ぐっさんがゆく 特別編 イノシシから豚へ。
「豚とイノシシって何が違うの?」と聞かれたら、なんて答えますか?
一般的には「野生なのがイノシシで、飼われているのが、豚」って言われています。
でもこれ。もちろん突然シャキーーンと変わるわけはないです。人間が何世代もかけて変えてきたもの。
なんでこんな話をしているかというと、今回2019年4月に予定している沖縄取材のメイン「今帰仁(なきじん)アグー」はちょうどこの過程にあると言われているからです。
過渡期、っていうんですかね?
イノシシの特徴を残しながら、でも豚として人に飼われているという、絶妙なポジションにいる豚なわけです。
実際、絶滅危惧種と言われていて。
イタリア・スローフード協会が認定する、このままだと消えてしまう可能性がある食材を食の世界遺産、味の箱舟プロジェクトに名前が出ちゃうほど。(今帰仁アグーは肉のブランド名。沖縄の在来種豚の総称を島ウヮーと呼びます。ちなみに。)
沖縄の地元新聞にも登場してて。。
しかも、珍しすぎて、あのパンダで有名な「上野動物園」にも飼われているんです。(動物園にいるのも、僕のお店で仕入れている今帰仁アグー生産者・高田さんが寄贈した豚!)
実は高田さん。農学にめちゃくちゃくわしく、元動物園の園長さんだったとか。どれだけネタ持っているんだってかんじですが……
そこのくわしいところ、取材する前に自分も知識を仕入れたくって、東京農大の特別展『ブタになったイノシシ展』にいってきました。
(記念撮影 w ↓)
そこでわかったんです。
実は豚とイノシシの境界線ってふわ~~~っとしたグラデーションでできているってこと。
くわしくは近日中に!
ってか全力でマニアックだけど、どれぐらい興味もってくれているんだろ。笑
2019/4/14の取材報告会&ディナーの情報はコチラから。
あ、問題です。このパンフレットのコレ↓
なにしているところだと思いますか?回答(高田さんの見解)は次回!
刮目して待て!w