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アリスインタビュー(10)ジャック役/又吉秀樹さん

オペラカッフェマッキアート58公式noteです。

5月5日(木・祝)に北区滝野川会館で公演の、木下牧子作曲のオペラ『不思議の国のアリス』。「アリスインタビュー」と題して、キャスト・スタッフのインタビューの更新を続けております。

不思議な国を旅するアリス。歩き続けると、かんしゃく持ちの公爵夫人が主催の奇妙なお茶会に迷い込みます。

日にちは分かっても時間は分からない不思議な時計を持つ帽子屋に意地悪をされて途方に暮れるアリス。そんなアリスに、ハートのジャックが優しく救いの手を差し伸べます。

インタビュー第10回目は、ジャック役を演じる又吉秀樹さんです。

───又吉さんが『不思議の国のアリス』で演じられるジャック。どのようなイメージをもって役作りにのぞまれていますか?

「ハートのジャックはロマンチスト、周りの仲間たちをメロメロにできる力があるようです。その技はオーケストラ(ピアノ)部分にも歌の部分にも巧みに盛り込まれています。音楽に身を任せ、ジャックの魅力を邪魔しないように取り組んでいます。」


───原作『不思議の国のアリス』への思い出や、なにかエピソードがあったら教えていただければ幸いです。

「じつはハンプティダンプティの大きな置物がベランダに飾ってあります。卵なのに塀に登るチャレンジ精神を大切にしたいですよね。」


───『不思議の国のアリス』の作曲家である木下牧子先生への思いをお聞かせください。

「日本が誇る作曲家である木下牧子先生の作品は学生の頃から歌わせていただいておりましたが、こうしてオペラ作品を歌わせていただくのは初めてです。一小節一小節、美しさや面白さ、可愛らしさ、不思議さ、さまざまな要素を味わいながら取り組ませていただき幸せな時間でした。」


───最後に、皆様へのメッセージをお願いいたします。

「魅力あふれる不思議の国の住人たちの世界を一緒に楽しんでいただければ幸いです。」

又吉秀樹(またよし ひでき)

東京藝術大学大学院音楽研究科を首席にて修了。第40回イタリア声楽コンコルソにて優勝、ミラノ大賞受賞。トスティ歌曲国際コンクールアジア予選大会においてアジア代表に選出、イタリアで行われた四年に一度のトスティ歌曲国際コンクールにおいて第三位入賞。P.Cappuccilli国際コンクール2018において第三位入賞。国内では二期会公演「イドメネオ」イドメネオ役、「こうもり」アイゼンシュタイン役、「天国と地獄(地獄のオルフェ)」にオルフェ役他、多数のオペラに出演。教育芸術社から出版されている教科書「高校生の音楽」の付属CDに「誰も寝てはならぬ」と「女心の歌」が収録されている。

又吉さんの演じるジャック、どうぞお楽しみに!


5月5日(木・祝)『不思議の国のアリス』公演詳細は、以下のとおり。


オペラカッフェマッキアート58主催公演

オペラ『不思議の国のアリス』

台本:高橋 英郎、木下 牧子

作曲:木下 牧子


日時:2022年5月5日(木祝)13:30 開演 / 12:45 開場

場所:滝野川会館 大ホール

(最寄り駅:駒込駅・上中里駅・西ヶ原駅、旧古河庭園前)

アリス:宍戸 茉莉衣

姉・ユリの花・庭師:別府 美沙子

白うさぎ:横内 尚子

笑い猫:野村 光洋

ドードー鳥: 大槻 聡之介

公爵夫人: 松岡 多恵

ジャック:又吉 秀樹

帽子屋: 吉田 連

女王:小暮 沙優

王: 山本 悠尋

けしの花・庭師:加藤 早紀、藤原 唯


アンサンブル

ソプラノ:吉田 愼知子

アルト:持田 温子

テノール:岸野 裕貴

バス:甲野 将也

コーロ・マッキアート


指揮:谷本 喜基

ピアノ:松井 理恵

舞台構成:塙 翔平

舞台監督:三浦 奈綾

プロジェクションマッピング:荒井音楽企画


チケット:

一般券/5,000円

学生券(中学生以上)/3,000円

学生券(小学生)/1,000円

※誠に恐れ入りますが、未就学児の入場はご遠慮いただいております。ご了承いただきますようお願いいたします。


今回、チケットは感染予防対策も兼ねて電子チケットを導入しております。


おそれいりますが、こちらのパスマーケットのwebサイトから、電子チケットにあたるQRコードをご購入いただければ幸いです。当日は受付で、そちらのQRコードをアプリで読み取りいたします。

ご購入が難しいお客様は、operacaffemacchiato58@gmail.com までお気軽にお声がけください。事務局スタッフが対応にあたらせていただきます。

風薫る五月、皆様方にお会いできますことを楽しみにしております!


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