ヘッドライン解読 エリザベス女王杯
今この時代を魅了する女王の気品が映える。
前回の天皇賞春の解読では「武豊」強調から◉ドウデユースとしましたが、強い勝ち方を見せてくれました。馬券は獲れてないのですけど、まあ本命が優勝したので良しとしましょう。
この調子でザベ女も優勝馬を炙り出していこうと思います。
スッキリとしたヘッドラインですが、いつもと雰囲気が違う感じですね。
過去のワード使用例からチェックしていきます。
・ワード「今」
「今」は過去８回使用されています。
文頭で使用したのは2017年ホープフルＳですが、「今年最後」という使い方なのでここは無視したい。
「今年」を除くヘッドラインは６回、さらに「今こそ」という使い方を除くと、なんと全て2010年に使用されています。意図的に５回使用されているように思います。
2010 フェブラリーS
砂の王位に君臨し、世界への扉を今開く。
2010年 桜花賞
美しさと兼ね備えた天賦の才能、今鮮やかに花を咲かせる。
2010年 皐月賞
時代の主役に名乗りをあげ、今その最初の扉を開く。
2010年 日本ダービー
感嘆と喝采の声とともに、今その輝きが永遠になる。
2010年 菊花賞
選ばれし世代の勇者として、栄光の頂へと今登りつめる。
見事に馬番も枠番もジョッキーも種牡馬もバラバラですねｗ
まあ、つまり2010年の結果を見なさいということでしょう。
2010年 エリザベス女王杯
女王としての風格、美しく力強い走りが見る者を魅了する。
ほぼ同じ内容のヘッドラインでアツいと思いましたが、招待馬スノーフェアリー・・・腰が砕けましたねｗ
ただ、「Ｒムーア」というメッセージである可能性がありサリエラを意識したいです。
「今この」フレーズに類似した使い方をしたの、2010年の皐月賞と日本ダービーの「今その」です。
今年、皐月賞と日本ダービーに出走している馬がいますね。
優勝こそしていませんがレガレイラのマークも必要でしょう。
「今この」と「いまこ」まで被る2014年のヘッドラインもチェックしておきましょう。ここだけを示している可能性があります。
2014 ジャパンカップ
頂点を極めた勇者の夢舞台、今こそ世界に威厳を示せ。
エピファネイア産駒ならモリアーナですね。
鞍上の岩田親父は2010年の皐月・日本ダービーに出走のヴィクトワールピサに騎乗していました。
モリアーナもマークしておきましょう。
・ワード「時代」
天皇賞秋から連続使用してきました。
シンプルに考えれば「武豊」「ハーツクライ産駒」、ハーパーがダブルヒットですね。
時代使用のザベ女もチェックしておきましょう。
頻出ワードですがザベ女で使用されたのは１度だけです。
2014 エリザベス女王杯
美しきアスリートの時代、女王は颯爽と笑顔で駈け抜ける。
ここで将雅君が出てきました。「ラ」絡みでラヴィル連想も可能か。
２着に岩田親父、うーん、なかなか露出多いですね。
・ワード「魅了する」
やっと近年のヘッドラインが登場します。
「魅了」は意外と少なく９回使用され、ザベ女では以下の２回です。
2022年 エリザベス女王杯
「品位を磨け、格式高き女王として秋を魅了する。」
出走予定のライラックが3着にいますね。
外国人騎手が独占したレースでした。
2010年 エリザベス女王杯
「女王としての風格、美しく力強い走りが見る者を魅了する。」
こちらは再度登場ですね。
こちらも外国人騎手という結果ですので「外国人騎手」は要注意ですね。
・ワード「気品」
こちらはレアワードです。
過去に１度だけ使用されています。
2021 ヴィクトリアマイル
「心身の美を磨け、漂う気品が颯爽と駆ける。」
ここでルメさん登場ですね。
「いまこ」レガレイラ示唆もあったので２回目の登場です。
単に外国人ジョッキーという示唆かも知れませんが。
・ワード「映える」
ワードチェックのラスト。
レアワードで過去２回使用されています。
2023 エリザベス女王杯
「進化を紡げ、凛々しき女王が秋に映える。」
再びルメさん登場。
出走馬のハーパーも登場しました。
2021年 宝塚記念
選ばれし勇者の舞台に一流の矜持が映える。
こちらもルメールさんでした。
レアワードで連続ヒットですので素直に信頼して良いでしょう。
・まとめ
序盤はワードごとに抽出されるところがまちまちでしたので、ノーサインの可能性もあるな～と思っていましたが、終盤を構成するレアワードがハッキリと対象を示したように感じました。
「今この時代を魅了する女王の気品が映える。」
「今この」では「今」使用パターンで2010年を強く意識させました。恐らく同じようなワードチェックをしている方は「お！？」と期待したところと思いますが、注目すべきは「今この」と「今その」の連動性のみと思われます。
「今その」使用レースは皐月賞と日本ダービー、レガレイラの戦績と被ります。優勝しているしていないの違いが「その」「この」の違いかもしれません。
「魅了する」は外国人騎手を示していました。
終盤を構成したレアワード「気品」「映える」はCルメール優勝のレースでした。
「女王」は頻出ワードですが、今年のヘッドラインでは３回使用され、ルメールが勝利したオークスと秋華賞、津村勝利のVマイルで使用されました。
津村は未出走なのでルメール示唆と捉えて良いでしょう。
以上の理由から・・・◉レガレイラ
押さえは、ヘッドラインで珍しい連続使用した「時代」から武豊＆ハーツクライ産駒・・・・・・★ハーパー
これで間違いないでしょう！
シランケドｗ