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虎に翼 感想

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元パラリーガルの視点から書きました。 皆さんと相容れない点、多々あると思いますが、ご容赦を。 参考になるなら、うれしいです。
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#裁判所

【虎に翼 感想】振り返り~半年間ありがとうございました

8000文字を超えているので(笑)、読みたい個所だけお読みください。 ごあいさつ 『虎に翼』…

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【虎に翼 感想】第55話 家庭裁判所、発足

直明に託す寅子 “一番大事なことは何か” 仕事をしていると、いや、仕事だけではなくても、…

【虎に翼 感想】第53話 崔香淑/汐見香子との再会

食糧事情の改善 多岐川が『東京ブギウギ』を鼻歌で歌っている。 昭和23年1月に発売された…

【虎に翼 感想】第41話 終戦

直道、戦死 第9週は、花江の慟哭から始まった。 昭和20年7月、直道、"南西諸島方面にて…

【虎に翼 感想】第40話 優三の遺言

出征 優三さん、無理だよ……現代だったら何がしかの病名がつくかもしれない、そのお腹を携…

【虎に翼 感想】第39話 よねとの決別

なんだか10年以上前のことを思い出してしまった。昼休みに外食に行ったとき、隣のテーブルに…

【虎に翼 感想】第38話 穂高教授の“石の穿ちかた”

昭和18年6月 冒頭から不穏だ…4月に戦死した山本五十六の国葬のニュースがラジオから流れる中、直道に召集令状が届く。息子に赤紙が来たのに、嫁の花江を気づかい、抱きしめるはるさん…息子のため、手に入る材料で、できる限りのごちそうをふるまう。 直道の今回の「俺にはわかる」が大外れなことは、すべての日本国民がわかっている。 パパにうながされ、軍歌「歩兵の本領」を歌う直人と直治。 山根のおばあちゃんのアシストもあり、抱き合いながら、「絶対帰ってきて」と皆に聞こえないように伝え

【虎に翼 感想】第37話 荷物を降ろせない寅子

ローリング寅子 そうか!ローリング布団入りの技は、この当時からあったのか!この技は私も…

【虎に翼 感想】第36話 寅子の失態

昭和17年1月 相変わらず日記をつけているはるさん。家族に滋養のあるものを食べさせたい…

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【虎に翼 感想】第35話 “佐田寅子” 誕生

“佐田寅子” 随分と、やわらかい印象になるなぁ…今までは、“猪”の“爪”の“寅”の“子…

【虎に翼 感想】第33話 女性弁護士に求められるもの

私の父は、昭和16年5月15日に生まれている。 30年前に53才で亡くなったが、生きてい…

【虎に翼 感想】第27話 お茶くみを侮るなかれ

寅子、卒業 昭和13年3月、寅子たちは明律大学法学部を卒業した。 寅子は、共亞事件のとき…

【虎に翼 感想】第26話 崔香淑の切迫と怒り

昭和12年、4月にヘレン・ケラーが来日し、5月には、後の美空ひばりが誕生している。 そし…

【虎に翼 感想】第19話 男女分断の危機回避

今日は、出演者の言葉をたくさんお借りします。だって、そのとおりなんだもの。 (轟、花岡に対し) 「思ってもないことをのたまうな。ここには俺しかいない、虚勢を張ってどうする。 あの人たち(寅子たち)を好きになってしまった。あの人たちは漢(おとこ)だ!俺が男の美徳と思っていた、強さ、優しさを、あの人たちは持っている。 俺が男らしさと思っていたものは、そもそも、男とは無縁のものだったかもしれんな。 上京してからのお前、日に日に男っぷりが下がっていくばかりだ。 俺は非常に悲しい。」