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企画の意味

2022/9/7 ファンベースカンパニー佐藤さんのFBより

「企画」が不得意な人は、あることを意識するだけでずいぶん変わるので、参考にしてみてほしい。

企画の「企」は「くわだてる」という意味だけど、漢字の成り立ちは「人がつま先立ちして遠くを見ている様子」だ(企の上の部分が「人」で、下の止は「足跡」)。

もうね、これだけ。

これを意識する。

つまり、企画は、常に「(つま先立ちして)遠くを見る」のが大切なのだ。これをまずは意識してみてほしい。

わかりにくいかな。

たとえばある山頂を目指すとする。

まずは遠くからその山を見よう。なるべく高い視座から見てみよう。そうするといろんな道が見えてくる。

近道や遠回り、みんなが通る大通り、景色がきれいそうな道やチャレンジしがいのある峠道も見えてくる。

なんなら見えない地下道を通ることや、空を飛んで行くことや、船で川を遡ることなども、遠くから見ると思いつく。

遠くから見て、その「いろんな道」をまずは胸の中に置いて、ひとつひとつ検証してみてほしい。早いのがいいか、楽しいのがいいか、辛いけどチャレンジしがいがあるのがいいかなど、いろんな価値を感じながら検証してみて欲しい。

企画が不得意な人は、それをせず、「足もとの道」しか見ていない。その道はたしかに山頂につながってはいる。でも、凡庸で単調で、なによりワクワクしないのだ。

企画の「企」とは、つま先立ちして遠くを見ること。

これを意識するだけで、ずいぶんと発想が変わると思うな。

ちなみに、「企業」にも「企」がついているよね。

つまり、遠くを見ていない企業はダメ企業、ということだなぁ。

知らんけど。

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