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アニメで見る大人の悩みと成長:「オトナプリキュア’23」から学ぶこと
昨日は先輩2人とフリータイムでカラオケしとった。
4時位になってくると深夜テンションも極まって幼児、女児向けアニメの曲を歌いだす。
おふざけで歌ってみるけど大体の曲が中々いい。
歌いやすいし盛り上がるし歌詞が結構響く。
アンパンマンとかプリキュアとかの懐かしいやつを歌うけど、今の自分に響く、共感できる歌詞が多い。
ヤバいよ?趣味バラバラ
ノリちぐはぐ 正確真逆
その違いが"素敵"だって
今なら言える
もし自信をなくして
くじけそうになったら
いいことだけ いいことだけ 思い出せ
(中略)
だいじなもの忘れて
べそかきそになったら
好きな人と好きな人と 手をつなごう
(中略)
楽しいこといっぱい
でもさびしくなったら
愛すること愛すること すてないで
ガチ勢がネットでもリアルでも語り合うのはなんか分かる気がする。
というか俺が語っちゃいそう、オタクになりそうや。
ってことで早速プリキュアについてネットサーフィンしてみた。
結構思春期の複雑な人間関係の機微を描写したシーンもあるらしく、これホンマに幼児向け?って思った。
対象年齢小学校低〜高学年くらいちゃうかな。
最近「キボウノチカラ〜オトナプリキュア'23〜」なるプリキュアが始まったらしい。
過去作のプリキュアが大人になった世界が舞台で、小学校の授業にタブレット端末が用いられているなど現代風な感じ。
プリキュア5の登場人物が多く、放映時期と当時の年齢を考えるに多分大体アラサー。
普通にお酒も飲むし、悩みの内容も仕事に関するものが多く全体的な描写が年齢相応なものになってる。
不景気や環境問題など現実的で絶妙に嫌な描写もある。
昔の内容はほとんど覚えていない。
というか見たかどうかすら定かでない。
プリキュア5のOPは父の車でずっと流れてたからめちゃくちゃ懐かしい。
「オトナプリキュア」のOP担当は「いきものがかり」だがこの名前すらも懐かしい。
1話を見てみた。
プリキュア5の主人公「夢原のぞみ」は小学校の教師になっていた。
明るいキャラクターで生徒からの受けがいいが、しっかり真面目で何か悩みのある生徒がいたら真剣に話を聞いてなんとかしようとする。
何とかしようとするが何ともならないこともある。
教師という仕事や夢原のぞみ自身のできることには限りがある。
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プリキュアだった時って、できないことはないと思ってた。
頑張ればどんなことだって出来るし不可能はない。
そう信じてたな。
どう解決していくんやろか。
状況的に詰んどるやろって思ってしまうけど、プリキュアの力で簡単に解決するのはなんかモヤるし。
でもちょっとくらいなら物語の中くらいご都合主義でもええか。
やりたい仕事には就けれど悩みはあるよねって感じで凄く共感できた。
仕事に真剣に取り組みつつ、辛いときは友達と飲んで元気を出して頑張る、のぞみ先生にはとても好感が持てる。
だからこそマジに応援ができる。
「プリキュアー!頑張れー!」