You can't judge a book by its cover
You can`t judge a book by its cover
本を表紙だけで判断してはいけない
という有名な英語のことわざがあります。
言い換えると、人や物事を見た目で判断してはだめってことです。
東京で生活すると色々な人を見かけます。
金髪でネックレスぶらさげた人が高級車を乗り回していたり、チャラチャラした大学生が駅前でわけわからない歌を歌っていたり、挙げるときりがありません。
イメージというとのは簡単に私たちの思考を操ってしまいます。「印象」が私たちの脳に与える影響はとても大きいのです。
だから簡単に、勝手に自分の解釈で評価してしまう。価値をつけてしまうのです。
暇だった私は、駅前で歌っていたその大学生の歌を少し聴いてみました。
彼が歌っていたのは「世界平和にするための歌」。幼い頃に父を亡くした経験から、大切な人はいつ居なくなるかわからない。だから今を大切にしよう。周りにいるたちに感謝しよう。
そういう歌でした。
普段だと、聞かずに立ち去る私。その人を見ようとしない私。
一度聞いてみると、すっかりハマっていた。
人はそれぞれ悩みながら、戦いながらいきている。
そこに目を向けようとする人は強い人だ。
もしかしたら、高級車を乗り回していた金髪の男は相当な苦労人なのかもしれない。
いろんな人の底にあるものに目を向けてみよう。その一歩だけで、ちょっぴり心は豊かになる。社会は良くなる。
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