見出し画像

子育ては心配から信頼への旅路

この言葉を初めて聴いたのは、娘の学校の保護者会。校長先生がこう仰って、本当にそうだなぁ…と印象に残り、ことあるごとに思い出している。

ネットで調べてみると、この言葉は、小児脳科学者の成田奈緒子さんの著書にあるようです。

生まれたばかりの赤ちゃんは何もできず、大人が注意を払ってお世話をしなければ命を落としてしまう。
「心配」が100%の状態で子育てがスタートする。

そこから子供が成長し、1つずつできることが増えると、「信頼」が15%、「心配」が85%になる。
「心配」100%を「信頼」100%にしていくことが子育てだよ、ということだそうです。

ここ数年、アドラー心理学やコーチングのエッセンスを学べる機会が多く、子育てに関する悩みは、私が母親として先回りしてあれこれ心配して、手や口を出し、それに子供が応じてくれないことにイライラしていたことに気づきました。

「私が正しいと思うこと」、「私が親に言われて守ってきたこと」に子供を従わせようとしていた。

私が失敗が怖いから、失敗しないように、先に失敗しない方法を教えたり、危険を取り除いたりしていた。

ということにも気づきました。

気づけたのは良かったけど、やはり実践はうまくいかないことも多々あります。
でも、少しずつ子供を信頼して、失敗させて、失敗しても怒らず、子供に考えさせたりできるようになりました。

「子育ては心配から信頼への旅路」
良いですよね、わかりやすい。

友達みたいな親子、というのはあまり好きじゃないけれど
信頼し合える仲の良い親子には憧れます。

海外留学中の高校生の娘は、私と大きく異なる性格で、イライラヤキモキが多かったですが、
今ではだいぶ信頼、尊敬の比率が増えている気がします。

なるようにしかならないので、信頼するしかない!ということでもあります。
言うこと聞かないし(笑)

「ママと私は違うの!」
と言った彼女に今は感謝しています。
そうだよね、気づかせてくれてありがとう。

今の娘に対しての心配の比率はどれくらいだろう。

心配:15%、信頼:75%、尊敬:10%かな!

我ながらいい感じだ。

いいなと思ったら応援しよう!