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お茶の水女子大学文化祭「徽音祭」1日目レポート!

みなさんこんにちは!
学生団体お茶しよ~!プロジェクトです🍵。

お茶の水女子大学では、11月9日(土)、10日(日)に学園祭である「徽音祭」(きいんさい)が実施されました✨

私達、お茶しよ~!プロジェクトも、今年度初めて徽音祭に出展させていただきました。今回と次のnoteでは、前日の準備の様子&1日目当日の様子をお伝えしていこうと思います。

それではどうぞ~~🚩


前日の教室準備の様子


前日の11月8日(金)から教室の設営にとりかかりました!
教室のbeforeはこんな感じです。

まだデコレーション前の教室、殺風景です

そこからポスターを切り貼りしたり、風船を膨らませて飾ったり、備品を置いたりなど…工夫してデコレーションをしていきました🎈✨!!!

特にA4の用紙に拡大印刷したものを、A1サイズに貼り合わせていく作業は結構大変で、骨の折れるものでした…(コピー代も馬鹿にならないですしね!!)

しかし、ここまで練りに練って考え抜き、ああでもないこうでもないと議論しながら内容を吟味しながら作ってきた大切なポスター。来てくれるお客さんが見やすいように、丁寧に貼り合わせます!

こんな感じにポスターが完成しました!ポスターの上からも、視認性が高くなるように&見た目がカラフルになるように色ペンでデコレーション✨

そして教室のデコレーションもいい感じに仕上がってきました(*^◯^*)
少しでも教室の見た目が楽しそうで、オープンで入りやすい、ハッピーな気持ちになれるような展示にするために、工夫して教室の雰囲気作りをしていました🫶

カラフルな風船や百均のキラキラな星のシールでデコりました★
ネット通販で購入したSRHRバルーン🎈!カワイイ!!

そしてそして、、、
間に合うかどうかヒヤヒヤしていた、私達自作のシールも無事届き!!
良かったーーー!なんとか無事、開催にこぎつけそうです✨

My Body My Choiceと書かれたステッカー。クイズに参加してくださった方への景品にしました!
とっっても可愛くてお気に入りです。

このシールに書かれた標語、My Body My Choiceは、SRHR(性と生殖に関わる健康と権利)の基礎となるとても大切な考えです。

「自分の体のことは、自分で決める」

一見普通のことを言っている言葉に見えるかもしれませんが、それを今、この2024年の世界でも声をあげて叫ばないといけない状況、この「当たり前」のものが脅かされてしまう状況にまだ、あるのです。

いつかこの言葉が真に「当たり前」となる日が来るよう、私たちも精一杯活動していこうと思っています。

\\もっと知りたい方はこちらから!//

当日の様子


さてさて、そんなこんなで迎えた当日!
1日目は教室への来場者数はなんと・・・

\\総勢90名越え!!//

非常に多くの方が教室まで足を運んでくださいました!これほど多くの方がいらしてくださるとは想像していなかったので、とても嬉しかったです。
本当にありがとうございます!

▶グラウンドルールの設定

当日私達は、以下のグラウンドルールを設定して、来場される方には遵守をお願いしていました。

2024年徽音祭企画におけるグラウンドルール

誰にとっても私達の企画の場が安全・安心に感じられるように、私達としても最大限の努力をしなければならないと考えていました💭。

それは私達の活動の根幹に関わる「誰かが安全な場を作ってくれるのではなくて、参加する全員の力で居心地の良い場所を作る」という基本的な点に立ち返ることでもあり、どうやったらこのスタンスを来場者の方にも伝えられるのだろうか??ということを試行錯誤しながら、内容を作成していました。

今後、よりよいグラウンドルールを考案したり、遵守することの同意表明方法について改善を重ねて行ければと思っています!


