見出し画像

茶ムリエ 今村由美の「お茶note」

「お茶note#1」2024年鹿児島県種子島新茶「松寿」について
シングルオリジン(品種茶)の新茶を淹れるのはとても難しい。
茶ムリエが色々な淹れ方を試したメモも公開しています。

(読んでもらいたい人)
日本茶のプロの方(日本茶インストラクターや日本茶アドバイザーなど)
お茶のいれ方ワークショップにもお役立て下さい。

日本茶カフェやおもてなしでお茶を淹れる方
メニュー作りやお茶選びにご活用ください。

お茶好き、お茶に興味があるの方
お茶を買うときの参考に。ぜひお茶を飲みながら読んでいただけたら嬉しいです。


2024年 日本一早い茶産地 鹿児島県種子島

日本一早い新茶の産地をご存知でしょうか?
鹿児島県南部に位置する「種子島」です。
鉄砲伝来やロケット発射台があることで有名ですよね。

種子島では、例年3月下旬から「松寿」というお茶の品種からお茶摘みが始まります。松寿は種子島の気候に適した早生品種です。
松に寿ととても縁起が良い名前の由来は、
篤姫の叔母にあたる「松寿院」種子島家の女殿様と呼ばれる姫君の名前にちなんで名付けられたそう。

種子島では他にも「くりたわせ」「しゅんたろう」「えなみどり」など
生産量1%以下の希少品種が育てられています。

今年2024年は台風並みの強い風が吹いた3月下旬に松寿の茶摘みが行われました。
新茶2024年 鹿児島県種子島産「松寿」 湯を注ぐと茶葉がほどけ、新芽が広がる。

種子島新茶2024は、〇〇な人に飲んでほしい

ここから先は

1,258字 / 1画像

¥ 100

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?