〇〇大学に行くための英語力をどのように身に付けるか
今回は、大学受験のための英語の学習について、書いています。
あなたはその進路選択に、どのくらい本気ですか。
自分が行きたい大学があったとします。
次の質問に5文ずつで答えてください。
質問1:なぜ行きたいのか。
学科の専門性、教授陣、カリキュラムなどの学術的価値。
立地、施設・設備、周辺地域などの環境的価値。
尊敬する人物との出会い、仲間づくり、チームの形成など縁的価値。
質問2:なぜそこではないとだめなのか。
他に同じような学科がある中で、そこにするべき理由は?
Aの方がBよりも、〜な面で優れているのになぜBを選ぶのか。
「あなたの実力なら〇〇に行くべき」と言われているのに、なぜそれを選択しないのか。
本当にそこに行く必要があるのか。それはなぜか。
質問3:そこに行くことで、自分がどのようなことができるようになるのか。
こういう授業があるから、〜ができるようになる。
話してみたところ、〜先生のもとで研究することによって〜はできるが、〜はできない。
〜な仲間がいる方が、自分は〜ができそうだ。
反対にこれは一人の方が集中できそうだ。
質問4:どのような将来を描いているのか。
そこで学ぶことがどのような将来につながるのか。つなげたいのか。
本当にその道しかないのか。
本当にその道を選ぶことで、描いている将来の自分のためになるのか。
どんな人物が周りにいて、自分はどんな環境にいるか。
30代の自分、50代の自分、と考えた時にどのような人と出会っていたい・過ごしていたいか。
質問5:そこに行くことで、自分はどのような貢献ができるのか。
自分がその大学に入ることで、どういった影響が出るのか。
自分がこれまでしてきた経験がどのように役に立たせることができるのか。
貢献をするためにはどのような過程が必要そうか。
自分のどの強みを活かして、どのように貢献したいと考えているのか。
「〇〇大学に入る」という目標に対して、自分を100%本気にさせる。
100%本気になった自分はどのようなことをしてきただろうか。
思い出してほしい。
80%しか本気になったことがない場合でも、80%の自分から100%の自分を想像してほしい。
30%しか本気になったことがない場合も同様に!
100%本気の自分がやることは?
さて、思い出してもらったり、そうぞうしてもらったりしたが、100%本気の自分がやることを、いくつでもいいので書き出してほしい。
できれば、メモ用紙や付箋のように、1枚に1つのことを書いてほしい。
タイマーを使おう!
人間タイムリミットがある(=軽いストレス・負荷をかける)と脳は活性化する。
1分でまず書き出してみよう!
それでも足りなければ、1分足してみよう。
1分前の自分よりも書き出せなくなるまで続けよう。(だいたい合計5分でよい)
ちなみに、絵でもよい。
書いたものを並べてみよう!
さて、自分が書いたものの中で、優先順位の高い・低い、自分にとって大変・容易であることをマッピングしてみよう。
順番付けをして、本気の自分になるためのスケジュールを立てよう
自分の中での軸を決めて、本気の自分になるために、優先順位が高いもの・大変そうなもの/簡単そうなものをどのように攻略していくか考えよう。
自分の軸で決めてよい!!
なぜならば、自分で決める!!その行為が脳科学的にも大切だから!!
ちなみに、攻略に対して1週間実践してみて、うまくしなかったとしても修正していけばよい。
ただし、闇雲にかたっぱしからやる!というのではなく、ざっくりでいいので、方向性を決め、方針を立ててみよう。
自分を本気にできるのは自分だけだ。
いま、あなたの本気は何%?
具体的にやるべきことが見えてくると、多少なりともやる気は上がる。
それを1分でも、5分でも、少しずつやってみよう!
脳は、小さな目標を達成していくことで、ちょっと大きい目標への原動力となる脳内物質を分泌してくれる。
自信がない人ほど、最初は「自分にとってちょっとすごいこと」をやり遂げることで、自分を褒めてあげよう!
特に声に出すことが大切!!←本当に!
思うだけではなくて、声に出したり、文字を書いてみたりして、自分を応援しよう!
では、「〇〇大学に入るための英語力」はどのように付けるか。
A大学に入るために、B大学に入るための英語の勉強をしてどのような意味があるのか。いや、ない。
海外の大学に進学するために、TOEFLやIELTSなどのスコア指定はあったりするが、各大学で課されている英語のテストを作っているのは誰なのか。
A・B大学では、同じ人が作問しているのか。
そろそろAIが作問しているところも出てくるかもしれないが、いずれにしても、〇〇大学にはその大学の色が出る、と考えられる。
いまのあなたが〇〇大学の入試を受けたらどうなるか。
過去問を解いたことはあるだろうか。
本気が出てきたら、具体的な目標を立てたい。
そのためには、現状把握が必要である。
自分が何ができて、何ができないのか。
単語の意味がわからないのか、
連語の意味がわからないのか、
文法を取り違えていたのか、
そもそも内容について日本語でも知識がないのか。
わかるけれど、時間がかかるのか。
時間がかかるならどうやったら早くなるのか。
自分では原因がわからないとき。
ここでようやっと、周囲の出番である。
自分ではこのように分析したけれど、他の見方もあるのか。
自分に足りない視点は何か。
自分の方向性が、あっているかどうか不安だ。
自分の周りの英語が得意な友人、
学校の英語の先生、
地域で英語が得意な人、
英語母語話者、
〇〇大学の入学生
とにかく頼れる人には頼りまくろう。
なぜか。
あなたは〇〇大学に100%本気で入りたいんですよね?
100%本気の人が、するであろう行動はなんですか。
今日紹介したワークは繰り返し行おう!
自分がやるべきことがわからなくなってしまったときは、
自分が書いたことを見直してみたり、
また改めて考えて直してみたりして自分の頭の中のモヤモヤを可視化させよう!
人が自信をなくしてしまったり、不安になるのは、
「自分がここまでできるはずだ!」という理想に対して、
現実が追いついていないと思っているから。
反対に言えば、
「自分はここまで辿り着ける!」と本気で思っているということ!
だから、現在地との差異で不安になる。
Aという地点が動かないのであれば、自分がそこに向かって歩みを進めていけばいい。
いつかは辿り着ける!
そう信じて、自分を信じて行動すること!!
どうしても元気が出ない時!
美味しいものを食べる
好きな服を着る
好きな音楽を聴く
パワーをもらえる友人・知人に会う
運動する
普段の生活の中で、自分のやる気・元気のスイッチがどこにあるのかを見つけておこう!
元気が出なくても、「元気が出てくる」行動をすることで、脳が騙されて、元気が出てくる。
落ち込んでる時は、頬をマッサージ!
手のひらを頬に当てたまま上に引っ張り、口角を上げてみるだけでも、笑顔と同じ効果が出る。
次回は、具体的にどのように「〇〇大学に入るために必要な英語力」を考えるか、ということを書いていきたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
応援してます!!!