ポイントだが、前人未到の1分台で登る選手が出てきそうな予感。

年々レベルの上がるバーティカルランニングは、体力的な部分ももちろんだが、その技術を磨くことでタイムを引き伸ばすことができるスポーツです。

東京タワー階段競走でも毎年入賞タイムが上がり、一筋縄ではいかない大会になりました。6位入賞のボーダーラインは「2分20秒」と予想しています。

特に優勝ともなると2分前半、もしくは2分切りの世界に入ります。この前人未到のサブ2に挑戦するのは世界ランク3位の渡辺良治選手。タワーの歴代記録2分01秒95の保持者であり、しかも2年前の記録ともなると、この2年での成長ぶりからすると2分切りは容易に感じます。

ここに割って入るのが小山孝明選手(自分だけど)です。先日の札幌でのレースで、この東京タワーの2分切りのイメージがついたとかつかないとか...前半からガンガン突っ込むスタイルで渡辺選手を煽る姿を動画で見てみたいですね!

渡辺選手と小山選手のレース時の目線
YouTubeで観れます^ ^


まとめ

世界も注目する東京タワー階段競走!

11/15は東京タワーが、バーティカルランニングが熱い!大会史上最もハイレベルな争いと、前人未到の2分切り達成なるか?

注目選手たちのタイムは?ここに割って入るルーキーは現れるのか?第三者目線で私自身も楽しみなレースです!

お楽しみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?