Words
Words
このシンプルな歌はねぇ
「愛してるよ、ハニー 」って言う時に
隠れた意味なんてないんだ
信じてほしい
本当に
だって
言葉は心から発する
言葉はパイオニア10号のように
宇宙を一直線に移動する
あの男女の絵は今でも永遠だよ
今では太陽風がとどかない
オールトのくもを通過しているはずだ
大げさのようだが
人類の記憶を刻んで
二億年後にアンドロメダに着いても
かつて我々が懐かしんだ
1980年代に戻りたいんだ
その頃はまだあどけない空と海が広がっていた
空と海はそれぞれどこまでも青く
雄大な未来と海は限りなく僕の心に染み込んで
僕はなんにでもなれるし
なんでも克服できると信じていたんだよ
きみを愛して幸せにさせることも
でもそれからその希望と光はぼやけて
なんとなく生きてきたみたい
許してほしい
僕は間違っていたみたいだ
でも言葉って、一回心から出たんだから
あのパイオニア10号、11号の記録盤のように
いつかはシリウスやアンドロメダに着けるんだ
そういう言葉って
今僕が精一杯言えるきみへの愛なんだ
シリウスとはね
今でも「光り輝く」きみっていう意味なんだよ