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GBC Audio AMP基板作成

はじめまして。おせろです。
2025年から個人的なメモも含めこのような形で活動内容をまとめていきたいと思います。


GBC AMPとは

既存のGameBoy Color(以後 GBC) の音量は、現在にしてみては非常に小さく感じます。
そのためAudio AMPなるものを搭載して、音量アップ、クリーンな音質にしていきます。

2025年1月現在、各社よりAudio AMPなるものがリリースされています。

純正スピーカー交換

純正のスピーカーも経年劣化していることから、交換した方が吉です。
Funny Playingさんから出ているスピーカーが個人的にはオススメです!
Aliexpress で同等品が出ているので、Funny Playingさんからの購入が難しい場合はこちらも検討してみては?
(Xでバリバリ音割れする原因は、机と干渉していることが原因だったため、Aliexpress品は良品でした。)

Audio AMPを自作する経緯

各社から購入し取付けてみたのですが、"音が大きすぎる", "小さすぎる", "ホワイトノイズが大きい", "高域がキツイ" 等、どうもしっくりこない…
ならば『自作してみては』と思いやってみることにしました。

基板を設計してみる

気づいたらKiCADを使って設計していました。
初めに設計したのが、画像のように後乗せできるような基板です。
こちらの基板に部品をはんだ付け、スピーカー配線するだけで完成する物です。

基板3D図
配線イメージ

使ったICは『PAM8302AAD』になります。
秋月電子通商さんからも購入できるものです。

基本的にData Sheetに書いている参考回路をベースに設計してみます。

Data sheetより


基板回路図

ホワイトノイズも抑えられ、音量はR4, R5の抵抗値を変更すれば好きに決められる。
おおむねこちらの内容で個人的には満足しました。
詳しくはないですが、今回設計した音の出力波形は次のような感じです。

自作基板の出力波形
一般的に

公開ファイル

今回紹介している基板は一般公開しました。
商用目的以外であれば自由にお使いください。
ただし自己責任でお願いします。

最後に

今回は後付けできる基板を設計しました。
部品の入手は置いといて、はんだ付けする箇所は少ないので比較的にハードルは抑えたつもりです。

2025年1月現在、平行して別の基板も作成しています。
そちらが以下のようなものです。
既存のAMP IC を外し、より高性能な物に置き換える基板です。
こちらは開発が終えたらBOOTHなどで配布するかも?
続報をお待ちください。

試作基板
試作イメージ

有料エリアを設けていますが、記事を書くのが初なので何を書いていいか正直分かりません。
なので、有益な情報は一切ございません。
区別する為、Xなどで公開していないものを記載したいと思います。
(期待厳禁で!)

頂いたものに関しては今後の活動費に充てさせていただきます。

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