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眠りにつく季節

こんばんは。皆さんお元気でしょうか。最近は暑いですか、寒いですか、それとも、気温の変化が大きい季節でしょうか。

蛙の目借り時を超えて、最近は暑い日が続いている印象です。でも半袖シャツでは夜が寒い。気温調節が難しい時期なのでしょうか。人間にとっても、生き物にとっても。


巡り巡って来る季節。私にとっては 眠りにつく季節 と言えなくもありません。


人が死ぬのは3月、動物が死ぬのは5月の終わり。そんな感覚がここ4年のうちにつきました。年一回、誰かが眠る。
30分程度では文献も見つかりませんでしたから根拠はただ、経験のみです。


2年前には13年間一緒に過ごしていた犬が。真っ白のふさふさの毛と狐のような耳が特徴の、ピースといいました。散歩に行くと私を引きずるくらい元気でしたのに。モフモフした毛をべっとりさせて、つらそうにしているのを最後に眠りました。私にとってはいっつも競争をしていた、兄弟のような存在です。

そして4年前には、みんと(猫と20年参照)の母で、網戸も自分で開けるしモグラには勝つし、人あたりも良くて好奇心旺盛な偉大な猫が。ちびといいました。4月の時の記事には最期は覚えていないと書いてありましたが、私の脳裏に浮かんでいる辛そうに口を開けてかたまっている様子はきっとちびで。4月の時は混乱していたのでしょうか。
自分にも自分のことは分かりません。私にとってちびは兄弟であり、たくさんの知恵を教えてもらった先輩でもあります。これからも。


そして最近母は言います。

「猫飼おうか。」

難しい問いです。2カ月が経ってだんだんと寂しさが強くなっているのでしょうか。母は思い出して、心で泣いていないでしょうか。メディアではたくさん猫の写真が挙げられていて、かわいくてつい、私も母もよく見ます。そのたびに泣いていないといいなとは思っているのですが。

父はきっと犬派です。物凄く楽しそうにピースと遊んでいた様子が今も思い浮かびます。ピースが亡くなったときはずいぶんともの悲しそうでしたが、だからこそ今までも、きっとこの先も、もう犬は飼わないのだろうなと思います。


私は問われれば猫派です。新しく動物を飼いたいかと言われれば、私を必要としている存在がいれば喜んで、というところでしょうか。

私はきっとあと60年は、医療がさらに進歩していればそれ以上は、ここに生き続ける存在です。いままでたくさんの時間をくれた猫や犬たちから得たものをいろいろなところで還元できたらいいなと思いながら、季節の変わり目でバテないように、思い出に引きずられないように、箱に仕舞って新たな6月を前向きに生きていこうと思います。


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。