見出し画像

ヘッドライン解読 菊花賞

誇り高き菊の栄誉は屈強であることの証明だ。

秋華賞ではワードマッチと構文からルメール勝利を予想しました。不安要素が囁かれていましたが圧勝でした。1番人気チョイスで恐縮でしたが優勝なので良かったです。この調子で菊花賞も優勝馬のサインを探していきます!

・誇り高き

このワードは天皇賞・ジャパンカップ・安田記念で使用されるワードであり、3歳クラシックで使用されたヘッドラインはありません。
~勇者、~覇者などと使われますが、誇り高き「栄誉」という賞を形容する形も初めてです。
初の栄冠を意識させます。

・菊の

菊花賞でしか使用されないワード「菊」ですが、「菊の」と使われたのは初めてです。過去10年で「菊一冠」「菊咲く」などを除く、「菊+助詞」パターンは以下のとおり。

2023年 「菊が咲く」 ⑰ドウレッツァ(ルメ)
2021年 「菊を制す」 ③タイトルホルダー(和生)
2017年 「菊に誓う」 ⑬キセキ(M・デム)

共通するのは菊花賞まで無冠であること。
今回は「菊の栄誉」であり「菊+助詞+名詞」のパターンで上記とも構成が違い新しいパターンであるのも初の栄冠を意識させます。

・栄誉

頻出ワードかと思われましたが、使用されたのは過去3回です。
近10年では以下のみです。

2018年 宝塚記念
「夢の祭典に名を刻め、選ばれた栄誉が新たな情熱を育む。」
④ミッキーロケット(和田/音無厩舎)
父:キングカメハメハ 

・屈強

こちらは頻出ワードで、菊花賞では過去3回使用されています。近10年では以下のみ。「菊」で注目したヘッドラインでもあります。

2017年 菊花賞
「咲き誇る菊に誓う、屈強なる世代の夢を語り継ぐ。」
⑬キセキ(M・デム/角居) 
父:ルーラーシップ

この「キセキ」「デムーロ」「ルーラーシップ(父キンカメ)」は強調させれている印象です。

・証明

天皇賞や宝塚記念で「最強」「強者」「強さ」などと合わせて使用される。
屈強とのセットは初。
菊花賞では唯一2008年のヘッドラインで使用されています。

2008年 菊花賞
「菊咲く淀の坂に挑め、強靭さの証明が世代を制する。」
⑭オーケンブルースリー(内田/音無)
父:ジャングルポケット

オーケンブルースリーは神戸新聞杯で出走権利を獲得して菊花賞に挑戦しています。菊花賞が初の重賞タイトル。

・ワードマッチからのメッセージ

ワードマッチからは「無冠馬の優勝」を強く意識出来ます。
このメッセージだけなのかもしれませんが・・・
俄かにデムーロの馬を示しているような気がします。
そう意識すると、このヘッドライン「誇=コ(音読み)」から始まり「だ」で終わっています
デムーロは「コスモキュランダ」に騎乗ですのでサインである可能性はあります。

・隠れたメッセージ

「コ」で始まり「ダ」で終わるヘッドラインですが、もう一つ隠されたメッセージがありそうですね。
ひらがなを並べてみます。
「り」「き」「の」「は」「で」「あ」「る」「こ」「と」「の」「だ」
これを並べ変えると・・・
「こ」「の」「の」「り」「は」「あ」「る」「き」「で」
(「と」「だ」不使用)
一部の文字を複数回使用すると以下となります。

「この典は歩きでとのことだ」

今回のヘッドラインでは繰り返し「無冠馬の勝利」、「ダノンデザイルの敗退」を伝えています!

以上😎

いいなと思ったら応援しよう!