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台湾の移行期正義-国家人権博物館ルポ

割引あり

国際刑事司法の研究の一環で、各国の移行期正義や人権の博物館をめぐっています。

今回は、台北にある、国家人権博物館に行きました。第二次世界大戦後、中華民国政府が台湾に移った1949年から1987年のあいだ続いた戒厳令下で政治犯を収容した施設が、今は移行期正義と人権教育のための博物館になっています。

政治犯とされた人たちが拘置されていた仁愛楼
両者の言い分を聞いたうえで、理の通らない方を角で突き刺すと言われる、カイチ(獬豸)。正義の象徴。

台湾戒厳令と白色テロについて、概要はこちら分かり易いです。

政治犯とされた人たちが収監されていた房が残されて展示されています。家族との面会のための設備があるのが珍しいです。

面会するために家族が通った門

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