当院の待合室には、スリッパはありません。その理由とは?
こども、未来、つなぐ。
オーシャンキッズクリニック 院長 日比(ひび)です。
今日は、めちゃ寒いですね。
海沿いの立地の為か、強風がすごいです。
さて、当院には待合室にスリッパはありません。
通常、病院やクリニックの待合室では、次のパターンがあります。
1.土足のまま入室(病院に多い)
2.靴をぬぎ、スリッパに履き替えて入室(一般的なクリニック)
3.床暖房をいれて、スリッパなし(当院)
これは、6年前の開院前に悩みましたね。。。
どれも一長一短ですよね。
土足のまま入室は、やはり楽ですよね。
しかし、外から泥や雑菌を持ち込む可能性もありうる。。。
次に、スリッパはどうだろう?
外の雑菌を持ち込むことはないが、スリッパをこども達がちゃんと履くだろうか?そもそも転倒の危険性はないだろうか?
そんなことをいろいろ考えた結果、3になりました。
スリッパなし、土足厳禁。
その代わり、清掃を徹底的に!
転倒しても痛くないクッション性の高い床に。
冬の寒さ対策は、床暖房で!
床暖房のおかげで、建築のコストが↑↑。。。借金が増えたのでした。。。
実は、コストの関係で、スタッフさん領域の一部に床暖房が入っていません。ごめんささい。。。
しかし、そのおかげで6年経った今も、床はピカピカ。
毎日診療の前後に清掃の徹底
感染対策として定期的な消毒と、業者さんによるワックスがけ。
小児科学会が作成している院内環境整備の指針では、床の消毒までは必要ないとされていますが、念のため行います。
おかげさまで、患者様からは、
「いつも清潔で、キレイですね!」
「この季節、やっぱり床暖房はありがたいです!」
とお声がけいただきます。
ご自宅のようにくつろぎ、ハイハイできる環境を目指す。
夏でも、冬でも人にあったかい環境づくり。
床磨きは、自分の心を磨くつもりで。
来院される方も、そこで働く人にも居心地のよいクリニックでありたいと思っています。
こども達の集まるところは、土足でもなく、スリッパなしがおすすめですね。
院外から泥や土などの汚れの持ち込みはありませんし、
お子さんがスリッパで転ぶ心配もないですし、スリッパを片付ける手間もありません。
今となっては、院内の感染対策としても、ベストチョイスだったと思い、建築前に悩んでいた時期を懐かしく思います。
スリッパ無しの公共施設って、お近くにどこかありますか?
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