落合祐輔

小説家でもあり、シナリオライターでもあり、撮影・映像ディレクターでもあり、動画編集者でもあり…なマルチメディアクリエイター。 新規のお仕事は要相談です! yu.ochiai0711★gmail.com(★→@)

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落合祐輔の自己紹介

初めまして! 当記事をご覧いただきありがとうございます。 小説家・シナリオライターの落合祐輔(おちあいゆうすけ)と申します。 主にライトノベルの執筆や、ソシャゲのシナリオライター、YouTubeの動画クリエイターとして活動しております! こちらでは、作家・落合祐輔の経歴や実績といったポートフォリオをまとめております。 プロフィール落合祐輔 東京都在住のライトノベル作家、シナリオライター。 2015年、第11回MF文庫Jライトノベル新人賞にて審査員特別賞を受賞しデビュー。

    • ショートショート『景色は持ち運べないと彼女は言った』

      SS『景色は持ち運べないと彼女は言った』本文 科学の普及に反比例するように魔法は廃れていったが、今なお魔法使いの集う秘密結社は世界中に点在していた。  イギリス第七支部もそのひとつ。古き良きレンガ造りの町並みの一角に、人知れず魔法使いたちは集まっていた。 「アン局長。失礼します」  そんな支部の外れにある、今は使われていない古い研究室。私がその扉を開くと、たちまち風が吹き抜けた。ほのかに甘い草花の香りが運ばれ、廊下のほこりっぽさを一掃し、眩く暖かな光が出迎えてくれる。  

      • ショートショート『三人旅』

        SS『三人旅』本文 山間のオフロードを一台の小型車が駆け抜けた。  トナカイの鼻のような赤色は、豪快に土ぼこりを巻き上げる。油ぎれのサスペンションはちょっとの石を踏むだけでも軋み、そのたびに車内のあらゆる物が一瞬だけ浮いた。 「いぇ~いっ! 飛ばせ飛ばせ飛ばせ~!」  サンルーフから身を乗り出している少女は、風を全身に浴びて楽しげだった。 「スーザン! そんなとこ立ってると舌噛むよ!」 「大丈夫大丈夫! アニーの運転信じてるし!」 「私の腕じゃどうにもならないレベルのポ

        • ショートショート『朝日』

          SS『朝日』本文「朝日は僕を救ってくれたんだ」  夜明けまであと数分というタイミングで、彼は微笑んだ。  開いた口から微かに白い息が散る。追いかけるようにして言葉が続いた。 「少しずつ闇を払い、世界を彩ってくれる存在に、僕は確かに背中を押されたんだよ」 「そういうもの……なのかなぁ?」  彼の話を聞いた私の、素直な感想だった。  彼の言葉はときどきロマンチックで、上手に理解してあげられなかった。 「サツキも、いつかわかるようになるよ。朝日にはそれぐらいの力があるんだっ

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        落合祐輔の自己紹介

          閃くほどもない普通の案に帰結することもある

           noteの使い方についてちょっと考えてみたの巻。  2023年。年明けと同時に運用を開始しプロフィールを公開したものの、完全に見切り発車でした。  プロフィール置き場以外の用途をまったく考えておらず。  ただ、それだけではさすがに寂しい。  そこで僕、閃きました。  どうせポートフォリオ的に使うのなら、出し先に困っている作品などを掲載するのはどうだろう! ……と。  ……普通!!  閃きとは!!  というわけで現在、短編小説やショートショートの掲載準備を進めてい

          閃くほどもない普通の案に帰結することもある