しぐなるれいん
臆病からではなく、弱さからではなく、スポットライトを譲ってきた人を僕は知っている
他人を傷つけず、他人を責めず、自らを殺してきた人を僕は知っている
辛さを笑顔に変えて、誰かの幸せを祈り続けてきた人を僕は知っている
他人の悩みを背負って、自分の悩みを背負わせない人を僕は知っている
他人のために平気で傷を負う人を僕は知っている
他人の気持ちを必死に理解しようと気を配り続けてきた人を僕は知っている
優しい人はどこまでいっても優しいということを僕は知っている
そういう人は、自分のためにって言われてもピンとこないことも僕は知っている
だからこそ、そんな暗いとこにいてはいけない
ちゃんとスポットライトのあたる場所にいなきゃいけない
その優しさに気付けない人たちのために
その優しさを必要とする人たちのために
いるべき場所に戻りなさい
いるべき場所を取り戻しなさい
あなたとあなたの大事な人たちの幸せのために