伝言ゲームは要らない。


ダーキシ・セカンドシーズン。

始まったようですね。


テレビやなんかで政治を誰かが

解説してる場面があるでしょ?


政治家の気持ちやねらいとか

党の狙いとか、人事とかね。

主にニュース番組で。


政治家がしゃべるのを

私たちが聴くのではなく

解説者がしゃべるのを聴くのは

なんか違うなと感じる。


メディアが勝手に決めつけて

このスタイルで放送してるけど。

昔はいいがいまの時代には

逆に合わないことも多いかな。


本人からメディア、そして

メディアから私たちへ。


この伝言ゲームになるのは

本人はもとより

私たちも本意じゃない。

途中で熱が冷めるから。


せっかく技術が発達したんです。

直接に知ることが可能になった。

意識的に変えてみましょうよ。


もうメディアが代表者気取りで

聴いて、こうですよと広める役割は

終わったんじゃない?


事実をそのままダイレクトに

伝えてみる方向にシフトすると

みんな、もう少し真剣になる。

聴こうとする雰囲気になるから。


誰が言ったかわからないことを

見聞きするよりは、本人の表情や

しぐさ、雰囲気をみながら

言葉を聴いて感じ取ること。

いまの時代は効き目があると思う。


フル動画はネットで、みたいな

逃げ方をするのもナンセンスで。

テレビメディアだからこその意味。


政治家が話す言葉を編集せずに

広く多くの人に届けられるのは

テレビメディアであるし。


直接に見聞きできるほうが

実はインパクトがあるし

次第に引き込まれていく。


間違った表現や情報を恐れて

本当のことを隠したり、

削ることで印象操作したり。


これまで散々やってきて

呆れられているのがメディア。


勝手な編集やまとめ、解説は

あとで別でやればいいんです。

詮索好きなやつがみればいい。


うまくやろうとすればするほど

相手には、逆に伝わらない。

そんなこともあるはずです。


今回の岸田の会見についても

映像をカットせずに

あえてそのままつかって

放送することのほうが

切り取る要点だけよりも

大事な雰囲気が伝わる。


すると話す側も意識が

ちょっと変わってくるから。


大事な会見はその後の放送予定を

変更して放送するくらいでいい。


興味が持続したり、

印象が変わっていったり

することだってある。


実際に編集せず国民が見ると思うと

本人もわかりやすく説明するように

変わっていきますよ、きっと。


わかる人だけわかればいい

みたいな切り口でやりながら

興味持てっていっても

興味もつはずがないんです。


岸田は滑舌があいまいなタイプ。

もっと伝わるように練習するでしょ。


単なるスキル上げにとどまらず

いまよりも、あら不思議。

言葉にチカラが生まれ

熱意が伝わり始めるはず。


国民に向けて聴かせようと

している総理大臣はいままで

どれだけいましたか?


ここ最近の総理大臣は

誰に向かって話しかけているのか。

何も伝わってこない連中ばかり。


少しでも声を張る、伝えようとする

意識をもっと高めるべきでしょ。


話すことが戦いの場になっている

そんな人がちゃんと信頼されていく。


人はそれを見て、何かを感じるから。

何かを感じれば、行動にもつながるから。


私たちもいまは

もっと簡潔に、ほら。

かいつまんで話して。

早く、忙しいからさ。

って思ってる人も多い。


だからちゃんと言葉を

聴いていない可能性もある。


人を心で、言葉で動かせる人に

総理大臣も成長しなきゃ。

まだまだですよ(笑)

総理大臣であっても。


国民が政治に興味を持つような

工夫がもっとあっていい。


特に公共性の高いテレビは

他の情報もコンパクトにまとめ

あらゆる世代にわかりやすく

より多くを伝えようとしてきた。


でもそのやり方を続けたことで

大衆は依存を強くしてしまい

自分で情報を取捨選択することも

あまり得意ではなくなった。


ずっと丁寧に解説された答えを

欲しがっていてもダメで。

人間は成長しませんよね。


自分で考えて、気づいて理解して

人間って成長していくんですから。


整理された情報なんぞ、

すぐ剥がれる。

それこそネット上に情報は

あふれかえっているから。


あえてテレビは時間かけてもいい。

トレンドの逆をいくと

より印象に残ることもある。


引っ付けただけの情報より

自分の内側から上がってくる

考えや意見のほうが

人をつくってくれる気がしますね。


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