パブリチェンコ

音楽が好きな大学生

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2023年ベストアルバム30

30位 CandelaBro『Ahora o Nunca』  あと1枠迷ってたんですけど、他人の年間ベストを漁っててぶっ刺さったこれにしました。チリ出身バンドによる1stアルバム。  初期Bombay Bicycle Clubの繊細なアンサンブルにArcade Fireの有機性を足したような熱いインディーロック。これを年ベスに選んでた方がどうやらメタラーみたいで、その方面からの支持を集めるハードさも持ち合わせています。ロック好きならとりあえず聴いとけ。 29位 The

    • miss you 山形11/27 俺のための備忘録(ガンネタバレ)

      Mr.Children Tour 2023-24 miss you 2023年11月27日 山形県民会館公演 の備忘録です。この生涯最高のライブを忘れたくないので書きます。  曲順に則った説明の前に、全編通しての感想を3点。 セトリが良い。 MC短いのも良い。 カズトシのスタミナはおかしい。  1ですが、コア向けの絶妙なセトリ作ってきてくれました。近年でのライブ演奏が無かった曲の選出が多かったのも満足度高。  2。半エンのMCは長くて退屈でしたからね。世界観を保

      • 【『miss you』レビュー】Mr.Childrenは舞台を降りた

        はじめに  2023年10月4日、前作『SOUNDTRACKS』から2年10ヶ月の時を経てMr.Childrenの21枚目のオリジナルアルバム『miss you』がリリースされました。  言いたいことが溜まりに溜まっているので、主観も客観もごちゃ混ぜで全部吐き出したレビューを作ってみます。  拙い文章で、しかも結構長いですが気持ちはこもってます。最後まで読んでいただければ幸いです!! 『miss you』一歩目  最初に大雑把な結論から語ろうと思います。 『miss

        • 2023年3月の良かった新譜

          betcover!!/画鋲  早くも今年の最高傑作候補です。  若き巨大な才人、柳瀬二郎率いるbetcover!!による最新ライブ盤。リリース直後からRYMでも大変な高評価。  昨年末にリリースされたフルアルバム『卵』の楽曲群はライブにおいてその魅力を更に増しています。  特に『超人』や『卵』といった楽曲での後半に重なる即興アレンジの応酬は圧巻。彼らがライブバンドたる所以を存分に感じることが出来ます。  2021年に話題を攫ったマスターピース『時間』の楽曲は時間の経過ととも

          GRAPEVINE LIVE a.k.a. 高野勲 誕生祭 at 新潟LOTS

           覚えてるなかでライブレポ。 ーーー  キャパ400人ほどのライブハウスにプバイナーたちがごった返す。暗転の瞬間、久々の再開を喜ぶ歓声があがる。  現れた。GRAPEVINEだ。カズマサだ。髪が伸びている。前髪が片目を覆い尽くしている。親ぐらいの年代でこのヘアスタイルが様になるオッサンは他に知らない。  マイクスタンドの前に立って深々と頭を下げた。観客たちからは若干の笑い声と拍手。なんというか、安心した。中野の観客にも同じ感情が湧いたのかも、なんて思った。  そして

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          2023年1〜2月の良かった新譜

          カネコアヤノ/タオルケットは穏やかな  カネコアヤノ、今までピンときてなかったんですよ。『光の方へ』とか曲単体で好きなやつはあったんですけどアルバム単位で楽しむアーティストではなくて。そもそも個人的な趣味で弾き語りがあんまり好きじゃないのと、過去作に思うのは「もっとシリアスさが欲しい」でした。それらを満たしてくれたのが今作ですね。なので、個人的には間違いなく彼女の最高傑作です。  初っ端からシューゲイザーライクな轟音から始まる点や、個人的に1番刺さった『月明かり』のFish

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          THE 1975のチケットを売りたい

           はぁーあ。なんかなー。  THE 1975のフロントマン、Matty Healyが炎上しています。知っている方も多いとは思いますが、正しく説明できる気がしないし、どう炎上しているかは自分で調べてみてください。  で、これについて僕が思うことは "なにやらかしてくれてんだよ" に尽きます。来日公演が発表されて、金欠大学生なりに横浜公演A席のチケットをGETして、初めて生で観るTHE 1975をとっても楽しみにしていたのに。  ただ、個人的にはMattyという人間への嫌悪

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          私的アジカンアルバムランキング

           俺の青春、みんなの青春、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのアルバムをランク付けしていきます。  なぜいまするのかといえば、「ぼっち・ざ・ろっく」旋風真っ最中だからですよ。  ちょっと遅いか。そうですか。ちなみにまだ見てません。30分の話を12回見るのハードル高いんすよ。気が向いたら見ます。  あとは「プラネットフォークス」が出て1年近く経って、冷静に評価できる段階に入ったのもあります。  ほんで2月8日に配信された「宿縁」のシングル。「サーフブンガク

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          【過小評価】GRAPEVINEアルバム4選

           アケオメです。  いまだに"令和5年"の響きに違和感を覚える時候ですが令和4年といえば、GRAPEVINEですよね(強引)  そうなんです、令和4年に僕が最もよく聴いたアーティストこそGRAPEVINEなんです。  別記事にて語ってはいるのですが、存在を知るだけだった彼らを本格的に追い出したのが去年でして。  「広告は3回見ると買っちゃう」みたいな話がありますがキッカケはまさにそれで、Twitterで音楽好きの方々がよく名前を挙げていたんですね。  以前Twitt

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          【これで1500円】映画Mr.Children「GIFT for you」レビュー

           観てきました、この映画。公開日12月30日に。つらつらと感想を語っていきますが、ネタバレを含んでおりますのでこれから観る予定の方、ご注意を。  では結論から先に言います。 この映画に1500円の価値は無い  これ、客観的な意見としてではなく、あくまで僕個人の感想として語っているので悪しからず。  まず内容のおさらいをしましょう。開幕、おそらくファンであろう女性の語り口とともに美しい風景が流れ、「半世紀へのエントランス」スタジアム公演の1曲目「終わりなき旅」の映像が流

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          Mr.Children 私的アルバムランキング

          独断と偏見ブリブリのランキングです。 当然ネガティブな評も入ってくるので悪しからず。 今回対象にするのは公式にアルバムとして発売されている作品の中で、「1/42」を抜いた全18作。 ということで早速やっていきます。 18位 EVERYTHING(1992)  記念すべき1stアルバム。全7曲ということでサイズ的にはミニアルバムと呼ぶのが適切と思われる。  最下位ですが、この位置に置くのは比較的同意してもらえる方も多いかと。  いや、良いアルバムです。1stとはいえ

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