4月20日 電車の中で飯を食うな!
今日もまたベローチェ。昨日も日記に書いたようにめちゃめちゃ暑い。客に何杯も何杯も注文させる気だ。僕は聡明なのでその手には乗らない。パーカーの下に半袖を着てきている。
涼しいくらいだ。
最近思うのだが、僕は読んでいて心地が良い文章を書けないような気がする。そこまで性格が良くないのだ。こんな僕にでも書いていて、ああ、ノッてるなと思う時があって、そんな時は決まってイヤな感じの文章を書いている時はなのである。まあどっちも書けたらいいな。
今日の朝、電車の中で本当に大きな声を出しそうになった。車内の出入り口付近に立っていると、やたら臭う。くっちぇ〜〜と思いながらも、昨夜の酔っ払いの名残かと気を沈めていたのだが、ニオイの痕跡があまりにも生々しいというか、リアルタイムな感じがしたので、周囲に目を配ると、隣に座っているサラリーマンがおにぎりを食べていたのだ。阿保だ。阿保を通り越して、アレだ。アレというのは、彼が二度と立ち直れなくなるくらいの、彼を傷つけるためだけの、彼専用の言葉なのだけど、それはまだこの世にはないらしい。来年あたり思いついたらなと思っている。僕は基本的に電車の中で飯を食う奴が大嫌いだ。卑しいにも程がある。
奴らは、腹を空かせた野犬のような目をしている。口に運ぶ飯をめちゃめちゃ見ながら、手に持っている飯を口に運ぶのだ。気持ちが悪い。
本能剥き出しじゃないか。この男30半ばくらいに見える。スーツを着ていて、恐らく休日出勤かなんかなんだろう。行ってきますと嫁と子供にキスをして、家を後にする。途中の最寄りのコンビニで、電車の中で食べるためのご飯を買う。そして電車に乗り込み、阿保ヅラで飯を食う。なんたる様だ。それでお前は、一家の大黒柱と言えるのか?先程、愛する家族にした挨拶代わりのキスは何だったんだ。お前の唇は子供のおデコにキスするための唇で、電車の中で飯を食うための唇ではないはずだ。しかも何故納豆巻きをチョイスしたのだろう。言葉も出ない。僕は、自分が飯を食っていない時に、知らない奴が食っている飯のニオイを嗅ぐと頭がはち切れそうになる。僕は少しでも彼が不快な思いをしながら、飯を食うことになるよう、彼をずっと見続けていた。しかし彼は、黙々と納豆巻きを食べ続け、全ての食べ切った後に、ふぅ〜〜だって。野猿だ。その後、カバンの中をゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソして、奥の方から280mlのおーいお茶を取り出し、遠くの方を見つめながら、ゴクゴクゴク、ふぅ〜〜。
帰れっ!!!
電車を降りたあとお腹が空いた。こっちまで腹が減る。卑しい。俺まで犬になる。
落合諒です。お笑いと文章を書きます。何卒よろしくお願いします。