▶印象的だったこと

1日目の教室運営の中で、個人的に印象に残ったことがありました。それは、中学生くらいの娘さんとそのお母さんと思われる来場者の方がいらっしゃり、「こういう情報を知っておくことは娘にとっても大事だと思います。ありがとうございます」と言っていただいたことです。

当日の来場者の方のなかで、高校生・中学生もしくはそれ以下の年齢と思われる方の数はそれほど多くはなかったのですが、中高生の方にも興味を持って見ていただける内容になっていたということは非常に嬉しく思います!✨

私達お茶しよ~!の活動目標は、まず「身近なところ(=大学生)のなかで性に関する話題を話せる場を作ること」です。ただ、中高生のような年下の世代にとって「私達は年齢的に近い存在」であり、今後その利点を活かして何かアプローチできる方法も模索した方がいいのではないか?と今回気づくことが出来ました!👀

私達の活動の幅が広がる可能性をもたらしてくださったこの機会に感謝の気持ちでいっぱいです!本当にありがとうございます。


ワークショップ


さて、次はワークショップについてです。

1日目のワークショップでは5人の方にご参加いただき、14:00から約1時間程度の間、「性的同意とバウンダリー」について一緒に学んでいきました。

感想として、以下のようなコメントをいただきました👀!

SRHRを初めて知りました。とても大切な概念なので、勉強できてよかったです。自分の気持ちを自分がまず認識することから始めたいと思います。

Yes以外はすべてNoと捉えるスウェーデンに対し、日本は明確なNo以外はすべてYesと捉える対称性を認識でき勉強になりました

人によって感じ方は違う、親しい友達であっても考えが違うとあらためてわかった。

内容はすごくよかった。グループの方も、とても雰囲気がよくて参加しやすかった!ただ今回の内容を(性的同意の話など)について、全員が同じことを思っているわけではないので、いざ実際にやるときになったらまた色々な問題がでてくるんだろうな〜と思ったりした…難しい…

センシティブなテーマなので少し緊張していましたが、入室した時から柔らかい雰囲気で配慮も多く、安心して参加できました! ありがとうございました!

スウェーデンの考え方の方が人権を守るという観点では先進的であると思いますし本日の内容にも異論はありませんが、明確なYesの判断の難しさも感じました。

他国の教育状況も内容に含まれていたので勉強になった。一方で内容的に身体的な強さという観点から、男性側の方がより聞くべき内容であるとも思ったため、女性側ではなく、幅広い世代に知ってもらうのが大事だと思った

またアプローチする側が同意をとるべき、被害者に100%落ち度はないという考えがもっと日本社会に広まって欲しいと思った。いまだに被害者の落ち度を責める風潮が強いことに心底辟易している。

以上のような多岐にわたる感想をいただきました!✨
沢山のことをこのワークショップから感じ取っていただいていたことが伺え非常に喜ばしく感じると共に、「実りの多い内容に本当になっていただろうか」と自問自答しています・・・!

私達は今回、初めてワークショップを形にする経験をしたのですが、「エビデンスをしっかり持った情報でないと、私達自身が自信を持って伝えられない」ということを身をもって体感しました。

私達が納得しきった状態で皆さんに情報をお伝えすることが出来るように、私達の知識のアップデート、および、組織内での頻繁かつ活発な議論を続けていかねばならないな・・・と感じました。

何はともあれ、1日目のワークショップにて参加者の方々には様々なご感想を持っていただき、私達も非常に学びが大きかったです!🔥
お忙しい中ご来場・ご参加くださり、本当に本当に、ありがとうございました!!\(^O^)/


まとめ


さて、1日目レポートをここまで読んでくださりましてありがとうございます✨

改めまして、ご来場くださった皆さま本当にありがとうございました(T-T)!

実際にポスターや備品を見ながら様々な表情を浮かべていらっしゃる来場者の方々を目にして、「もっと効果的に内容を伝えるには?」「もっと自分事として考えて貰えるには?」と、私達も新たな発見や発想が生まれた時間だったなぁと感じています。

2日目のレポートもお楽しみに~~!

それではみんなで、
「お茶しよ~🍵」!!!!

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